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Yamareco

記録ID: 177270
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

そこつ者のお泊まりデビュー 小秀山

2012年03月24日(土) 〜 2012年03月25日(日)
 - 拍手
GPS
22:20
距離
6.9km
登り
1,329m
下り
1,319m

コースタイム

24日
二ノ谷口駐車ポイント10:20 - 12:11夫婦滝12:28 - 14:45二ノ谷・三ノ谷分岐 -
15:49兜岩 - 17:42避難小屋(泊)

25日
避難小屋7:20 - 7:47夫婦滝 - 8:40二ノ谷口駐車ポイント
天候 24日:雨時々曇り 山に入ると雪に、大降りにはなりませんが、少しずつ小刻みに 降ったり止んだりを繰り返していました。
25日:夜中には一時星が輝く時間もありました。
そのあと朝まで雪が降ったようで、前日見えていた登山道の岩や地面も全て雪に覆われていました。
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道中津川I.C.からR257を北上。
舞台峠から右に入って乙女渓谷へ。
「乙女渓谷キャンプ場」駐車場に車を停めます。
(駐車料金の表示がありますが、この時期不在のようで呼んでも誰もいませんでした。)
コース状況/
危険箇所等
二の滝登山口にポストがあります。
夫婦滝までは見事な桟道が通っていて安全に歩くことができます。
(雨や雪で木は滑りやすくなっていることに注意してください。)
桟道の途切れているところは雪の上を歩きましたが、この時期雪の下がカチカチの氷のことが多く、ひどく滑ります。
夫婦滝から上は積雪の状況によって危険度が変わります。
初日は見えていた岩や木を頼りに登れたのですが、一夜明けて雪に覆われたルートは危険を感じて撤退しました。
乙女渓谷への侵入路。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/25 15:56
乙女渓谷への侵入路。
前回と同じ場所で留守番です。
今日は一泊だよ!
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/25 15:56
前回と同じ場所で留守番です。
今日は一泊だよ!
コンパスを忘れ、やむなく車の備品をはずして持っておきます。
あんまりな代用品ですが・・・
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/25 15:56
コンパスを忘れ、やむなく車の備品をはずして持っておきます。
あんまりな代用品ですが・・・
キャンプ場の管理棟脇に登山口があります。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/25 15:56
キャンプ場の管理棟脇に登山口があります。
ここに登山ポストが。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/25 15:56
ここに登山ポストが。
ずっと小雨模様ですが気にせずに!
背負っているザックは今日がデビューの65ℓ!
負荷をかけようと重量約14kgです。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/25 15:56
ずっと小雨模様ですが気にせずに!
背負っているザックは今日がデビューの65ℓ!
負荷をかけようと重量約14kgです。
乙女渓谷の案内看板。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/25 15:56
乙女渓谷の案内看板。
雨で少し増水気味ですが、ここの川は本当に水がきれいです!
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/25 15:56
雨で少し増水気味ですが、ここの川は本当に水がきれいです!
この看板の所要時間表を把握しておけば、このあとの判断が変わっていたでしょう。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/25 15:56
この看板の所要時間表を把握しておけば、このあとの判断が変わっていたでしょう。
夫婦滝まで滝巡りをしながらの遊歩道が続きます。

ここは乙女の淵
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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夫婦滝まで滝巡りをしながらの遊歩道が続きます。

