傘山〜三角点「保福寺」・四賀化石館・穴沢のクジラ化石
長野県
kyom4
体力度について
- GPS
- 03:50
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 600m
- 下り
- 596m
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- 山行
- 3:20
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 3:53
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
長野市街より国道19号線経由で 松本市保福寺を目指し、保福寺脇の舗装の細道を走行 「太田」集落内の路肩に駐車しましたが、 防獣ゲート前左に駐車できそうな空き地があります 【四賀化石館】 傘山下山後に松本市街地方面に向かう途中にあり、駐車場完備 【穴沢のクジラ化石】 四賀化石館から穴沢温泉を目指しますが 穴沢温泉入口を通り過ぎてから右折 右脇に案内板あり、道路余地に駐車できます 駐車場所から歩いて数分 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・駐車場所〜尾根合流〜傘山 送電鉄塔分岐標識まで舗装車道歩き 送電鉄塔��3の背後は少し草藪です 樹林帯に入ると明瞭な踏み跡がありました 急斜面の尾根直前で踏み跡微かになり 適当に左に巻きながら尾根に合流 尾根は送電鉄塔巡視路で、踏み跡明瞭 途中松林もあり、シーズンには登山を避けた方が賢明 峠で廃道と思われる林道を横断後 尾根の北斜面を緩やかに巻きながら登る微かな踏み跡があり シダや草に覆われ分かりにくい箇所もありましたが 辿ると傘山北西の鞍部に到達後、僅かな登りで山頂 ・傘山〜三角点「保福寺」〜キャンプ場 傘山頂上から巻き道を忠実に戻ると再び良く踏まれた尾根歩き 三角点「保福寺」の先は藪状態ですが、すぐに廃林道に合流 キャンプ場の一部が見えています ・キャンプ場〜駐車場所 舗装車道歩き |
写真
保福寺仁王門の右脇を登っていく細道を車で走行。果たしてどこまで車で行けるのか？駐車場所がなかったら保福寺向かいの駐車場をお借りしたいと思います。
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仁王門の右脇を登っていく細道を車で走行。果たしてどこまで車で行けるのか？駐車場所がなかったら保福寺向かいの駐車場をお借りしたいと思います。
歩き易い道で送電鉄塔に到着しましたが、この先尾根に向かう道はあるのか？
踏み跡も微かになり、左斜面の獣道かもしれない跡を辿り、適当に尾根を目指しました
きつくても、不安でも、こんなご褒美があるから尾根歩きが止められません(^^ゞ
峠でした草が生え、廃道の感じ。峠を横断し直登で傘山に向かうには急斜面なので「みんなの足跡」で赤点が幾つか記されていた北斜面を巻くような跡を探すと緩やかに西に向かう微かな踏み跡を発見。シダや草に覆われ、獣道も入り乱れ、わかりにくい箇所もありましたが、鞍部に到達。
草が生え、廃道の感じ。峠を横断し直登で傘山に向かうには急斜面なので「みんなの足跡」で赤点が幾つか記されていた北斜面を巻くような跡を探すと緩やかに西に向かう微かな踏み跡を発見。シダや草に覆われ、獣道も入り乱れ、わかりにくい箇所もありましたが、鞍部に到達。
傘山に向かう時には気づきませんでした。天明八年とあり、相当古い石仏と思われます
自分の付けたテープを回収後、更に尾根を東へ進みます。果たして道跡があるのかどうか？
小ピークを巻いている踏み跡は草に覆われ、わかりにくくなっています。やはり藪山シーズは終わっている感じなので、ちょっと遅かったと反省。
この時点では三角点名を知らず、帰宅後に点名を調べるのが楽しみでした
