京丸山（静岡県）深南部の魅力たっぷりの洞木沢西尾根コース周回

2019年03月02日(土) [日帰り]

• GPS: 08:51
• 距離: 11.2km
• 登り: 1,280m
• 下り: 1,289m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:13
• 休憩: 1:38
• 合計: 8:51

距離 11.2km 登り 1,289m 下り 1,291m

6:30 石切ゲート
6:40 林道より登山道へ
7:10 コンクリートの図根点
9:30 ボンジ山と京丸山分岐
12:15 12:33 京丸山
13:30 14:10 林道へ
14:10 14:50 林道ショートカット道
15:10 洞木沢橋
15:20 石切ゲート
15:21 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

春野町石切集落奥の林道ゲート前に4~5台駐車可

コース状況／危険箇所等

登山ポスト見当たりませんでした
崩れかかっている処など要注意箇所は何か所もありますが慎重に歩けば問題ありません
赤テープを見落とさぬようにすべきと思われます

写真

3/2 6:35

6：33　歩き始めます
右のゲートは京丸山直登コース
私たちは左のゲートから登り、周回して右のゲートに下山です

3/2 6:38

小さな滝を眺めながら林道歩きを10分、

3/2 6:41

この作業小屋の前が登山口でした

3/2 6:42

細い登山道に入ります
ちょっとだけドキドキしながら・・・
いきなりの急登です

3/2 6:46

本日の案内人はこのコース7回目にして5年ぶりの深南部の達人です♪
5年前には赤テープは無かったそうですがどなたかが付けておいてくださったようです

3/2 6:53

ヒメシャラさん、脱皮中(^-^)

3/2 7:09

コンクリートの図根点
図根点とは三角点の補助で置かれた標石のことと教えて頂きました(四等三角点のことらしい）

3/2 7:58

このヒメシャラの根っこは何処から？
周りを見渡してもヒメシャラの木は見当たりません

3/2 8:10

10分ほど先には立派なヒメシャラの木

3/2 8:12

たくさん落ちていたので並べてみましたが何の花？

3/2 8:14

微風ですが空気がひんやり

3/2 8:16

二本並んで仲良しさん♪♪
やっと激登りから解放されつつです
Sさん曰く「竜頭よりきついね」
私は初めてのコースなので楽しくてたまりません
けれども登山口からここまでの急登を想うとピストンだけは絶対に嫌です

3/2 8:18

「もしもはぐれて一人になったら、この二本の赤テープの処は真っすぐに進みやすいけれど進んではダメだよ」
こんな処ではぐれたら遭難するかも(*_*;
とても一人では歩けません

3/2 8:18

こんなにヒメシャラの多い森も初めてです
森閑の森もヒメシャラが明るくしていてくれます

3/2 8:30

栂でしょうか
樹齢何年？

3/2 8:38

恐竜の化石かな(^-^)

3/2 8:39

「ひめしゃらさ〜ん」と抱き付いたら隣の木が両手広げて「やめろよ！」ですって！(笑）

3/2 8:49

油断厳禁
両側が崩れ落ちています

3/2 9:29

ボンジ山が見えてきました
急登からは解放されつつです
立ち寄りたいけれど、登っていたら私の鈍足では明るいうちには帰れません

3/2 9:30

京丸山とボンジ山の分岐
初めてにして山頂標識以外では唯一の案内板
ホッとします

3/2 9:34

竜頭山が少しだけ

3/2 9:48

ブナの林が始まりました

3/2 9:49

竜馬が岳でしょうか

3/2 9:55

ブナの実は山に暮らす動物たちを、ブナの葉は海に流れ着いたら海に暮らす生き物たちを潤すと知りました

3/2 9:58

こんなに豊かなブナの森が有るなんて！！

3/2 10:04

これからどんどん樹齢重ねて逞しく育つことでしょう

3/2 10:23

ずっとずっとブナの森
そして時々はヒメシャラさんも寄り添って♪

3/2 10:27

3/2 10:33

落ち葉に守られてこれから育つ若木たち

3/2 10:33

ブナの密林
夏には葉が繁り空も見えなくなるのでしょうか

3/2 10:36

背比べのブナさん

3/2 10:39

大役終えたブナさんにそっと寄り添う苔や茸たち
重要なのは品格ある衰退でしょうか・・・

3/2 10:47

ブナの森でランチ
ご案内いただいたSさんには心から感謝のひとときです

3/2 11:14

ありがとうと伝えました

3/2 11:16

今日、此処に在る幸せ?

