大和葛城山・金剛山(日本三百名山・二百名山)
- GPS
- 05:55
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,434m
- 下り
- 1,444m
コースタイム
08:05ベンチ08:10
08:45大和葛城山山頂08:55
09:40水越峠09:50
11:30葛木神社11:35
11:50金剛山山頂12:00
13:15公共駐車場
歩行時間5時間15分
天候 | 小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
千早赤阪側のトンネル入り口のすぐ脇に旧道の入り口があり 陸橋を渡る手前に5台ほどの駐車スペース 二つの山を周回するには一番便利な駐車場所なので 早朝に埋ってしまうようです 道路脇にも数台車を置ける余地がありますが バスなどの回転時に迷惑になるといけないので 歩いて五分ほどの公共駐車場に駐車しました 30台くらいは余裕、天気のせいか下山時にも車は5台ほどでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【大和葛城山】 公共駐車場からトンネル入り口までは車道歩きです 陸橋を渡り、左側の竹林を抜けると葛城山登山道の標識あり しばらく簡易舗装された道 沢を過ぎると急坂の杉・檜の造林帯をジグザグに登り尾根に 尾根の取り付きのベンチを過ぎ、急な木段を通過すると緩やかな尾根歩きです 花崗岩の砂地なので思ったよりぬかるみなく、雪・凍結は全くありません 葛城山山頂からはダイヤモンドトレイル(通称「ダイトレ」)を歩きます 標識、木段が良く整備されています ぬかるみはありますが、滑って困るほどではありませんでした 木段は、水越峠に下りる直前までかなり急な箇所も つまずき、転倒注意 【金剛山】 旧道を横切ると「ダイトレ」の石柱が建てられていて東屋があります 林道と半時間ほどで別れ、橋を渡って登山道 俄かに急坂の山腹の綴れ織りの道 張り出した木の根が滑りやすいので注意(雨が降り出していました) 尾根に出てから緩やかに登りを繰り返し葛木神社 手前に僅か凍結の残る箇所がありました 境内一帯が広く、「青崩(あおげ)」へ下る道を探すのが一苦労 目印は丸い時計の付いた山頂標識 その真後ろに道があり、右側に下ります 先に標識はないと掲示されていますが、 分岐点の木にまだ新しい案内板がかけられていました。 造林帯の急坂が続き、ややぬかるんでいる場所もありますが トレースがはっきりついており 特に危険個所はありません |
写真
感想
日本三百名山と二百名山を一日で登ってしまうなんて
なんとも贅沢な話で、わくわくしておりました。
今まで、情報収集不足で一日一山と思い込んでおりましたので
neko-obabaさんのレコ、参考になりました。有難うございました。
一歩踏み出す勇気を頂き、おかげさまで二山達成です!
明け方、千早赤阪の村内から東に葛城山と思われる山が見渡せ
天気がもってくれたらと願いつつ歩き出しました。
小さな沢に沿う緩い道は昨日のようには長く続きません。
いつも感嘆してしまいますが
手入れの行き届いた杉や檜の造林帯の中、次第にきつい登りになります。
なるべく辛さを忘れようと努め、流れる汗に耐えているうちに
ベンチのある尾根らしき場所に到達し、やれやれです。
ところがきつい登りは木段を交えてもう一回、
通過した後は見晴らしの良い快適な尾根歩きになるはずですが
雲が周囲を覆い始め、視界は遮られて行きます。
深山幽谷の雰囲気を味わいながら(仕方なく)行くといつしか広い道に合流。
目の前に巨大な葛城山の文字の看板!
ここは山頂ではなく巨大な観光地のよう。
近くにロープウェイの駅もあるはずですが、
まだ早朝ですし、眺望も期待できない天気ですから、誰も居ません。
階段を緩やかに上がると芝生に覆われた山頂が広がっていました。
この山頂標識、どこかでそっくりな物を見たことがあるような?
そうです、雪倉岳のお隣の朝日岳の山頂の雰囲気です。
初めて朝日岳に登った日も全く視界なし、
おまけに強風で飛ばされそう(谷川朝日岳でも)になり
どうやらそのイメージがずっと付き纏っているような…
おっと脱線です。
いくら雪が消え、無風と言っても即座に身体が冷えてきます。
身体を温める為、早々に金剛山に向け下山開始。
しばらく歩いたところで「ダイヤモンドトレイル」の石柱発見!
この道が、ヤマレコでも大勢の方が記録に載せている「ダイトレ」なんですね!
百聞は一見、今実際に「ダイトレ」を歩いている、この幸せに感謝です。
旧道を横切り、東屋で一息ついていると
トレランをなさっている方でしょうか、
年配ですがとてもお元気そうな方が同じ方向から走って来られました。
これから向かう金剛山のルートについて伺うと、とても詳しく教えて下さり
デジカメを取り出して時計付きの山頂標識の真後ろの道を行けばいいと
写真まで交えて説明してくださいました。
「ダイトレ」の名前は金剛山から来ているとのお話、納得です。
最適なガイドの方に巡り合った、こんな幸運に驚きました。
この場をお借りしましてお礼を申し上げます。
いつしか雨は本降りになり、ぼそぼそと濡れながら行きます。
先ほどまでは殆ど会わなかった登山者ともすれ違うようになりました。
尾根に出るまで、またしてもきつい登り、
張り出した木の根が濡れてきてちょっと注意です。
葛木神社にお参りし、さて時計付きの山頂標識はどこに?
あまりにも広大な境内と言うか、山頂というべきか
どちらに進んだら良いのかわからなくなります。
歩いている人は格段に多いのですが、ロープウェイ利用の人も多い様子。
写真で見せていただいた時計を発見するのに手間取りました。
ポットのコーヒー一杯で冷え切った身体を温め
一気呵成に「青崩」へ下ります。
あいにくの天気に、この険しい急坂を
これから登ろうとする方々に幾人もお会いしてびっくりです。
「お気をつけて!」と申し上げたら
「おおきに!」と優しい言葉が返ってきました。
よく出没(失礼!)されているようですね
雨に霞む葛木神社の雰囲気、いいですね
しっとりと歩く演出をしてみたいところです。
私はこの週末に今年始めての長野県遠征(?)にお邪魔します
monsieurさん こんばんわ
訪問有難うございます
最初は出没の積りが、最近月一の出勤になってしまいました
今回ちょっとハードスケジュールでしたが、気ままに楽しく山歩きができました
つい人に頼りすぎてしまいましたが
親切に教えていただけるので、ついいい気になって怠け者登山しておりました。
セブさんとの山行読ませていただきました。
monsiuerさんのお心遣い、優しいお人柄がしのばれます
信州にいらっしゃるのですか
どこかでまたニアミスしたら、劇的ですね
遠征のヤマレコ楽しみにしていますね
kyom4さんが小雨の雰囲気をも楽しんで歩いておられるのが、目に見えるような山行記録ですね。
写真や文章が詩的で、あぁ、同じ場所を歩いてもこんな風な感じ方をされるのだなぁ。違う魅力を教えていただけたなぁ。とありがたく思っています。
なので、私からも「おおきに」と「ようおこし」(ようこそいらっしゃいました。)と言わせてください。
私のレコにお訪ねいただき有難うございます。
おかげさまで、充実した登山ができ、無事に帰って参りました。
願わくば、両山からの眺望をと言いたいところですが、それではあまりにも欲張りというものですから、行ける機会がありましたらということに
「おおきに」は本当に自然な優しい言葉ですね
その言葉を聞きに、きっとまたそちら方面に伺いたくなると思います
その節はまたレコを参考にさせてくださいね
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