ここは乙女の淵
この透明感に見とれてしまいます。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この透明感に見とれてしまいます。
水清くして・・・魚は住むのかな?
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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水清くして・・・魚は住むのかな?
この桟道のおかげで誰もがこの渓谷を巡ることができます。
せめて大事に使わせてもらいましょう。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この桟道のおかげで誰もがこの渓谷を巡ることができます。
せめて大事に使わせてもらいましょう。
冬の間に土砂崩れがあったのでしょうか?
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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冬の間に土砂崩れがあったのでしょうか?
さて、きょうのねじれ具合は・・・
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/25 15:56
さて、きょうのねじれ具合は・・・
うん、良好です。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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うん、良好です。
この小さな段差が滑り止めになっています。
これより段差が大きいと躓くんだろうな。
よく考えられています。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/25 15:56
この小さな段差が滑り止めになっています。
これより段差が大きいと躓くんだろうな。
よく考えられています。
和合の滝
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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和合の滝
鮮やかな色の苔を見つけました♪
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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鮮やかな色の苔を見つけました♪
道に雪が被り始めます。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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道に雪が被り始めます。
夫婦滝が見えました。
雪でVの字に見えるのが男滝。
右上の小さいのが女滝。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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夫婦滝が見えました。
雪でVの字に見えるのが男滝。
右上の小さいのが女滝。
避難小屋で一休みします。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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避難小屋で一休みします。
空が明るくなってきたようです。
無事にのぼれるかな・・・
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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空が明るくなってきたようです。
無事にのぼれるかな・・・
キャップやフードのおかげで髪の毛がペッタンコです。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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キャップやフードのおかげで髪の毛がペッタンコです。
苔がきれいです。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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苔がきれいです。
細い葉っぱと競演。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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細い葉っぱと競演。
夫婦滝
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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夫婦滝
上部をアップで。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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上部をアップで。
糸を引いて流れ落ちる落差は80m。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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糸を引いて流れ落ちる落差は80m。
滝を見ながら昼飯。
久々にこの弁当箱の出番です!
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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滝を見ながら昼飯。
久々にこの弁当箱の出番です!
中身はもちろんおにぎり。
梅干といかなご。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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中身はもちろんおにぎり。
梅干といかなご。
氷が青く見えています。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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氷が青く見えています。
この滝の横、急勾配を登ります。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この滝の横、急勾配を登ります。
滝の最上部を覗きます。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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滝の最上部を覗きます。
もっと先からは落ちていく滝が見えます。
・・・怖い!
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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もっと先からは落ちていく滝が見えます。
・・・怖い!
子滝
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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子滝
細かい雪を被った苔。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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細かい雪を被った苔。
道標が裏返し。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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道標が裏返し。
ささやかな管理のお手伝いを・・・
(ささやか過ぎますが)
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ささやかな管理のお手伝いを・・・
(ささやか過ぎますが)
渡渉ポイント
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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渡渉ポイント
孫滝
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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孫滝
雪の下がカチカチの氷でツボ足では限界でした。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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雪の下がカチカチの氷でツボ足では限界でした。
ここでアイゼンを装着。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここでアイゼンを装着。
ついでにおやつタイム。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ついでにおやつタイム。
鎧岩
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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鎧岩
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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何とかガスは引いているようです。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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何とかガスは引いているようです。
日差しも少し・・・
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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日差しも少し・・・
ぎりぎりですが遠方の山並みも。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ぎりぎりですが遠方の山並みも。
「シシ神」のような倒木です。
似てませんか?
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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「シシ神」のような倒木です。
似てませんか?
さっきより数十m上から。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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さっきより数十m上から。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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道標やロープなどの管理はしっかりされています。
この道を作っている人たちのためにも事故のないように気をつけるのは自分自身です。

2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/25 15:56
道標やロープなどの管理はしっかりされています。
この道を作っている人たちのためにも事故のないように気をつけるのは自分自身です。

