会田宿〜刈谷原峠・傘山 善光寺街道散策その4

2019年02月11日(月) [日帰り]

• GPS: 05:10
• 距離: 15.9km
• 登り: 750m
• 下り: 719m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:35
• 休憩: 0:15
• 合計: 5:50

9:20 四賀支所
11:15 11:25 刈谷原峠
13:00 四賀支所
13:25 殿野入春日社
14:25 14:30 傘山
15:10 殿野入春日社

＊四賀支所と傘山登山口の間は車移動の為、実際の歩行時間は5時間15分
＊刈谷原集落〜刈谷原峠、傘山には数cmの積雪箇所あり、雪山ハイキングとしました

天候

曇り後晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【会田宿〜刈谷原峠】
松本市四賀支所駐車場に駐車

【傘山】
四賀支所から国道143号線に入り、南下
バス停「錦部口」を直進、約2km先のバス停「宮前」で左折
殿野入春日社を目指すと、神社道路脇に二台程の駐車スペース

コース状況／危険箇所等

【会田宿〜刈谷原峠】
刈谷原集落外れ迄標識の整備された舗装道
ゲートのある林道への入口がわかりにくいです
旧道分岐から峠まで廃道になっていると思われ
峠まで未舗装の林道歩き（車も通行できる道路）

【傘山】
松茸山なので踏み跡が入り乱れていますが、明瞭です
（シーズン中は登山しない方が無難）
送電鉄塔巡視路の標識を頼りに進むと良いと思います
巡視路を離れ、右の尾根伝いに行くと林道出会い
二つ目の鉄塔付近がカヤトの藪で踏み跡が不明瞭
林道から傘山への取付き箇所は大きなカーブの手前で
傘山登山口の小さな手作り標識があります

その他周辺情報

西条温泉　とくら
日によって湯の色が変わることがあり、
今日はどんな？とわくわく期待してしまう温泉
日帰り入浴は、410円
http://www.tabitora.co.jp/tiger/info/hotelInfo/?g=null&h=404

写真

2/11 9:22

四賀支所
今回も駐車場にお世話になりました。日曜日で、殆ど駐車している車なし。

2/11 9:34

浄雲寺
歩き出してすぐ、通りがかりに立派な山門が目に入りました

2/11 9:37

保福寺橋
保福寺峠の下から流れ出す保福寺川は会田宿へと緩やかに流れます

2/11 9:40

標識完備

2/11 9:54

道祖神
街道歩きの楽しさはこんな発見にも

2/11 9:54

油坂バス停
バスを利用できないかと散々悩みましたが、本数が少なく、往復にせざるを得ませんでした

2/11 10:13

保福寺川上流方面の山々

2/11 10:17

刈谷原集落への近道（旧道が残されているといった方が良いかもしれません）

2/11 10:17

標識のすぐ脇に昔の面影を残す民家

2/11 10:24

中部北陸自然歩道案内板
ここで国道143号線を横断

2/11 10:24

刈谷原峠まで2.2km

2/11 10:26

石仏と桜の老木
桜の満開の頃に、写真を撮ってみたくなります

2/11 10:34

刈谷原集落外れ
峠に向かう街道らしい道の細さになりました

2/11 10:36

雪の積もった谷間に入ります

2/11 10:40

動物の踏跡のみ

2/11 10:42

円柱の壁？
と思ったら、堰堤に突き当たりました

2/11 10:43

右頭上に林道が見え

2/11 10:44

急斜面に踏跡あり、フェンスの扉を開閉して抜けると

2/11 10:45

舗装林道に合流
間違えたかと引き返した車道を行っても、この林道に入れたと思います（但し、見えているゲートが通行可能かどうか不明）

2/11 10:45

振り返った砂防堰堤
円柱を並べたような堰堤は珍しいと思います

2/11 10:55

刈谷原峠一里塚の標識発見

2/11 10:55

堂々とした杉並木
これらは一里塚？

2/11 10:56

分岐
右に行くのが善光寺街道の本来の道筋（地図上で破線）だと思いましたが、不安を感じ、林道をそのまま辿りました。自分の通った林道は地図に記載されていません。

2/11 11:00

大岩
林道はこの大岩を左に巻いて高度を上げていく様子

2/11 11:17

刈谷原峠に到着♪
今朝のものらしい車のタイヤ痕がここでUターン！途中で行き会った散歩中の地元の方が「車で行けるよ！」と話していた通り(*_*)