3/2 11:17

おしゃべりが聞こえてくるようです♪

3/2 11:20

そして、いよいよ
シロヤシオの純林です！！

3/2 11:21

「満開の頃は凄いでしょうね」
「ヒルが出るから3月限定でしか歩かない」
ヒルですか・・・

3/2 11:22

う〜ん、凄いだろうな〜

3/2 11:22

ヤシオの向こうには三ツ森山（灰縄山）でしょうか

3/2 11:37

竜頭山です
鉄塔が見えています

3/2 11:39

地図もSさんが用意くださいました

3/2 11:44

樹齢何年のシロヤシオでしょうか！
風雪に耐えて気品あふれる純白の花を咲かせるという強さは何処から？
あなたの優しさに脱帽です

3/2 11:48

岩岳山でしょうか

3/2 11:57

まだまだブナさん
この落ち葉の斜面を転がりたい

3/2 12:03

黒法師岳も！

3/2 12:05

灰縄山

3/2 12:11

京丸山登頂♪
三等三角点

3/2 12:12

すっきりとした展望はないけれどブナさんいっぱい

3/2 12:12

3/2 12:25

「そろそろ下山しようか？」
「あと5分だけ待って！」と名残惜しい私です

3/2 12:47

竜馬が岳

3/2 12:58

痩せ尾根ではロープに助けられました

3/2 12:59

根っこにも助けられます

3/2 13:13

ブナさんありがとう、さようなら

3/2 13:32

一旦林道に出ます

3/2 13:33

向こうの尾根をよじ登って、ずっと歩いて来たのです
充実の一日でした

3/2 13:39

馬酔木の開花も間近

3/2 13:43

振り返って京丸山

3/2 13:47

高塚山

3/2 13:47

岩岳山

3/2 13:49

ヒメシャラ林道

3/2 13:55

転落注意ですよと呼びかけるタイヤでした

3/2 13:55

歩いて来た尾根
ブナ林も見えています

3/2 14:11

山の神様
両手合わせて今日の無事に感謝いたします

3/2 14:11

ここで林道と別れて山道に入ります

3/2 14:14

3分後、ここからショートカット道へ
30分間ひたすら急な下りが続きます
歩き始めの急登に比べれば大したことは無いのですが疲れた脚には堪えます

3/2 14:49

再び林道へ
ここはうっかり左に行ってはいけません

3/2 15:05

昭和48年竣工の洞木沢橋
息子が生まれた年でした

3/2 15:06

洞木沢の清冽な流れ

3/2 15:18

深南部にも春の訪れ

3/2 15:20

林道を30分歩いて車の待つゲートに戻りました
深南部を堪能して、無事に下山できました
言葉にならない幸福感に包まれた一日をありがとうございました

3/7 9:27

3/7（木）　小笠山ウォーキング㉕
明け方までの雨が止みました
馬酔木の花も咲き、2週間後くらいにはミヤマツツジも咲くのでしょうか
今朝はランナーさんとは出会いませんでした

3/8 8:24

3/8（金）小笠山ウォーキング㉖

沢山のヤシャブシの花が林道に落ちていました
花粉症の人は要注意です
好天の今朝は3名のランナーさんと行き交う

3/12 9:11

3/12(火）小笠山ウォーキング㉗

モチツツジの新芽が膨らみ始めました
今朝行き交ったランナーさんが「カモシカと出会ったよ！」

3/12 9:13

ヒカゲツツジも開花が楽しみ♪

3/12 9:51

林道にはスミレ群生♪

3/12 9:54

歩く楽しみが増えました

3/12 12:56

今年は早い！！
例年よりも10日くらい早くワラビを摘みました
摘むのも、いただくのも大好きなワラビです
しばらくは夢中になりそう♪

3/13 7:53

3/13（水）小笠山ウォーキング㉘

今朝は4名のランナーさんと行き交う
「カモシカに逢ったかね？」と聞かれたけれど出会ってません
いつか出逢えるのかな~
山道には小さなスミレ

3/13 16:48

庭では孫とミケちゃんが仲良く木登り♪

3/14 8:05

3/14（木）小笠山ウォーキング㉙

ひっそりとカンアオイの四つ子ちゃん
今朝はいつもの3名のランナーさんと行き交う
78歳のランナーさんとは最近お会いしてません
お元気でしょうか・・・

撮影機器：

Canon PowerShot G9 X Canon

感想

ken222

静かな山を歩きたいと願っていた私は、深南部の達人Sさんから突然に京丸山周回コースをお誘いいただきました。そして念願通りに出会った登山者は一人だけという静寂の山を心から楽しませていただきました。
お声かけくださったSさんとの山行は数年ぶりの2度目ですが、終始私のペースに合わせていただいたおかげで久しぶりの急登も全く苦になりませんでした。
ブナ林やシロヤシオの純林に出会えたことも嬉しくてたまりませんでした
穏やかな顔して迎えてくれた深い森の木々の一本一本に感動をありがとうです。

翌日曜日の今日は雨・・・。京丸山にはどんな雨が降っているのでしょうか。

＜後日記＞
レコをご覧くださった山友より「ずっと以前にボンジ山に一緒に登っているよね」とのこと！
調べてみたら2001年2月に歩いていたのでした。細かい記録は残っていない上に、歩いたことさえすっかり忘れていたのでどんなコースで歩いたのかまでは分かりません。「積雪の山頂で竜頭山を眺めながらランチ」とだけ書いてありました。
ついでに調べてみたところ、京丸山は2002年1月に積雪に行く手を阻まれて撤退したらしいのですが以来行っていません。
こんなに忘れっぽくては品格ある衰退などできるはずありません・・・。