すっきりと晴れたら北アルプス北端が見渡せるのかも
雪もある凍てついた時期に右端の峠から歩いた辛い記憶がフラッシュバック
保福寺に参拝保福寺峠付近を稜線歩きしていた頃は、保福寺町があっても寺が既に存在していない等と勝手に思っており、大変失礼しました。
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保福寺峠付近を稜線歩きしていた頃は、保福寺町があっても寺が既に存在していない等と勝手に思っており、大変失礼しました。
感想
テレビ番組で穴沢のクジラ化石を知り、訪れてみたくなりました。
化石見学だけではもったいなく、傘山から東に延びる尾根を
歩いてみたいと思っていたので、セットにして計画しました。
傘山は以前南から登っており、今回は保福寺からの周回です。
保福寺仁王門の右脇を登っていく細道を車で走行。
どこまで車で行けるのか分からず、道路余地に駐車しましたが、
防獣柵ゲート前に駐車スペースがありました。
クリンソウと言えば紫ばかり見ており、道端に咲いていた
色とりどりのクリンソウに驚き、楽しませて頂きました。
予定コースより手前で、送電鉄塔巡視路標識を発見し、
行ってみると、鉄塔背後が少し草藪だったものの踏み跡があり
急坂の枝尾根を避け、左斜面の獣道のような道を辿えい尾根に合流。
尾根は送電鉄塔巡視路、アップダウンはあっても快適そのものです♪
時に南斜面を巻きながら林道に合流すると、峠でした。
峠を横断し、直登で傘山に向かうには等高線が混み、
「みんなの足跡」で赤点が僅かにあった北斜面を巻く跡を探すと
緩やかに西の鞍部に向かう微かな踏み跡を発見でき、幸運でした。
シダや草に覆われ、獣道も入り乱れる箇所あり、
藪山シーズンの終わりを実感しながら、鞍部に到達。
三角点のある傘山頂上には手製の標識があります。
帰宅後、三角点名「清岳」と山頂名とが違うと初めて知りました。
三角点の少し南にある祠は記憶に鮮明ですが、南から登ると
三角点は祠の少し奥にあり、見つけにくいかもしれません。
尾根を戻り、自分の尾根に合流した地点を過ぎると
小灌木が生えながらも、広い道跡が残っていてびっくり！
小ピークを巻いている踏み跡は草に覆われ、わかりにくく、
やはり藪山シーズ終了の感じに、ちょっと遅かったと反省。
本日楽しみの三角点は、円盤の埋め込まれた新しい三角点。
帰宅後調べ、「保福寺」と分かった時は何か嬉しくなりました。
ただ、三角点先が境界標はあるものの踏み跡なく、
樹林帯内の小灌木の藪漕ぎになり不安になりましたけれど
すぐに廃道と思われる広い道跡に合流し、
広い平坦地が段々にあり、キャンプ場でした。
キャンプ場から駐車場所まで舗装道歩きだったのは意外です。
保福寺峠付近を美ヶ原に向かって稜線歩きしていた頃は、
保福寺町があっても保福寺は既に存在していない等と
勝手に思っており、大変失礼したお詫びの兼ねて参拝。
仁王門、八十八の石段上の屋根を被った杉の巨木跡、居並ぶ石仏に
保福寺峠にある万葉集の歌碑と共に歴史の古さを感じます。
穴沢に向かう途中なので、四賀化石館を見学。
天井の青い光に照らされ、古代のクジラが泳いでいるのが幻想的です。
信州は海の底だったなんて信じられませんけれど、
四賀化石館の次に穴沢のクジラの化石を見学。
川にかかる橋を渡ると、整備された階段があり、
屋根とガラスに囲まれた斜面にクジラの大きな背骨の化石が
二枚の案内板と共に蛍光灯に照らされていました。
今日は、保福寺峠に思いを馳せる登山だけでなく、
古代世界にも足を踏み入れた気がして、
自分の中では壮大な旅をした気のする一日でした。
時季を選べば、入山まで尾根伝いに行けるのではないかと、
ふと、惹かれてしまうのは悪い癖だと思いますけれど…
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