2/11 11:17

ふと思いついて歩き始めた善光寺街道ですけれど、随分松本に近づきました(^.^)周辺の山や峠にも興味が湧いてきたので、また来たいと思います。

2/11 11:17

古い刈谷原峠の案内板

2/11 11:22

新しい案内板
この辺りは江戸に向かう道との分岐にもなっていたのですね。江戸道は稲倉峠を越え、保福寺峠を越えて上田に向かったのでしょうか？想像していると楽しくなってきます(^.^)

2/11 11:27

さようなら
次回は岡田宿から、刈谷原峠を訪ねようと思います♪

2/11 11:42

道脇にひっそり石仏
忘れ去られた道であることを物語っているように見え、寂しさも

2/11 11:55

ガードレールの隙間で車道を離れます

2/11 12:03

刈谷原集落内の民家
街道沿いの民家の面影をよく残しています。宿を営んでいたのでしょうか？

2/11 12:08

左端が富士塚山、中央がこの後登る傘山、背後に延びる稜線が十観山と入山を繋ぐ縦走路

2/11 12:09

国道143号線を横断
僅か二時間ですっきりと晴れてきました♪

2/11 12:13

左に四賀虚空蔵山、右に大洞山

2/11 12:16

中央に見えているのは、戸谷峰？

2/11 12:34

大洞山

2/11 12:42

右に四賀虚空蔵山

2/11 13:00

会田宿に帰還
次に、近くの傘山に登ります

2/11 13:24

殿野入春日社
参拝して右へ

2/11 13:27

動物除けのフェンスの扉を開閉して通過。いきなり急坂(/_;)

2/11 13:30

平坦道の後の激登りは応えます！

2/11 13:37

送電鉄塔通過

2/11 13:41

見えている送電鉄塔に直登せず、右の松林に踏み跡

2/11 13:44

松林の中は踏み跡が交差していて、鉄塔巡視路の標識に従って登るのが一番明瞭な踏み跡でした

2/11 13:56

自然林に出ると明るさにほっとします

2/11 13:58

二番目の鉄塔に到着
その直後、踏み跡を見失い、左寄りに進みすぎてしまい、尾根に向かって進路変更

2/11 14:07

尾根上に復帰し、やれ安心と思ったら

2/11 14:09

えっ！ここに林道！
意外さに言葉なし…

2/11 14:12

車も通行している模様(*_*)

2/11 14:14

大きなカーブ手前に標識らしきものを発見

2/11 14:14

傘山登山口でした

2/11 14:20

途上に大倒木

2/11 14:23

傘山風穴

2/11 14:24

10cm位の穴
内部が空洞になっているのでしょう

2/11 14:26

祠発見！
山頂は近そう♪

2/11 14:27

祠から少し奥の林の中に山頂標識があり、

2/11 14:27

三等三角点発見

2/11 14:28

樹間に三才山方面が僅かに見えるくらいで、眺望なし

2/11 14:31

祠前に戻り、下山開始

2/11 14:38

林道合流

2/11 14:42

林道を離れます
この林道は地図になく、どこに下るのかわかりませんので、元来た道を忠実に下ります

2/11 14:47

検証その1
尾根に沿って進むべきでした

2/11 14:54

検証その2
送電鉄塔巡視路標識に沿って登るべきでした

2/11 14:58

雲がなければ、北アルプスが見渡せる場所ではないかと思います(/_;)

2/11 15:02

戸谷峰が見えているんでしょうか？

2/11 15:04

急坂でした
写真では全く分かりません(*_*)

2/11 15:11

神社前に帰還

2/11 15:20

一息つくと、目の前の杉の大木に目を奪われました。樹齢はわかりませんが、かなりの時を経ているだろうと思われる御神木です。見上げると疲れを忘れるような爽快感を覚えました。

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

kyom4

ふと思いついた善光寺街道歩きも、今回で4回目。
会田宿から刈谷原集落の間の緩やかな車道を歩き、刈谷原峠まで往復後、
以前から気になっていた傘山が近いので、車で15分程の距離を移動。
何年か前に登った隣の富士塚山と同様、山頂には小さな祠があり
麓に住む村人の信仰の山を感じる静かな里山です。

朝方は薄曇りで、こんな曇り空が一日続くのかと思っていたところ
昼頃から、予想外に頭上にすっきり青空が広り、
どうしようか迷うより、出かけて来て良かったと嬉しくなりました。
街道歩きと登山（と言っても二時間足らずの里山ですけれど）を楽しみ
定番の「とくらの湯」に寄り道して、充実した一日を過ごせました♪