西上州の瑞牆山!御堂山(みどうやま)


- GPS
- 03:30
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 555m
- 下り
- 547m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(バス停標識があったので、大丈夫かな?と迷いましたが、上毛新聞社発行の『ぐんま百名山』で駐車スペースとして記載されているため、駐車可と判断しました) 登山道になっている林道にも複数の駐車可能なスペースがありました。奥へ行く程悪路になるので、普通車では登山口標識をすぎてすぐの左側スペース(3台くらい)が無難だと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはありません。 積雪はほとんどありませんでした。凍結はいくつかありましたが、注意すれば避けられる程度でした。 アイゼンは使用していません。 固定ロープが張られた箇所や痩せ尾根がありますので足をすべらせないよう注意が必要です。 ピンクのテープが豊富にあり、道迷いの危険は少ないです。 |
写真
感想
日曜日は天気崩れると思ってたら予報が晴れに変わったので、どこか登ることにした。
なかなかちょうどいい山がないなあ、と前夜に『ぐんま百名山』をぱらぱらしてたら見つけたのが御堂山。
じじ岩とばば岩の写真が決め手。物語山の近くだから道もOKだし、決定。
朝起きると曇り空。うちから荒船山が見えないということは下仁田は雲の中なんだろうか。
でも予報は晴れ間がでるというし、だんだんよくなるかも、と期待して出発。
春を感じながら歩いた昨日とは違って今日は日差しもなく空気も冷たい。
登山口からしばらくは林道歩き。物語山よりは短いけど。
なんだかこの日は「ギイイ」と鳴く鳥が多く、ちょっと不気味。
まるで侵入者を主に知らせるかのようにギイギイけたたましく鳴いている。
空もどんよりだし。だんだん気にならなくなったけど。
林道に1台駐車してあったので先行者はいるようだ。
林道が終わって涸沢を詰めて滝に突き当たったあたりで熊鈴の音がきこえる。
滝を越えてすぐに先行の夫婦に追いついて先に行かせてもらった。
広々してきたらすぐにコルに到着。
まずは左手の痩せ尾根をじいとばあと展望台へ。
岩峰をまくところでは少し雪があって下降に気をつかったけどコルから10分ほどで展望台。
目の前にいきなりじいとばあがどーん。
なかなかの壮観。
この奇怪な感じは前にもどこかで、そう、瑞牆山だ。
御堂山は西上州の瑞牆山!
ちょうどお昼になったし、じいとばあを眺めながら昼食にする。
二人は向かい合っているんだろうか。
いったいどれだけ昔から?
二人でどんな会話を?
いつも並んでいて、いいなあ。
あなたたちのようになりたい。
時折冷たい風が吹き付けて寒いので、おにぎりは山頂で食べることにして動き出す。
去り際にじいとばあを振り返ってじいの基部に突起を発見。
おじいさん、元気だね。
再びコルを経て、山頂を目指す。若干凍結があるけど、歩きやすい道。
すぐに高石峠への分岐に到着。ここから山頂へは直登のピストン。
途中までけっこう傾斜があり、ひっそり凍結してたりするので足下に注意しながら登る。
傾斜がゆるまれば山頂はすぐ。
途中で追い抜いた夫婦が休んでいる。
展望台に来なかったから、ああ山頂に向かったんだなーとわかっていたけど。
山頂からは北面に妙義が近い。
ちょっと木に邪魔されるけど、晴れていれば妙義の展望台としてもいい山だと思う。おにぎりを食べて、しばらく妙義を眺めて物思いに耽る。
さて帰ろう。夫婦はまだ休んでいる。
下りは高石峠を経て根小屋へ下りるという破線ルートをとれば周回もできるけど、破線は一人で行くのはまだ早いなと思っておとなしく往路をピストンする。
随所でじいとばあが見える。
林道終点あたりまで下って来ると、またギイイの鳥が多くなる。ねじまき鳥にしてはねじを巻き過ぎだろう。
標高は低くても、簡単なハイキングにはおさまらない。
ひとくせふたくせある感じの山がこのへんには多い。
西上州の瑞牆山、御堂山もそんな山々の中で個性を放っていた。
結局晴れ間はでなかったけど、静かで面白い山だった。
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