観音山〜甲子旭岳( 裏那須のスノーモンスターに会いに)

2019年02月24日(日) [日帰り]

• GPS: 07:54
• 距離: 8.5km
• 登り: 1,002m
• 下り: 992m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:49
• 休憩: 1:06
• 合計: 7:55

7:12 鳥居
9:34 9:40 観音山
11:30 11:50 コブピーク
13:10 13:50 観音山
15:07 鳥居

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

野際新田林道終点前に車を駐車しました。（2〜3台ほどのスペース）
観音沼森林公園の駐車場も利用できるようです。
※国道289号から観音沼森林公園に抜ける道路は通行不可になっていました。う回路で進みました。

コース状況／危険箇所等

●鳥居〜観音山
林道終点手前の鳥居がとりつきとなります。赤リボンが観音山までしっかりと付いていました。（私たちは間違えて林道終点を超えたところにある小さな鳥居から取りついてしまいました。）
登り始めるとすぐに急な斜面の登りとなります。
P1214まで登ると視界が開けはじめます。
一部細い岩尾根の通過があります。スノーブリッジができており、雪解けとともに通過に注意が必要になってくると思います。

●観音山〜旭岳
観音山から標高差100mほど大きく下ります。コルから甲子旭岳までの登り返しは尾根に上がらず偽ピークと尾根の谷間を進んでいきました。
コブの直下でようやくスノーモンスターが現れました。残念ながら雪解けが進みだいぶ小さくなっていました。
核心部のコブへの登りですが、灌木地帯のため踏み抜きが多くなります。ピッケルでの支点もとりずらく、ストックのほうが安全に進めました。
コブが近づくにつれて灌木についた雪の塊でルートファインディングが難しく試行錯誤しました。迷路のような感じです。ルートを探しながら後半はピッケルに持ち替えどうにかコブの上に立つことができました。
コブピークからいったん下り細尾を登り進めると旭岳山頂となります。
※コブピークからの下りはわずか数メートル程でしたが、その先が滑り台のような急斜面のため高度感に圧倒され進めませんでした。今回はコブピークで断念しました。
下山のコブからの下りは、ルートの確認ができましたので、問題なく下れました。登りのほうが難しかったです。

