五竜岳・遠見尾根〜雲上の白銀世界をスノーシュー散歩&雪上キャンプ


- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 724m
- 下り
- 834m
コースタイム
2日目:幕営地⇒西遠見山⇒ロープウェイ駅に戻る(約7h)
※超ぐだぐだ山行だったので時間はあてになりません。
天候 | 1日目:曇りのち晴れ 2日目:快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイは上り下りともに乗れますが、リフトは上がりのみ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※トレースはほとんどなし。 ※雪も深めでスノーシューorわかんを常時装着。 ※尾根筋はなだらかで滑落の危険は少ない。 ※雪屁が大きく発達してる箇所あり。 ※中遠見山から西遠見山までは幕営適地多数あり。 |
写真
感想
今シーズン初雪山。
五竜岳には秋に一度訪れたことがあって、
あそこは冬の景色も素晴らしいだろうな〜と、
冬にぜひ一度訪れてみたかったところだった。
冬のテント泊装備ってことで、
荷物は過去最重量級レベル。
肩に、腰に、ずしりとくる。
まずはスキー場のロープウェイとリフトを
乗り継いてゲレンデの最上部まで。
当たり前だけど、
客はスキーヤーとボーダー のみ。
60ℓ級ザック姿でゲレンデを歩く三人組は
かなり異星人っぽい。
リフト終着点からツボ足で歩き始めるも、
トレースなく雪も深めでズブズブはまる。
早速スノーシューを装着。
いつも重いだけでほとんど出番のないこいつですが、
今回は大活躍!ってか、なきゃ進めなかった。
天気はいまいち。
吹雪いてはいないものの、
ガスっててホワイトアウト寸前の状態。
尾根筋まで上がったあたりで
雲の切れ間から青空がのぞきはじめる。
五竜岳もちらちら姿を見せ始め、
テンション急上昇!
尾根に出てからはアップダウンも少なく、
まだ誰も足跡をつけていない新雪の上を
スノーシューで歩いたり走ったり転げたり、、、楽しすぎる!
でも、雪庇には御用心。
明るいうちに早めにテント張っちゃおう!ってことで、
大遠見山の手前に幕営地を定める。
夏は指定地しかダメだけど、
冬はどこにテント張っても自由。
五竜岳を正面に望む雪原という
最高に贅沢なロケーション。
今週末の入山者は自分たちだけだったようで、
どっぷりと静謐な自然に浸ることができた。
テント泊できると冬でも山選びの幅が広がるな。
夜はテントの中で肩を寄せ合い、
ホルモン野菜炒め、とり味噌鍋、うどんなどをたらふく喰らう。
予想はしてたけど、夜は寒かったー!
いくら厳冬期を過ぎたとはいえ、
モンベル♯4のシュラフではかなり辛め。
ダウンジャケットを着込み、
ホッカイロを貼りたくってなんとかしのぐ。
さて、翌朝。
ちょいと寝坊してテントから顔を出すと、
おぉっ!どうやら晴天のよう!
テントからはい出して周囲を見渡せば、
雲海の中から太陽があがっている真っ最中!
その朝陽を後立山の峰々が受けて、
ほんのりと赤く染まっている。
雲海の向こうには信越の山々も浮かびあがり、
なんとも幻想的な景色。。。
これだ、これが見たかったのだ!
朝からテンション上がりまくる。
しかし、こんなにパーフェクトな条件は、
そうそうないんじゃなかろうか?
朝食を終え、テントに荷物を置いて、
ピストン装備で五竜岳山頂方面へ。
山頂アタックは実力的に無理っぽいけど、
まぁ行けるとこまで行ってみようってことで。
真っ正面に五竜岳の勇姿を望みつつ、
今日も快適なスノーハイク。
歩くこと約1時間、西遠見山に到着。
五竜岳から鹿島槍ヶ岳へ続く、
雪を纏った岩稜が大迫力!
圧倒的なスケールの風景に、
ここは本当に日本か?!
って、錯覚しちゃうほど。
いやー、ホント素晴らしい!
またとない晴天だし、
五竜岳山頂まで行ってみちゃう案も浮上。
でも、自分的にはもう大満足。
欲張って山頂をめざすより、
満ち足りた気分のまま穏やかにここを後にしたい。
同行者は未練が残るようでしたが、
結局今回はみんなここまで。
雪上に寝っ転がって絶景を堪能しつつ、
あったかいお茶とお菓子でまったり。
ふぅー、最高の気分♫
小一時間をここで過ごした後、
五竜岳に背に下山開始。
下りは下りはでまた眺めが良い。
途中でテント回収&昼食を挟み、
スタミナ不足やお団子雪に泣かされつつも、
無事にロープウェイ乗場に帰還。
下山後のご褒美は、
エスカルプラザ内のハーゲンダッツ!
ストロベリークレープ!
550円!
温泉は車で十郎の湯へ。
あったか〜いお湯に浸かって極楽気分♫
はじめましてvottiと申します。
五竜岳の武田菱に、鹿島槍、信越の山々…
いいお写真ですね〜
とくに武田菱に感動いたしました
テント泊にあこがれます。
おつかれさまでした。
お褒めの言葉、ありがとうございます!恐縮です。
武田菱、有名なんですね。
行くまで全く知りませんでした(笑)。
テント泊は面倒だし大変ですが、
そこにいろいろ工夫しがいがあって楽しいですよー。
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