武尊山(名倉沢)
- GPS
- 09:15
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,546m
- 下り
- 1,536m
コースタイム
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 9:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
数日前からの降雪で山はパウダーのはず。
先週の大幽洞窟からのルートの下見もバッチリ。
これは行くしかないでしょう。武尊山。
水上の町は雪が解けビチャビチャ。雪はあるのか?
登山口に着くと15cm位の新雪が。しまった! サンダルで来ちゃった。
何とか靴下を濡らさずプチラッセルのスタートです。しばらく進むとワカンのトレースが。今日のトレースではないな。スキーと違って随分と潜るものだ。ありがたく使わせていただきます。大幽洞窟分岐はもちろんスルー。沢を詰めます。次第に雪も増え脛ラッセルに。ワカンはスキーの倍は沈んでますね。次第に斜度がましワカンおトレースでは登れなくなります。さあ、ラッセルスタート。モフモフ、モフモフ進み稜線に上がると木々の隙間から真っ白な山々が見え始める。燧ケ岳が良く見える所で朝食にします。快晴でサイコーだ。
稜線に出ると先ほどのトレースと合流です。また、トレースを使わせてもらうが膝ラッセルです。まてよ。トレースを外してみる。沈み込みが少なく楽だ。こんなこともあるのか。ほどなくして、単独登山者が現れた。トレースの主です。途中一泊して、そこからたった数百メートルで3時間も掛かって登頂は諦めたそうです。「もうちょっと早く来てくれれば」と嘆いてました。スキーでは登りも下りもアッとゆう間なんですね。
途中ポコを登ったり下ったり。シールのままヒールフリーの滑降は難しいようで後続の二人は転げまくって大笑いです。転んでも全くひるまず、流石はうまいらずメンバー。果敢に滑り、そして転げます。あーたのしい。
そして、稜線から高度を上げつつ沢に下りるとゆう難題をクリアし、あとは急登を登ればゴール。急登が雪崩れそうで危険なにおいがプンプンします。それならばと藪の中を行く。藪の中でもサラサラと流れていく雪。藪漕ぎ正解か。
もう頂上は目前。やったー!と思いきや山頂手前数十メートルがカッチカチの氷化斜面Nagaとゴローさんはクトーを装着。僕はあと数メートルだったので担いで登頂。
やりました。5時間半で登頂。
頂上は今までの静かな山行と打って変わって大賑わい! 引き語りで歌を歌う人も…
川場からなら簡単に来れるようです。穏やかで360度見渡せる快晴。山頂で乾杯し、さて帰るか。
滑走準備を済ませると何やら視線を感じます。こんなにギャラリーがいるのは初めて。しかもコロンじゃいけない氷化斜面。ガッガガー。静かな山に響き渡らせ何とか全員安全地帯に。パウダーをまき散らしながら落ちて行く。
手小屋沢を滑り登り返す予定だったが、すでに沢床は日が当たり全く走らない。早々に稜線に戻り、シールを張ってまたも、すってんころりんで帰ります。名倉沢を目指しトラーバースを試みるがこれが危うく失敗するとこだった。日光を真向に受けた新雪は我々の行く手を阻みます。
やっとのことで、登りで目を付けていた日陰斜面に着くと、雪は生きていました。Nagaが「気持ちイイー!サイコーだー!!」と雄たけびを上げながら落ちて行く。沢床はモナカになっているが、さすが、PON2OON。ボートの様にモナカの上を滑ってく。
林道に出ると雪は全く滑らず後傾を強いられ足はパンパン。ならばバックで。楽だけど危ないですね。
たいへん良い一日になりました。
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