いよいよ最大の難所
「カモシカ渡り」です。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/25 15:56
いよいよ最大の難所
「カモシカ渡り」です。
もうストックは手には持てません。
両手、両足、両ヒジ、両ヒザ全てを使ってよじ登ります。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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もうストックは手には持てません。
両手、両足、両ヒジ、両ヒザ全てを使ってよじ登ります。
雲の向こうですが少し陽が傾いてきました。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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雲の向こうですが少し陽が傾いてきました。
少し不安を感じる心象風景です。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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少し不安を感じる心象風景です。
ここを超えて稜線に出ます。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここを超えて稜線に出ます。
三の谷分岐
少し見て回りましたが三の谷への下り口はわかりませんでした。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/25 15:56
三の谷分岐
少し見て回りましたが三の谷への下り口はわかりませんでした。
雪の踏み抜きが多くなり、歩行に時間をとるようになっています。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/25 15:56
雪の踏み抜きが多くなり、歩行に時間をとるようになっています。
兜岩
ここから山頂まで約1時間弱なのですが、それをわかっていない私はこのまま山頂の小屋を目指すか沢沿いの避難小屋まで下りるかを迷います。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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兜岩
ここから山頂まで約1時間弱なのですが、それをわかっていない私はこのまま山頂の小屋を目指すか沢沿いの避難小屋まで下りるかを迷います。
ここで引き返すことを決めたのはこのルートの経験のなさか、所要時間の感覚をもてなかったことが原因です。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ここで引き返すことを決めたのはこのルートの経験のなさか、所要時間の感覚をもてなかったことが原因です。
峰峰の影が濃淡を見せて奥行きを感じます。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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峰峰の影が濃淡を見せて奥行きを感じます。
まだ日没まで時間がありますが、
雲の具合で明るさは変化します。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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まだ日没まで時間がありますが、
雲の具合で明るさは変化します。
下りだからと急いではケガの元です。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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下りだからと急いではケガの元です。
明るいうちに避難小屋にたどり着きました。
大の字になりたいところですが、さきにやることがあります。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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明るいうちに避難小屋にたどり着きました。
大の字になりたいところですが、さきにやることがあります。
今日の飯は手をかけて見るつもりです。
先日試したもちと・・・
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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今日の飯は手をかけて見るつもりです。
先日試したもちと・・・
うどんで「きつねちからうどん」
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/25 15:56
うどんで「きつねちからうどん」
レトルトの酢豚と
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/25 15:56
レトルトの酢豚と
ワインに生ハムで
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/25 15:56
ワインに生ハムで
一人きりの初お泊りパーティーです。
ワインであったまって寝てしまうつもりが
ほとんど酔いもしませんでした。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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一人きりの初お泊りパーティーです。
ワインであったまって寝てしまうつもりが
ほとんど酔いもしませんでした。
家からこんなのを持ってきていました。
部屋にかけてあった温度・湿度計です。
最低気温は室内で氷点下3度ほどでした。
2012年03月25日 15:56撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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家からこんなのを持ってきていました。
部屋にかけてあった温度・湿度計です。
最低気温は室内で氷点下3度ほどでした。
雪雲に覆われたような空です。
2012年03月25日 15:53撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/25 15:53
雪雲に覆われたような空です。
明け方に降った雪で地面はまた真っ白に。
2012年03月25日 15:53撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/25 15:53
明け方に降った雪で地面はまた真っ白に。
朝飯の支度中。
ほうれん草のポタージュに厚切りベーコンを炙って・・・
2012年03月25日 15:53撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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朝飯の支度中。
ほうれん草のポタージュに厚切りベーコンを炙って・・・
トーストに乗せます。
あとはコーヒー。
今回は食事に凝ってみました(ドヤ顔)
2012年03月25日 15:53撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/25 15:53
トーストに乗せます。
あとはコーヒー。
今回は食事に凝ってみました(ドヤ顔)
青空が覗きました。
腹いっぱいになってテンションも上がり、
山頂まで行ってみることに!
2012年03月25日 15:53撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/25 15:53
青空が覗きました。
腹いっぱいになってテンションも上がり、
山頂まで行ってみることに!
昨日のトレースも消えています。
2012年03月25日 15:53撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/25 15:53
昨日のトレースも消えています。
昨日見えていた氷が全て雪の下に。
2012年03月25日 15:53撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/25 15:53
昨日見えていた氷が全て雪の下に。
行く手の山も白さを増しています。
昨日より格段に危険を増したようなルートに挑む勇気を持てず、夫婦滝から引き返しました。
2012年03月25日 15:53撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/25 15:53
行く手の山も白さを増しています。
昨日より格段に危険を増したようなルートに挑む勇気を持てず、夫婦滝から引き返しました。
滝の淵は音を立てながら、でも静かな景色です。
2012年03月25日 15:54撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/25 15:54
滝の淵は音を立てながら、でも静かな景色です。
新しい雪で化粧をした谷を眺めながらゆっくり歩きます。
2012年03月25日 15:54撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/25 15:54
新しい雪で化粧をした谷を眺めながらゆっくり歩きます。
雪がない季節にまた歩きに来ます。
2012年03月25日 15:54撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/25 15:54
雪がない季節にまた歩きに来ます。
一晩待っていたうちのわんこ。
2012年03月25日 15:54撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/25 15:54
一晩待っていたうちのわんこ。

