記録ID: 1732786
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積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
爆風とラッセル 唐松岳を目指す (丸山まで)
2019年02月17日(日) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:31
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 557m
- 下り
- 594m
コースタイム
天候 | 晴れ 午後ほど好天に |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
無料駐車場に駐車 ゴンドラまでは徒歩10分 ゴンドラ⇄アルペンクアッドリフト⇄グラートクアッドリフトへ乗り継ぎ ゴンドラ山麓駅で往復チケットを購入(2,900円) その際登山届けをチェックされる *強風でグラートクアッドリフトが動いていない際は 徒歩でも登れないと聞いたが真相不明 |
コース状況/ 危険箇所等 |
グラートクアッドリフトを降り 八方池山荘から登頂開始。 八方池標識まではそれほど風も強くなく BCツアーの人たちで賑わっていた。 標識をすぎると一気に強風と しぶといラッセルが待ち構えていた。 強風は時折立っていられないほどに またラッセルは膝から腰ほどまで 停滞と足元の悪さでかなりの時間を要する 今回はタイムアップで丸山ケルンまで。 どちらにしろ進んだところで 強風で撤退したと思われる。 |
その他周辺情報 | 天候で登山できなかったときのために スキー、スノボ用具を念の為持っていくのもありかと。 |
写真
感想
三度目の正直、唐松岳登頂へ
前回は強風でリフト動かず
前々回はそもそも天候不良で
なかなか登らせてもらえなかったこの山
夏には五竜まで縦走経験もあり
冬がどのように変容しているか
期待半分、不安半分だったが
やはり厳冬期北アルプス
後者が的中した。
八方池まではBCツアーに
コバンザメ状態でハイクアップ。
(すこし滑りたい気持ちに揺らぐ)
標識が見えた途端
いきなりの爆風
ジェットエンジンが目の前にあるんでは
というぐらいの立っていられないレベル
BCの人も転倒し、滑落一歩手前という
あわやな場面も
様子を見、徐々に弱まってきたのと
午後ほど安定するという予報を信じ
とりあえず進むことに
その後はひたすらラッセル地獄
間違ってレノアハピネスで洗ってしまった
バラクラバから強烈なフローラルの香りがする。
息苦しく全くハピネスな気分ではない中
腰まで雪に埋まり
ここらでもう諦めようと思ったところで
丸山ケルンが見えた。
よし、ここが今回の到達点と決心。
なんとかケルンにタッチしすぐ下山。
下りは予報通り天候も回復して
朝の爆風も嘘のようになくなっていた。
白馬岳もわずかに顔を覗かせていた。
(唐松、五竜はこの日結局見えず)
苦労が多かったが山行だったが、登りの際
非常に美しい地吹雪を見た。
シュカブラの波の上を
パウダースノーが流れ
まるで雪山の中で沢登りしているような
状態となった。
登頂はできなかったが
自然の厳しい絶景を楽しめ
いい経験の山行となった。
追伸:発見、実はテムレス、スマホタッチできます。
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