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Yamareco

記録ID: 173350
全員に公開
雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

五竜岳・遠見尾根〜雲上の白銀世界をスノーシュー散歩&雪上キャンプ

2012年03月03日(土) 〜 2012年03月04日(日)
 - 拍手
Akto その他2人
GPS
32:00
距離
9.8km
登り
724m
下り
834m

コースタイム

1日目:リフト山頂駅⇒大遠見山近辺で幕営(約5h)
2日目:幕営地⇒西遠見山⇒ロープウェイ駅に戻る(約7h)
※超ぐだぐだ山行だったので時間はあてになりません。
天候 1日目:曇りのち晴れ
2日目:快晴!
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
 エスカルプラザの駐車場を使用。スキー客向けの駐車場は夜間閉鎖となるため、関係者向けの駐車場を案内されました。あと、エスカルプラザ内には仮眠室があったので、前夜泊に使えるかも?!
 ロープウェイは上り下りともに乗れますが、リフトは上がりのみ。
コース状況/
危険箇所等
※トレースはほとんどなし。
※雪も深めでスノーシューorわかんを常時装着。
※尾根筋はなだらかで滑落の危険は少ない。
※雪屁が大きく発達してる箇所あり。
※中遠見山から西遠見山までは幕営適地多数あり。
冬のテント泊装備ってことで、荷物は過去最大にヘビー級。
2012年03月05日 21:49撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/5 21:49
冬のテント泊装備ってことで、荷物は過去最大にヘビー級。
歩き始めるも、ホワイトアウト寸前状態。
2012年03月03日 12:27撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/3 12:27
歩き始めるも、ホワイトアウト寸前状態。
トレースのない新雪のうえをスノーシューでゆく。パフパフ気持ちいい!
2012年03月03日 14:04撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/3 14:04
トレースのない新雪のうえをスノーシューでゆく。パフパフ気持ちいい!
少し晴れてきて、雲の切れ間から五竜岳もチラリ。テンション↑
2012年03月03日 14:57撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/3 14:57
少し晴れてきて、雲の切れ間から五竜岳もチラリ。テンション↑
雪屁がスゴイ!
2012年03月03日 15:25撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/3 15:25
雪屁がスゴイ!
五竜岳を正面に望む贅沢なロケーションにテントを張る。
2012年03月03日 17:00撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/3 17:00
五竜岳を正面に望む贅沢なロケーションにテントを張る。
左手には鹿島槍ヶ岳も望めます。どっちもカッコいいな〜。
2012年03月03日 17:07撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/3 17:07
左手には鹿島槍ヶ岳も望めます。どっちもカッコいいな〜。
ご来光、雲海、テント。
2012年03月04日 06:31撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 6:31
ご来光、雲海、テント。
朝焼けにほんのり赤く染まる五竜岳。
2012年03月04日 06:22撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 6:22
朝焼けにほんのり赤く染まる五竜岳。
こちらは鹿島槍ヶ岳。
2012年03月04日 06:27撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 6:27
こちらは鹿島槍ヶ岳。
雲海の向こうには信越の山々が浮かんでいるよう。
2012年03月04日 06:23撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 6:23
雲海の向こうには信越の山々が浮かんでいるよう。
なんとも幻想的。。。
2012年03月04日 06:34撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 6:34
なんとも幻想的。。。
フォトジェニックな木。
2012年03月04日 06:38撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 6:38
フォトジェニックな木。
出発!五竜岳を正面に望みながら進む。
2012年03月04日 08:07撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 8:07
出発!五竜岳を正面に望みながら進む。
うはっ、すごい迫力!ちょっとアルピニスト気分♫
2012年03月04日 08:35撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 8:35
うはっ、すごい迫力!ちょっとアルピニスト気分♫
ドカーン。
2012年03月04日 09:06撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 9:06
ドカーン。
雪上に寝ころんで絶景鑑賞会。
2012年03月04日 08:46撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 8:46
雪上に寝ころんで絶景鑑賞会。
なんだか、、、
2012年03月04日 08:58撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 8:58
なんだか、、、
もう、、、
2012年03月04日 09:39撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 9:39
もう、、、
すばらしすぎて、、、
2012年03月04日 09:07撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 9:07
すばらしすぎて、、、
ずっと見惚れてしまいました。
2012年03月04日 09:40撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 9:40
ずっと見惚れてしまいました。
眼下には白馬村と信越の山々。
2012年03月04日 10:14撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 10:14
眼下には白馬村と信越の山々。
アルピニスト風一枚。
2012年03月04日 08:57撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 8:57
アルピニスト風一枚。
下りは下りでまた景色が良い。
2012年03月04日 10:31撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 10:31
下りは下りでまた景色が良い。
信越の山々を望みながら…
2012年03月04日 10:38撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 10:38
信越の山々を望みながら…
中遠見山へと続く尾根。
2012年03月04日 12:32撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 12:32
中遠見山へと続く尾根。
街が近づいてきた。
2012年03月04日 13:53撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/4 13:53
街が近づいてきた。
ゲレンデ内を歩く。
2012年03月04日 14:27撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/4 14:27
ゲレンデ内を歩く。

