記録ID: 1762821
全員に公開
アルパインクライミング
大山・蒜山
日程 | 2019年03月17日(日) [日帰り] |
---|---|
メンバー |
![]() ![]() ![]() |
天候 | 風雪や霧 風速15〜18m/s |
アクセス |
利用交通機関
九州道〜中国道〜松江道〜山陰道・・・米子東出口〜県道24号線
車・バイク
経路を調べる(Google Transit)
|




地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
表示切替:
コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 本番当日は、ホワイトアウトにより、視界不良・・・ 方向や地形の起伏は識別不能でした〜💦 |
---|---|
その他周辺情報 | 登山前はゲストハウスを利用しました↓↓ http://www.daisen-guesthouse-juan.com/ 登山後はいつもここ♨↓ https://www.daisen.jp/p/kankou/4/yamagawa/88/ |
過去天気図(気象庁) |
2019年03月の天気図 [pdf] |
装備
個人装備 | 長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター バラクラバ 毛帽子 靴 サブザック アイゼン ピッケル ビーコン ゴーグル 行動食 非常食 地図(地形図) トポ コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット ロープ 確保機 ロックカラビナ カラビナ ロープスリング セルフビレイランヤード アッセンダー ハーネス ヘルメット 保険証 携帯 時計 |
---|---|
共同装備 | スコップ ゾンデ ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター ロープ(50mダブル) |
写真
感想/記録
by itousagi
2ピッチ目からも、コンティニュアスで、リードをさせて頂いた。
(コンテは、リスクは高くなり、一人が墜落すれば巻き込まれ、パーティーが全滅する。この場所では、ロープを出すロスタイムを少なくし、移動速度を優先した。よって、スタカットは適さず、他、タイトロープシステムも運用しないと考えた)
スタートするとともに、立木に中間支点を積極的に作りすぎ、確保地点での、スリングやカラビナの不足が懸念された。天候が良ければ、3〜4ピッチでの登攀距離を目安に、ピッチの終了点を判断するのであろう。しかし、ホワイトアウトで方向や地形の識別が不能、曇った眼鏡を着けているような感覚、3mほど先しか見えないまま登攀をし続けた。幸い、稜線手前は、緩やかな斜面で樹木がなかったので、ギアは不足することなく登山道へ上がることが出来た。
中間支点の強度を気にするあまり、立木にスリングをぐるぐると巻きすぎた。結果、後続者がギア回収の際には、すでに凍ってしまい、足場も不安定でスムーズに解きにくかったようである。ラウンドターン結びではなく、ツーバイトやガースヒッチなどを考慮し、場面や状況によって使い分ける必要がある。
途中、傾斜の強い場面では、硬いアイスバーンとサラサラの新雪と思われる雪質の状況、まるで雪の中を泳ぐようなラッセルで登攀した。アイゼンは二度三度のフロントポイントキックで蹴り込み、ピッケルはミドルタガーポジションが有効であった。(ピッケルはMIXルート用を1本のみで使用)
落雷は、夏山シーズンと思い込んでいただけに、腰が抜けそうになった。小屋への避難は、然るべき場所である。頂上小屋を再出発し、稜線上の落雷発生時は、身を低くしながら、複数の人数は固まらないよう距離を置いて、樹林帯のある夏山登山道に速やかに下ることが適切だと考えられた。ところが、実際には、肝心の登山道のトレースは消失しており、最悪の事態が脳裏をよぎったが、GPSで現在地の確認をし、パーティー全体の冷静な行動のおかげで、無事に六号目避難小屋に到着出来たことは良かった。
(コンテは、リスクは高くなり、一人が墜落すれば巻き込まれ、パーティーが全滅する。この場所では、ロープを出すロスタイムを少なくし、移動速度を優先した。よって、スタカットは適さず、他、タイトロープシステムも運用しないと考えた)
スタートするとともに、立木に中間支点を積極的に作りすぎ、確保地点での、スリングやカラビナの不足が懸念された。天候が良ければ、3〜4ピッチでの登攀距離を目安に、ピッチの終了点を判断するのであろう。しかし、ホワイトアウトで方向や地形の識別が不能、曇った眼鏡を着けているような感覚、3mほど先しか見えないまま登攀をし続けた。幸い、稜線手前は、緩やかな斜面で樹木がなかったので、ギアは不足することなく登山道へ上がることが出来た。
中間支点の強度を気にするあまり、立木にスリングをぐるぐると巻きすぎた。結果、後続者がギア回収の際には、すでに凍ってしまい、足場も不安定でスムーズに解きにくかったようである。ラウンドターン結びではなく、ツーバイトやガースヒッチなどを考慮し、場面や状況によって使い分ける必要がある。
途中、傾斜の強い場面では、硬いアイスバーンとサラサラの新雪と思われる雪質の状況、まるで雪の中を泳ぐようなラッセルで登攀した。アイゼンは二度三度のフロントポイントキックで蹴り込み、ピッケルはミドルタガーポジションが有効であった。(ピッケルはMIXルート用を1本のみで使用)
落雷は、夏山シーズンと思い込んでいただけに、腰が抜けそうになった。小屋への避難は、然るべき場所である。頂上小屋を再出発し、稜線上の落雷発生時は、身を低くしながら、複数の人数は固まらないよう距離を置いて、樹林帯のある夏山登山道に速やかに下ることが適切だと考えられた。ところが、実際には、肝心の登山道のトレースは消失しており、最悪の事態が脳裏をよぎったが、GPSで現在地の確認をし、パーティー全体の冷静な行動のおかげで、無事に六号目避難小屋に到着出来たことは良かった。
お気に入り登録-人
拍手で応援
訪問者数:1408人
コメント
この記録に関連する本
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山/行った場所
- 大山 (1709.4m)
- 六合目避難小屋 (1350m)
- 夏山登山口 (780m)
- 大山寺
- 大神山神社 (890m)
- 元谷小屋
- 寂静山 (872m)
- 八合目 (1580m)
- 大山寺バス停 (740m)
- 五合目 (1250m)
- 三合目 (1070m)
- 行者谷分かれ (1250m)
- 石室方面との分岐 (1613m)
- 石室 (1588m)
- 元谷堰堤右岸分岐 (1013m)
- 元谷・下宝珠越分岐 (918m)
- 大山寺橋・南光河原駐車場 (765m)
- 夏山道登山口(大山寺橋側) (765m)
- 大山頂上碑 (1700m)
- 大山火の神岳温泉「豪円湯院」 (765m)
- 大山頂上避難小屋
- 二ノ沢源頭部
- 大山館
- 弥山尾根西陵取付 (1325m)
- 別山バットレス中央稜取付
- 滝沢リッジ取付
- 弥山尾根東陵取付
- 別山幻のカンテ取付
- 別山山頂
登山 | 登山用品 | 山ごはん | ウェア | トレイルラン |
トレッキング | クライミング | 富士山 | 高尾山 | 日本百名山 |
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する