その他周辺情報

道の駅しもごうで車中泊しました。
トイレは観音沼森林公園にありましたが閉鎖されているようです。
最終の支度は「道の駅しもごう」でしました。

写真

2/24 6:23

白河ICから観音沼森林公園へ最短で行ける道路は通行止めとなっていました。案内板通りう回路で進みました。

2/24 6:46

観音沼森林公園までは除雪されています。公園に駐車場がありますが、公園を超えて林道終点まで進みました。

2/24 7:11

林道終点に2〜3台ほどのスペースがあります。駐車できました。

2/24 7:11

駐車スペースの手前の鳥居が観音山への取りつきポイントでしたが、林道終点のロープをくぐり進んでしまいました。

2/24 7:13

ロープをくぐった先に小さな鳥居があったので、事前に確認していた鳥居と勘違いして進んでしまいました。

2/24 7:17

観音山までは赤リボンがあるとのことでしたが、一向に出てこないためおかしいな？と思いながら。地図で確認するとルートがずれていることに気が付きました。

2/24 7:35

ルートを修正しながら尾根への登りに取りつきます。

2/24 7:39

急斜面のため、ここでアイゼンを装着しました。

2/24 7:54

久しぶりのアイゼンの感覚です。雪が締まっているためしっかりとアイゼンが効くので問題なく登れました。

2/24 8:01

赤リボンと合流。

2/24 8:06

P1214mまで上がってくると流石山から三倉山の稜線が見えてきました。

2/24 8:10

視界が開け気持ちよく歩けます。右手には目指す甲子旭岳。まだまだ遠い〜。

2/24 8:22

再び樹林帯へ。

2/24 8:31

岩尾根を通過。雪融けが始まっていたので足場を選んで慎重に進みました。

2/24 8:38

風もなく登山日和。空気が澄んでいて遠くの山々まで奇麗に見えました。

2/24 8:50

もう春山の雰囲気ですね。

2/24 8:59

見上げると。真っ青な空。

2/24 9:03

足取りも軽やかに。

2/24 9:14

素晴らしい景色に何度も振り返ります。

2/24 9:28

太陽がまぶしい。

2/24 9:16

甲子旭岳が少し大きくなってきました。

2/24 9:29

登りが緩やかになると、まもなく観音山山頂です。

2/24 9:29

観音山山頂に到着です。

2/24 9:31

山頂からはパノラマの景色が広がります。流石山から三倉山の真っ白な稜線。

2/24 9:31

燧ケ岳と会津駒ヶ岳。

2/24 9:33

白く浮かび上がる飯豊連峰。

2/24 9:32

しばらく景色を楽しみました。

2/24 9:31

目指す甲子旭岳です。手前のコブが今回の核心部です。

2/24 9:41

いざ甲子旭岳へ！

2/24 9:45

標高差100ほど下ります。

2/24 9:48

コルからの甲子旭岳。登り返します。

2/24 10:01

登山日和でもとても静かな山域です。

2/24 10:03

この辺りでテントを張って過ごすのもよさそう。

2/24 9:56

わずかですが霧氷が見られました。

2/24 9:57

融け始めてキラキラと輝いていました。ちょうど飛行機雲。

2/24 10:04

奇麗なので見上げながら

2/24 10:11

ちょっとひと息。

2/24 10:17

コブの上に人影が見えました。私たちも頑張るぞ！

2/24 10:19

右手の小ピークは左手から巻いていきます。

2/24 10:24

ダケカンバの森から

2/24 10:35

徐々にスノーモンスターの森へ。

2/24 10:41

広がるスノーモンスター。

2/24 10:42

谷すじから尾根へ上がります。

2/24 10:44

ふり返って大白森山。

2/24 10:46

コブが近づいてきました。

2/24 10:47

迷路のようにモンスターの中を進んでいきます。

2/24 10:49

コブの直下はなかなかの大きさです。

2/24 10:50

青空に映えます。

2/24 10:51

この辺りまで来ると大きく踏みぬき始めました。

2/24 10:54

徐々に斜面が急になります。

2/24 10:49

登るにつれ立派なモンスター

2/24 10:55

巨大モンスターをくぐりながら進みます。

2/24 10:58

コブピークまでもう少しです。

2/24 11:13

ピーク手前でピッケルに持ち替えました。

2/24 11:29

場所によってはピッケルが刺さらないところもありました。慎重に登ります。

2/24 11:32

見上げても灌木に雪がついてルートファインディングに難儀しました。

2/24 11:37

だいぶ時間ロスをしてしまいましたコブ上に乗ることができました。

2/24 11:41

コブピークまで来ると甲子旭岳の山頂が見えます。迫力満点。

2/24 11:46

山頂に登山者の姿。

2/24 11:41

山頂までは一度下って細尾根を進みます。

2/24 11:47

コブ直下の下りの雪の付きが悪そうで、下りるのが不安。今回は無理をせずここで断念することにしました。

2/24 11:38

ここで記念に。

2/24 11:44

また挑戦したいね。

2/24 11:48

甲子山からのルートです。

2/24 11:46

甲子山から登ってくる登山者の姿です。緊張感ある登りです。

2/24 11:48

流石山から三倉山の山塊。夏に歩いてみたいところです。

2/24 11:53

名残惜しいですが下山します。

2/24 11:55

下りはルートの確認がしやすかったので問題なく下りれました。

2/24 12:06

下りてきたコブを見上げて。

2/24 12:12

下山は眺望がすばらしい。

2/24 12:18

あっという間に下りてきてしまいました。

2/24 12:25

帰りはのんびりスノーハイクを楽しみながら♪

2/24 12:35

さらさらパウダースノー。

2/24 12:26

正面に真っ白な飯豊連峰。

2/24 12:41

観音山が見えてきました。

2/24 13:14

観音山に戻ってランチタイム。

2/24 13:27

甲子旭岳をみながら♪風がなく本当に穏やかでした。

2/24 13:24

久しぶりに充実した山行となりました。

2/24 14:32

サクサク下りて

2/24 14:59

鳥居に到着。

2/24 15:00

こちらが鳥居です。

2/24 15:01

赤い建物の手前にあります。

2/24 15:02

無事に戻ってきました！

撮影機器：

EOS 5D Mark III CANON

EOS M3 CANON

感想

taka_korin

裏那須のスノーモンスターに会いに冬季限定ルートの観音山から甲子旭岳を歩いてきました。

登山日和の中、雪の状態は良く、気持ちよく雪山ハイクを楽しめました。期待していたスノーモンスターは小さくなっていましたが、コブ下では十分に見ごたえのあるスノーモンスターに出会うことができました。

今回は甲子旭岳山頂まで行くことができませんでしたが、コブピークから望む甲子旭岳の迫力ある山容がとても印象的でした。もっと前へ進みたいという気持ちにかられましたが、安全をとってコブピークで景色を楽しむことに。
帰りは東北の山々を望みながらのスノーハイク。登山者は少なく静かな雪山を楽しむことができました。
甲子旭岳、また挑戦してみます！