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記録ID: 175588
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雪山ハイキング
磐梯・吾妻・安達太良

東北南部の山々(1) 残雪の吾妻山

1994年05月04日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:30
距離
10.1km
登り
644m
下り
643m

コースタイム

10:00浄土平-11:00-20一切経山-11:50-13:00鎌池ほとり-13:50東吾妻山-15:00浄土平
天候 晴れ時々曇り
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・四国(新居浜)より郡山まで、一日半のドライブ、走行距離1140km。
・(当日;行き)郡山―福島IC-吾妻ドライブウエー -浄土平
・(当日;帰り)浄土平-会津若松(泊)
コース状況/
危険箇所等
浄土平から一切経山まではほとんど雪はなかった。
鎌池から東吾妻山までは残雪がかなり残っていた。
吾妻山、一切経山への登り
2012年03月19日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/19 13:08
吾妻山、一切経山への登り
一切経山から鎌池方面を望む
2012年03月19日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/19 13:08
一切経山から鎌池方面を望む
一切経山から鎌池方面
2012年03月19日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/19 13:08
一切経山から鎌池方面
一切経山より名前を良く知らない雪の山なみを望む
2012年03月19日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/19 13:08
一切経山より名前を良く知らない雪の山なみを望む
鎌池湖畔にて
2012年03月19日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/19 13:08
鎌池湖畔にて
鎌池湖畔から東吾妻山を望む
2012年03月19日 13:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/19 13:08
鎌池湖畔から東吾妻山を望む

感想

【山行No 198(1)】

※ この年のゴールデンウイークは、10連休が取れた。が、連休前の風邪と仕事の疲れで、
  なかなか本格的な山に行く気にならず、ダラダラとしていたが、
  ダラダラして終わるのもしゃくなので、なんとなく東北地方の山に行ってみることにした。
  出発まで、どこの山に登るかもはっきり決めず、
  とりあえずマイカーで東北まで行ってから、登る山を決めることにして出発。

5月2日(月)
9:50 新居浜出発
 ・マイカーに、登山道具を適当に突っ込んで出発。
 ・平日のせいか、車はあまり混んでいない。大阪付近の天王山トンネル付近が4kmほど渋滞していた程度。
  松山道〜瀬戸大橋〜中国道〜名神道〜東名道を、東へ、東へと進む。
  朝のうち西日本は晴れていたが、関ケ原を越えると、
  東日本はドンヨリとして梅雨空のようだ。静岡付近より霧雨となった。

21:40 東名道 東京IC(走行距離;840km)
 ・12時間かけてようやく東京に到着。ここまではだいたい予想通りのペース。
  しかし、ここから下道の環八道を行くが、すごい渋滞で、
  わずか20kmを行くのに2時間もかかってしまった。
  車で東京の街を走るのは初めてだが、さすがに車が多いな。

0:10 東北道 蓮田SA(走行距離;900km)
 ・0時を越えてさすがに疲れたので、ここで車を停め、車中でシュラフにくるまり寝る。

5月3日(火)
 ・車中での一夜が明けた。今日も上空はドンヨリとしている。
8:00 蓮田SA発
 ・今日からGW後半の連休が始まるせいだろう、東北道は朝からすごい渋滞となっている。
   ずっと、のろのろ運転で疲れる。
 ・今日は、那須連山でも登ってみるか?と予定していたが、
  那須のICは手前より3kmも渋滞しており、降りるに降りられない。
  これは駄目だな、とあきらめ、とりあえず福島まで先を急ぐことにする。
14:00 福島IC(走行距離;1140km)
 ・ようやく28時間をかけて東北に到着。
  車中、いろいろ考えた末、福島ICから降りて、吾妻連峰を目指してみることにする。
  しかし、吾妻連峰へのドライブウエーも結構渋滞しており、天気もどんよりしているので、
  途中であきらめ、今日の宿に向かうことにした。

