記録ID: 1754944
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無雪期ピークハント／縦走
中国山地東部
湯岳（トンネル手前市町村境界尾根から・細田林道へ下山）＜鏡野町＞（岡山県の山・美作）
2007年09月26日(水) [日帰り]
岡山県
kurosaki
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 689m
- 下り
- 688m
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日帰り
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:00
9:00
105分
スタート地点上斎原トンネル
10:45
10:50
115分
鞍部
12:45
40分
稜線出合い
15:30
25分
林道出合い（登山口）
15:55
20分
舗装林道出合い
16:15
45分
Ｒ１７９出合い
17:00
ゴール地点
| 過去天気図（気象庁） | 2007年09月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
旧町村境界尾根 R179を上斎原トンネル手前まで進む。右の広い路肩に駐車。道路を横切って谷の右（北）の狭い舗装道（入口に石碑がある）から登り始める。＜または上斎原振興センター前の信号を左折、かみさいばら温泉方向に進み、河川公園で左折、南西方向に伸びる林道を進む。分岐は左。荒れた作業道を登ると境界尾根の鞍部に着くと思われる（未確認）＞。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
07.09.26 ＜上斎原トンネル手前から町村境界尾根を湯岳山頂に登り南尾根から田辺集落へ下山＞ 上斎原トンネル手前の広い路肩に駐車、向かいの石碑の前の舗装道を西に進む。砕石場への道を左に見送り、右前方の草の生えた広い山道に入る。山道は沢に突き当たる（5分）。右へ沢沿いに登る。時折山腹を巻きながら倒木をかわし、沢を詰める。次第に荒れはひどくなり、潅木、イバラが道をふさぐ。沢が大きく二つに分かれるところで進めなくなる。左前方に境界尾根が見えるがまだまだ遠い。仕方なくなくイバラと倒木の正面の山を這い登る。なだらかになって、植林帯は踏跡も見えるようになる。作業道出合い（1時間）。ほっと一息。南西に湯岳山頂が見える。まだまだ遥か彼方、果たして辿りつけるのだろうか。作業道は今は使われていないようだ。下草、潅木、イバラが茂り始めているがこれまでの道に比べればずっと歩きやすい。水平に山腹を西に巻いて鞍部に至る（15分）。荒れた作業道は鞍部を越えて上斎原（北）に下っている。＜上斎原側から登ればもっとたやすく鞍部に到達できたかも知れない＞。鞍部からは南東の展望がよく、泉山、大地山、花知ヶ仙がきれいに見える。 鞍部の尾根の右下のススキを掻き分けると古い作業道が現れる。道はやがて尾根下から尾根道となる。「電電」の石柱があり左に刈り払いの道が山腹を巻くように左に伸びている（25分）。刈り払いはここで終わっているので巻いた道の向こうには登れる山道があるのかも知れない。このあたりまでは登りは緩やか。850.0mピークへの急登手前で踏跡は右に巻き下り始めたので尾根に戻り直登する。低い笹と潅木が少々、それほど気にはならない。850.0mピーク（15分）。このあたりは腰丈の熊笹が密生。右に曲がり釣尾根状の笹原を渡り、左へ。尾根の分岐なので赤テープをつける。やがて根曲がり竹に突入。尾根が広がり帰路を見失いそうなのでこまめに赤テープをつけながら進む。足元が平になり作業道跡かと思ったら主稜の北端に飛び出した（1時間10分）。 主稜には南に向かって柵の跡らしき鉄柱が続いている。尾根の右（西）は熊笹と潅木、中央は根曲がり竹で覆われている。尾根の左は雑木で根曲がり竹は少ないが急傾斜の斜面。滑落が怖くて通れない。結局鉄柱に沿って進むのが一番歩きやすいとわかった。1041.0mピーク（15分）。展望皆無。根曲がり竹が少しまばら。右から尾根が上がってきている。左に少し曲がって再び根曲がり竹の中の鉄柱を追う。次のピーク。尾根右に古い赤テープがちらほら。六ッ合牧場からの登山道はこの辺りで合流するはずだが、山道らしきものはない。04年に登ったときにははっきりと踏跡があったと思うのだが。こちらの登山道も笹に埋もれてしまったのだろうか。