感想

楽しみにしていた小秀山。
昨年大雨による増水で撤退をしてから
ずっと次の機会を楽しみにしてきました。

レコで知ったこの山ですが、管理をされている方々の気持ちが見える山です。
山頂にある山小屋のこともレコから教えてもらい、
山での初お泊まりはここと勝手に決めていました。

積雪量を心配していましたが、好日山荘の店長に聞くと「登れますよ〜」と
軽〜く言われてその気になしました。
無理やり連休を作って計画を進めます。
しばらく前から少しずつそろえていたアイテムたちの出番です!
シュラフにカバー、大型ザック等々・・・

テン泊を想定して少々負荷をかけて歩いてみようとザックの重量は14kg。
食事も日帰り山行よりは多少でも凝ってみよう。
夜の過ごし方は・・・
イメージばかりが膨らんで破裂しそうな準備段階!

当日は6時前に自宅を出て名神、中央道を順調に進み、毎度おなじみの道の間違いもなく(驚)、10時に現地に到着しました。
いつものザックから付け替えるのを忘れたコンパスと高度計。
コンパスだけはないでは済まないと車につけていたものを代用します。

前半は木の桟道を歩きながら二ノ谷の渓谷と滝を巡ります。
前回も感じていましたが、この風景と桟道に癒されながらのんびり歩くのは
本当に癒されることです。
歩いては立ち止まり、水を眺めては鳥の声に耳を澄ませ・・・至福の時間が過ぎていきます。

そう、時間が過ぎていくんです!
1982mの山頂を目指す歩き方じゃないことに気付いていません。
夫婦滝から先は自分にとって未踏のルートです。
雪の状況も所要時間もわからないのに何をのんびりしていたのか・・・

夫婦滝を見上げながらおにぎりを食べて腹が落ち着くと、
さすがに時間が気になりだします。
流れ落ちる滝の水を横に見ながら急勾配を登っていきます。
その先は雪に覆われた全くの冬山の様相です。
雪の量は比良あたりと比べると少ないのですが、
予想していなかったのが雪の下の固い氷でした。
積雪は少なくても気温は低いようで、
岩のつもりで雪を踏んで滑るシーンが続きます。
さすがにツボ足ではまともに歩けずアイゼンの出番です。
さらにこのルートの難所「カモシカ渡り」に差し掛かると今度は
ストックを縮めてザックに付け、両手をフリーにして登ります。
文字通り両手両足をフルに使って崖をよじ登っていきます。
しばらくは快調に歩を進めていたところ、
雪が深くなってくると踏み抜きがやたらと増えてきました。
一歩ごとに時間を食うようになってワカンに履き替えます。
(この判断の遅さで余計な時間を食っているんですね)

三ノ谷分岐に着いて、下りるルートを見ておこうと少し探したのですが
見当たりません。
とすると、今登ってきたルートを下るのかと初めて緊張を覚えます。
下るのはかなり危険に思えます。
足元の状況が厳しくて思ったほど進めていません。
ワカンのバンドの金具が外れて結びなおす時間まで取られ、
焦りがどんどん大きくなってきます。

兜岩までやってきました。
最大の私の失敗は、この先の距離や時間の感覚を持っていなかったことです。
(あとで地図を見直すとここから1時間程度の行程です。)
時間は16時に近く、雲に隠れた空は気のせいか余計に暗く感じます。
あとは稜線を辿るだけで迷う心配も少ないし高低差もあまりない。
それがわかっていながらここで戻る判断をしてしまったのです。

明るいうちに急勾配を下り終えてしまいたい。
これが大きく頭の中を占めていました。
ヘッドランプであの崖を下りるのは遭難への早道ですよ!

自分がつけたトレースを辿って山を下ります。
雲の厚みが変わると空の明るさも変わり、心の余裕も比例して・・・。

カモシカ渡りを下りられたのは余裕のなさが幸いしたかも知れません。
あれこれ考える間があると、かえって足がすくみそうです。
登りのときとは逆にワカン、アイゼンと履き替えながら下りますが、
前もって履き替えることで時間の無駄を省くことができました。
下の小屋に着いてザックを下ろすと18時です。
相変わらず危なっかしい行動をしている自分に大きくため息をつきました。

小屋は変わりましたがここから今回のもうひとつのメインイベントです。
どんな夜を過ごすことになるのかかなりワクワクしながら・・・
ザックの中身を全部出して寝床のセットをしておきます。
気温は氷点下1度。
思いついて靴下の土踏まずにカイロを貼ってみました。
これは大正解です!!
翌朝出発時まで足は一度も冷たくなりませんでした。
柔らかい青竹踏み効果もあって(?)お勧めですよ!