感想

今シーズン初雪山。
五竜岳には秋に一度訪れたことがあって、
あそこは冬の景色も素晴らしいだろうな〜と、
冬にぜひ一度訪れてみたかったところだった。

冬のテント泊装備ってことで、
荷物は過去最重量級レベル。
肩に、腰に、ずしりとくる。

まずはスキー場のロープウェイとリフトを
乗り継いてゲレンデの最上部まで。

当たり前だけど、
客はスキーヤーとボーダー のみ。
60ℓ級ザック姿でゲレンデを歩く三人組は
かなり異星人っぽい。

リフト終着点からツボ足で歩き始めるも、
トレースなく雪も深めでズブズブはまる。
早速スノーシューを装着。
いつも重いだけでほとんど出番のないこいつですが、
今回は大活躍!ってか、なきゃ進めなかった。

天気はいまいち。
吹雪いてはいないものの、
ガスっててホワイトアウト寸前の状態。

尾根筋まで上がったあたりで
雲の切れ間から青空がのぞきはじめる。
五竜岳もちらちら姿を見せ始め、
テンション急上昇!

尾根に出てからはアップダウンも少なく、
まだ誰も足跡をつけていない新雪の上を
スノーシューで歩いたり走ったり転げたり、、、楽しすぎる!

でも、雪庇には御用心。

明るいうちに早めにテント張っちゃおう!ってことで、
大遠見山の手前に幕営地を定める。
夏は指定地しかダメだけど、
冬はどこにテント張っても自由。
五竜岳を正面に望む雪原という
最高に贅沢なロケーション。

今週末の入山者は自分たちだけだったようで、
どっぷりと静謐な自然に浸ることができた。
テント泊できると冬でも山選びの幅が広がるな。

夜はテントの中で肩を寄せ合い、
ホルモン野菜炒め、とり味噌鍋、うどんなどをたらふく喰らう。

予想はしてたけど、夜は寒かったー!
いくら厳冬期を過ぎたとはいえ、
モンベル♯4のシュラフではかなり辛め。
ダウンジャケットを着込み、
ホッカイロを貼りたくってなんとかしのぐ。


さて、翌朝。
ちょいと寝坊してテントから顔を出すと、
おぉっ!どうやら晴天のよう!

テントからはい出して周囲を見渡せば、
雲海の中から太陽があがっている真っ最中!
その朝陽を後立山の峰々が受けて、
ほんのりと赤く染まっている。
雲海の向こうには信越の山々も浮かびあがり、
なんとも幻想的な景色。。。

これだ、これが見たかったのだ!
朝からテンション上がりまくる。
しかし、こんなにパーフェクトな条件は、
そうそうないんじゃなかろうか?

朝食を終え、テントに荷物を置いて、
ピストン装備で五竜岳山頂方面へ。
山頂アタックは実力的に無理っぽいけど、
まぁ行けるとこまで行ってみようってことで。

真っ正面に五竜岳の勇姿を望みつつ、
今日も快適なスノーハイク。

歩くこと約1時間、西遠見山に到着。
五竜岳から鹿島槍ヶ岳へ続く、
雪を纏った岩稜が大迫力!
圧倒的なスケールの風景に、
ここは本当に日本か?!
って、錯覚しちゃうほど。
いやー、ホント素晴らしい!

またとない晴天だし、
五竜岳山頂まで行ってみちゃう案も浮上。
でも、自分的にはもう大満足。
欲張って山頂をめざすより、
満ち足りた気分のまま穏やかにここを後にしたい。
同行者は未練が残るようでしたが、
結局今回はみんなここまで。

雪上に寝っ転がって絶景を堪能しつつ、
あったかいお茶とお菓子でまったり。
ふぅー、最高の気分♫

小一時間をここで過ごした後、
五竜岳に背に下山開始。
下りは下りはでまた眺めが良い。

途中でテント回収&昼食を挟み、
スタミナ不足やお団子雪に泣かされつつも、
無事にロープウェイ乗場に帰還。

下山後のご褒美は、
エスカルプラザ内のハーゲンダッツ!
ストロベリークレープ!
550円!

温泉は車で十郎の湯へ。
あったか〜いお湯に浸かって極楽気分♫

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コメント

こんばんは
はじめましてvottiと申します。
五竜岳の武田菱に、鹿島槍、信越の山々…
いいお写真ですね〜
とくに武田菱に感動いたしました
テント泊にあこがれます。
おつかれさまでした。
2012/3/8 0:02
votti様
お褒めの言葉、ありがとうございます!恐縮です。
武田菱、有名なんですね。
行くまで全く知りませんでした(笑)。

テント泊は面倒だし大変ですが、
そこにいろいろ工夫しがいがあって楽しいですよー。
2012/3/8 19:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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