仙丈ヶ岳 戸台〜北沢峠〜長衛小屋
sirius
- GPS
- 28:55
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 2,197m
- 下り
- 2,190m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 4:32
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 11:21
| 天候 | 24日 快晴 25日 快晴のち高曇り テント内は−5℃〜−10℃ 山頂は強風、−10℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
戸台河原駐車場 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
★戸台川の河原歩きは豊富な目印のテープがあり、 迷うことはないが第二堰堤から左岸へ渡るところが注意 ★丹渓山荘〜八丁坂は凍結箇所頻出 最低でもスノースパイク・チェーンスパイク必須 本格的な雪面歩きは八丁坂を登りきってから トレースあり ★長衛小屋テント場 水場・トイレあり 使用可能 ★テント場〜仙丈ヶ岳 トレースあり ルートに困難な箇所や危険箇所はなし 2合目〜森林限界でも幕営可 小仙丈ヶ岳〜仙丈ヶ岳では防風対策はしっかりと |
| その他周辺情報 | ★温泉 仙流荘 入浴料 500円 |
| 予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
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実は左の斜面に
高巻く道があった
下山時に気がついた
滑り止めがないと
絶対危険
特に下山時は
相当ヤバかった
長衛小屋の
テン場です
単独の方と
パーティの
2張りありました
アルファ米と
ボンカレー
ハンバーグ
コーンスープ
簡単にしちゃった
東駒ヶ岳なんて
表記しないでよ
甲斐駒だよ
甲斐駒ですよ
仙丈のピークが
見えた（中央）
その手前の稜線上が
一番風が強かった
仙丈ヶ岳
3033m
強風、−10℃
登頂はおそらく
十数年ぶりか
装備
| 個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
靴下
グローブ
予備手袋
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
行動食
飲料
水筒（保温性）
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図（地形図）
ヘッドランプ
予備電池
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
|---|
感想
積雪期の仙丈はこれが初めて。
というか無雪期に登ったのがいつだったか。
思いだせないくらい久しぶりだった。
ルートは地蔵尾根も考えたけど無難に戸台からにした。
スタート前に下山した方から話を聞けたのはよかった。
特に八丁坂の凍結状態のことは有益だった。
前日は悪天で小仙丈で引き返してきたという。
こんなことなら鳳凰に行ったほうがよかったと仰っていた。
話の内容と駐車台数からトレースはあるだろうと踏んで
わかんは持たなかった。
戸台川の河原歩きは右岸を忠実に行き、第二堰堤から
左岸へ移る。その先は豊富なテープに導かれていつしか
廃墟と化した丹渓山荘に着く。休憩をとってスノースパイクを
装着。八丁坂は凍結しまくっていて特に下山時はヤバかった。
樹林帯に入って雪面歩きになり幾度か林道を横切り大平山荘を通過
して北沢峠へ出た。トレースには感謝しかない。有難いことでした。
テン場には2張りあり、ちょうど5人くらいのパーティが仙丈から
下山してきたところだった。翌日は誰とも会わなかったのでもう
1張りの方もこの日に登頂したのでしょう。
夜は久しぶりのテン泊ということもあってなかなか眠れなかった。
それでも目をつぶって横になっていればなんとかなるもの。
気温は−5℃くらいでこんなものかと思った。
翌朝は3時半に起床。気温が−10℃で水が凍結し始めていた。
予定より若干遅れて出発。トレースのおかげでなんなく歩を進め、
樹林帯を抜けた。小仙丈からは予報どおり風が強くなった。
目前の広大な小仙丈沢カールに目を奪われた。やはり間近で見ると
違うね。いつも甲斐駒の山頂から眺めているだけだったから。
そこからいったん高度を下げて急登する。ここでようやく仙丈の
ピークが姿をあらわした。
少し南に向かい強風帯を通過して山頂へ。
ゆっくりしたいけど風が強くて許してくれなかった。
それでも鋸岳から光岳まで南アルプス全域の眺望を堪能することが
出来てよかった。
下山時も何度も甲斐駒や鋸岳、北岳、間ノ岳を仰ぎ見た。
積雪たっぷりの仙丈は楽しかった。
次は地蔵尾根からかな。
〜余談〜
途中に甲斐駒のことを東駒ヶ岳としている標識があった。
伊那から見て東にあるからそうなのだろう。
ちょっと安直だよね。
甲斐駒は甲斐駒、木曽駒は木曽駒。
いまどき甲斐駒を東駒なんて呼ぶ人はいませんよ〜。
甲斐駒に失礼だよ。
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siriusさん、こんにちは！
夏の仙丈もいいですが、やはり雪を纏った女王は素晴らしいですね。
日帰り族なので戸台からは歩けませんが、
歌宿までバスが通ったら残雪の仙丈に行きたくなりました
東駒と西駒についてですが
以前仙流荘から乗ったバスで、運転手が甲斐駒ではなく東駒と呼んでいました。
甲斐駒と黒戸尾根を愛するsiriusさんにとって、断じて甲斐駒ヶ岳であって東駒ヶ岳ではないですよね
でも、伊那谷の人たちにとってはどちらも身近な駒ヶ岳なのに、甲斐と木曽という山の向こうの地名が付けられた、という思いと、親しみを込めて今でも西駒・東駒と呼んでいるようです。
黒戸と桂小場からのアプローチが好きな私にとっては、甲斐駒と西駒ですけど
お疲れさまでした！
vino_rossoさん、こんばんは。
ありがとうございます。
おひさしぶりです。
仙丈はいつも甲斐駒から眺めているだけでした。
はるか昔、一度だけ登ったことがあります。
あの時は馬の背ヒュッテに泊まったことを覚えています。
晩ご飯は確かカレーですよね。
それ以外は記憶がないので今回が初めてなようなもんです。
積雪期といえど、ルート上に難しい箇所や危険箇所がないので
安全に登れます。
それと山頂からの展望はいうまでもありません。
まだまだ雪がたっぷりの仙丈、残雪期でも十分楽しめると思います。
是非、お越しください。
東駒ヶ岳の表記については以前から気になっていたので少し
書かせていただきました。
まあ、そんなに目くじらを立てるほどのことではないんですが。
単純に東、西と方角で名前をつけるのはどうなんだろうと思った次第です。
たまには山名の付いた由来を考えるのもいいかもしれませんね。
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