17:00 郡山着(走行距離;1220km)
 ・途中で予約したビジネスホテルに泊まる。
  結局2日をかけて東北に来たのに、まだひとつの山も登っていない。
  天気予報を見ると、明日も雨模様のようでうんざりするが、
  ともかく雨でもひとつは登ろう、と決意は固い。

5月4日(水)
7:50 郡山発
 ・ドンヨリと霧に覆われているひっそりした街を出発し、吾妻連峰に向かう。
  東北道で福島ICまで、そこから吾妻スカイラインを登ってゆく。  
  標高が1000mを越えたあたりで霧の上に出た。どうも低い層雲だったようだ。
  雲の上にでると薄日も差していて、気分もようやく晴れてきた。

9:30-10:00 浄土平(標高=1580m、気温=15℃)
 ・駐車場は、さすがに今日は天気がイマイチのせいか、車の姿も少ない。
 ・さっそく最高峰の一切経山へと向かうことにする。が、実は、今日は登山地図を持ってきていない。
  駐車場付近の売店に売ってないか?と期待していたが、お土産物ばかりで地図が無くてがっかり。
  ビジターセンターに置いてあった略図を頼りに行くことにする。

 ・天気はまずまずの感じだが、山上は以外と風が強い。
  駐車場では隣の車がドアを開けた拍子に自分の車にドアが当たり、傷がつく始末。
  山頂まで行けるだろうか?とちょっと不安にもなるが、
  前を団体の人たちが行っているので、とりあえず登ることにする。
 ・登山道はガラガラした岩屑だらけの道。強風によろめきながら前に進む。
  予想していたような残雪はなく、完全に夏道になっていた。

11:00-20 一切経山山頂(標高=1947m、気温=11℃)
 ・上空には、青空も見えてきたが、レンズ雲もでていて、上空もすごく風が強そうだ。
  山頂部も、小石が飛ぶほどではないにしろ、立っているのがつらいほどなので、
  風速にして15m/sはありそうな強風だ。
  頂上にはでっかいケルンがあり、その陰に隠れて強風をしのぎつつ昼食とする。

 ・下りは鎌池のほうに下る。
  山頂部から望むと、いかにも天上の別天地のように美しい風景が広がっている。

11:50-13:00 鎌池のほとり
 ・ここは風も弱い。日差しも出てきて上空は青空が広がっているし、
  ところどころに残雪もあり、池の青い色と相まってなかなか良い風景だ。
  あまりに気持ちの良い場所なので、ベンチにごろりと横になって風の音を聞く。
  自分とまわりの山の世界との境界が溶けて消えてゆくような、いい気分だった。

 ・当初は、最高峰の一切経山に登れれば満足と思っていたが、時間の余裕もあるし、
  まだまだ雨になりそうでもないので、鎌池の向こうに見える、鈍頂の東吾妻山にも登ってみることにした。
 ・鎌池のほとりより、樹林の中、緩みかけた残雪を登ってゆく。
13:50-14:00 東吾妻山(標高=1975m、気温=15℃)
 ・ダラダラした道、まだかまだかと思い、疲れたころ、ようやく山頂に到着。
  山頂には長靴姿の子供ずれの家族が1組のみ。
  また雲が湧いてきて視界はあまり利かないが、木々の間から裏磐梯の湖が鈍く光っているのが見えた。

15:00-30 浄土平
 ・天気が本格的に悪くなる前に登山口に到着してほっとした。
 ・目の前には、吾妻富士がちょこんとそびえている。
  観光客らしき団体もぞろぞろと登っているので、とりあえず登ることにした。
  往復15分程度で速攻で登る。

 ・浄土平からは磐梯/吾妻スカイラインを、会津若松方面に下る。
17:30 会津若松着(走行距離 計:1370km)
 ・前日に予約した駅前のビジネスホテルに泊まる。
  ホテルに到着して、ビールを飲みながら夕食を食べていると、外は雨が降ってきた。
  まずは一山登ることができ、満足。
  明日は天気が悪いようなので、桧枝岐への移動 兼 観光の日とし、
  次には会津駒が岳に登ろう。

 ・・・・「東北南部の山(2)会津駒ヶ岳」に続く・・・

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