八ヶ岳 西天狗岳・東天狗岳 唐沢鉱泉〜CCW周回
- GPS
- 05:43
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 882m
- 下り
- 864m
コースタイム
- 山行
- 4:52
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:43
8:07 唐沢鉱泉駐車場到着 気温-3℃
8:18 唐沢鉱泉出発
10:04 第一展望台到着
10:42 第二展望台到着
11:30 西天狗岳到着
11:36 西天狗岳出発
11:54 東天狗岳到着
12:23 東天狗岳出発
13:02 中山峠到着
13:06 黒百合ヒュッテ到着
13:26 唐沢鉱泉・渋ノ湯分岐到着
14:01 唐沢鉱泉駐車場到着
平面距離 8.1km
沿面距離 8.4km
記録時間 05:43:48
最低高度 1,869m
最高高度 2,655m
累計高度(+) 910m
累計高度(-) 906m
平均速度 1.5km/h
最高速度 8.6km/h
天候 | 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
唐沢鉱泉までの林道には轍がありカーブの登りは2WD車では苦労しそう |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
笛
予備電池
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
|
---|
感想
山友と北横岳への山行を約束していたが、前日夜に天気予報が晴れでなくなってしまったため山友からキャンセルの連絡が入った。
前日の土曜日は先週以上に好天で空気が澄んで北アルプスの眺めも最高に良い状態だったが、用事があってどうにも無理。
天気予報では晴れのち雨で、降雨は15時くらいからの予想になっている。
晴れていなくても雨でなければ強行したい自分としては、どこか別の山に行きたくて仕方がない。
ちょうどカミさんが仲間と土日富山遠征に出ているので、昨年と同じ4WD車必須の唐沢鉱泉からの天狗岳周回に決定。
本当は下り坂の天気に合わせて早い時間に出発すれば良かったのだが、北横岳への当初の予定に引っ張られて出発が遅くなってしまった。
また、装備も10本爪アイゼンを持たず、不要なストーブと調理器具を持つというちぐはぐなものになってしまった。
北横岳はチェーンスパイクで十分だし、ソロの雪山でカップ麺を食べるつもりもなくカップ麺を持って行かなかった。
唐沢鉱泉へのアプローチ林道は先週の積雪で轍になっていて、圧雪と氷が混ざっていた。
2WD車でも通過出来なくないかもしれないが、カーブの登りや、すれ違い等で20cmくらい積もった雪に突っ込むには4WD車は安心だ。
駐車場には7,8台しか車がなく駐車スペースは十分だが、広く踏まれて圧雪されてはいないので、自力で圧雪しなければならなかった。
昨年は「西天狗岳」の標識を見ていながら黒百合ヒュッテ方面に向かってしまったが、今日は西天狗岳から登る反時計回り(CCW)の周回を行うことにした。
ただ、唐沢鉱泉から西天狗岳へのルートは急登が続き、唐沢鉱泉から黒百合ヒュッテへのルートはなだらかなので、直前まで大いに迷った。
結果、きついとは思うが、昨年と逆回りを選んだ。
最初から樹林帯の中をつづら折れまたは尾根の直登でとても暑い。
歩き始めてすぐに中綿のあるアウターを脱いでウィンドウーブレーカーに着替えたが、毛糸の帽子では額から汗が流れ落ちてくる程で、夏山歩きのような汗のかきかただ。
ただし、樹林帯を歩いている途中までは快晴で日差しも強かったが、直射日光を避けられたのは楽だった。
先週の唐松岳のように一切の日よけがない状態もなかなかつらいもの。
積雪は多いところで30cmくらい新たに積もった様子で、ストックのスノーバスケットは効かないが、新雪歩きをおおいに楽しむことが出来た。
第一展望台に近付いて来たころから空が雲に覆われてきたことがわかっていたが、稜線に出て視界が開けると青空はないけれど予想以上に遠くまで展望出来た。
あとは天候との競争で何とか下山まで降雨を避けたいところだ。
第一展望台から第二展望台へは一旦下る必要がある。もったいけれど仕方ない。さらに第二展望台から西天狗岳への最後の岩場の急登へはさらに下る。そしていよいよ西天狗岳への最後の岩場の急登となる。
西天狗岳の頂上には誰もおらず、写真を撮ってすぐに東天狗岳に向かうことにした。
途中、東天狗岳から登って来られた方があったので話をすると、唐沢鉱泉に降りてから渋ノ湯に向かうとのこと。唐沢鉱泉までのトレースがパッチリなことを伝えたが、唐沢鉱泉から渋ノ湯へのルートを昨日通った方があるのか分からなかったので、その旨伝えた。
結局その方は黒百合ヒュッテに引き返して渋ノ湯に向かうことにしたようで、黒百合ヒュッテで再会した。
東天狗岳に向かう前には3人ほど山頂に見えたが、自分が到着した時には静岡から渋ノ湯経由で来られた方1人のみだった。
東天狗岳の眺望は360度で、新潟の焼山、火打山、妙高山から四阿山、浅間山、白根山、金峰山、仙丈ヶ岳、御嶽山、穂高連峰〜白馬連峰まで見えていた。
東天狗岳到着時は少し風があったのだが、休んでいると風がなくなり30分ほど食事をしながら景色を楽しんだ。
東天狗岳から天狗の庭への下りは急であるが、昨年3月25日に比べて積雪が少なく、先週の降雪でもあまり積もった様子がなかった。
気温が高いこともあり、エビの尻尾らしき物も全くなしで、ハイマツが出ていた。
ここの急傾斜を登るのは昨年かなりしんどい思いをしたが、今年の下りはあっという間だった。
黒百合ヒュッテから唐沢鉱泉への樹林帯は傾斜が緩く積雪も多いので歩きやすいので時々小走りをしながら速歩で下ったが、渋ノ湯との分岐までが長く感じられた。
昨年よりかなり体力が落ちていると改めて感じさせられる山行となったが、やはり天狗岳はとても魅力的な山だった。
また夏にも来てみたいと思う。
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