湯岳山頂（20分）。申し訳程度に刈り払われた三角点周辺。あたりの笹は腰の辺りまで伸びている。樹間から大地山の稜線。 西の展望は素晴らしい。目前に岡曽山。その奥に不溜山、富栄山、津黒山、森林公園に続く県境尾根。もっと晴れていれば大山まで見えるだろうか。 下山は南に背丈の笹をこいで山頂南直下の笹尾根の左（東）が開けた突端に出る。記憶では山頂からここまで赤テープがあったと思うのだが今はなにもない。踏跡さえない。笹の背丈も伸びて突端からは足元の急斜面がまったく見えない。こんなところが下れるのだろうか。右下高度差100mあたりになだらかになった笹原の尾根が見える。それに向かって尾根があるのが分かったので目標をその方向にあわせ恐る恐る足を踏み出す。どうにか下れそうだ。右に巻きながら尾根筋を探って下る。潅木が絡みつく。腰の剪定ばさみをいつの間にかなくした。潅木を抜けて笹原入口に出る。ススキが繁茂している。左の谷はちょっと深くてトラバースには適さない。谷側（東）に近づきながら笹原を少し登り返す。谷が浅くなったのでトラバースを開始。見ると踏跡もある。ほっとして鋏がないのに気づいたが探しに戻る元気はない。あきらめて隣の尾根に移る（分岐3）。なんとあせた赤テープがあった。嬉しや。潅木も少なく踏跡もあり快適に下る。 尾根分岐2。直進しかけて間違いに気づく。左に修正（35分）。あせた赤テープ。下る。あせた赤テープ。そばまで近づかないとと分からないほど色あせている。安心して注意力が散漫になった。いつまでたっても進路が東方向に転じないことに気づいた（20分）。このままでは道の無い沢に下りてしまいそうだ。テープまで引き返すことにする。手抜きしてテープに戻らないうちに浅い窪みを横切って隣(東）の尾根に移った。しかしじっくり地図を見るとこれも違うようだ。樹間をすかしてみると直ぐ左（東）にここより高い尾根がある。もっと戻ってみることにする。隣の尾根はだんだん近くなってついに合流した（――）（30分ロス）。その尾根を少し下ると赤テープ。やれやれ（分岐1あたり）。下山予定の尾根の左手は下りきるまで深い谷である。谷を左に見ながら南東から次第に東に進路を変える。小潅木が少しうるさくなってくる。ピンクのテープ。さらに下る。右手が開け深い谷あいが前に広がり不安になってくる。東に進んでいるから間違いない。自分に言い聞かす。左の谷が浅くなり瀬音が聞こえ始める。ヤブに突き当たる手前あたりから左の斜面に斜めに降りていくと下生えのほとんどない植林が広がりその下に林道が見えた。2分で林道登山口（20分）＜不安を抱えているとずいぶん長く感じられるもののようだ。実感はもっと長時間に思えた＞。 きれいな林道を右へ。分岐（20分）。＜分岐の手前には恐ろしく潅木やイラクサが繁茂した沢の流れがあった。獣さえ通らないであろう沢のありようだ。あのまま間違った尾根を下っていたらこの沢の上流に出ている。ぞっとした＞。ここからは舗装車道。R179（20分）。三ヶ上、妹山が北に美しく聳えている。疲れた足でR179を駐車地点へ（45分）。(登り3時間45分、下り林道登山口まで1時間15分、駐車地点まで1時間25分） 04.12.11 六ッ合牧場から湯岳往復 牧草の中の（旧）町村境界を登る。牧場の上端あたりで右のフェンスの外に出る。踏み跡を辿る。中腹あたりで展望が開ける。赤テープを頼りに主尾根に登る。右。湯岳山頂（50分）。少し南に笹を分けて進むと南方向の展望が開ける。南北に素晴らしい稜線が続く湯岳だが、ほかにまともな登山道が無いのが残念。北尾根の市町村境界は通れないものか。探索してみたいものだ。下りはフェンス脇を林道まで下る。 湯岳 ユダケ 1057.6m 奥津町 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/search_record.php?uname=kurosaki&request=1&ptid=22114 |
写真
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<2007.09.26> 上齋原トンネル手前 沢の北側 石碑から入る 8：59
鞍部に出る 北に作業道は下る 南東の展望 妹山、大地山、泉山 10：46
見上げると笹原が広がっている 10：47
尾根右下の荒れた作業道を登る
尾根右下の荒れた作業道を登る
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