食事はまず最近はまっているちからうどん。
そしてお湯で温めるレトルトの酢豚。
そして、気分だけは暖炉の横のソファに寛ぎながらの赤ワインと生ハム!
いつもの食事パターンからは考えられないパーティーメニュー(?)

実際には雪の上で焼いた餅とうどんをその場でしゃがんだまま掻き込み、
食べ終えたうどんの鉢に酢豚を空けて小屋に入るとやっと座れたのです。

普段だと缶ビール一本で真っ赤になって寝てしまう私ですから
ワインの小瓶を飲むうちにいい気分で温まって寝てしまう筋書きでした。

ところが氷点下の室内ではワインごときで温まるどころか
酔いを感じる間もなく飲み干してしまい、
食べ終わるや否やシュラフに潜り込んだという絵にならない話(汗)

防寒の足しになればとシュラフにアルミ蒸着のシートを巻いてカバーを被せていたのも失敗で、通気性を塞がれたダウンシュラフが夜中にびっしょり濡れていたんです(汗)

両足裏のカイロのおかげもあって寒さに震える夜にはなりませんでした。
ただ床の固さはあたりまえですがなかなか対応できず、
熟睡することなく朝まで過ごしたのです。

時計が5時を指すのを待ちかねて起きだすと夕べの片付けです。
明るくなったところで朝食準備。
厚切りベーコントースト2枚とほうれん草のポタージュスープ。
コーヒーとオレンジ。
食べ終えると一気にテンションアップです!

昨日行けなかった山頂にもう一度向かおうと準備をして出発します。
ところが明け方に降った雪が周辺の景色を一変させていました。
昨日見えていた岩や地面はすべて真っ白に覆われ、夫婦滝の横の急勾配を
登ることは諦めざるを得ませんでした。
その代わり今度こそは時間の制約のない散策を楽しみながら、
ゆっくりゆっくり登山口まで下りてきました。

まだまだ時間の過ごし方も上手じゃないと反省しきりの一夜ではありました。
この山にはまた来ます。
歩くペースにしても、過ごす時間にしても、次にはまた別の経験を積めそうです!

今回最後の失敗は、車のキーを見失ってJAFを呼ぶのに携帯の電波の通じるところまで歩いたことかな・・・

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コメント

monsieurさん、こんばんは。
いやぁ〜、読んでいるとハラハラドキドキですが、
笑ってしまうのは何故でしょう〜?
これって私だけ?virgo

ps、ひょっとしてmonsieurさんドMですか?
冗談はさておいて、今度こそは・・・と
きっとヤマレコユーザー皆が祈願しておりますよ〜。

それと、JAFのその後がきになりますが・・・
2012/3/26 21:18
miyaさんから見て私はドS???
いつもmiyaさんには笑われている気がするのですが
miyaさんのツボはしばらくは解けそうにない研究課題です

私はドSのまったく逆ですよ
突っ込みキャラでもないですし・・・
強いて言えば突然ボケのセルフ突っ込みでしょうか?

この山はいい山ですよ
また違う楽しみも味わえそうです。

JAFは来てくれましたよ・・・
鍵も開けてくれました・・・
車の中にキーはなかったんです。
ザックの中にありました

教訓:失くし物は、いちばんありそうなところにある。
2012/3/26 21:41
monsieurさん。
Mと書いてますが?

それと〜、もしザックにもない場合はどうなるんでしょうかね?
2012/3/26 21:51
ホントだ!?
私の目が反抗期のようで・・・えらい勘違いをしてました
ごめんなさい m(__)m

ならばその分析はたぶん当たっています。
(ただ自分で決めたことに従っているので、その場合Sも自分のキャラなんでしょうか?)

判断はお任せします

キーがザックになければ工場までレッカーで運ばれてキーを丸ごと取り替えて「えらいことになりますよ」とは来てくれたおじさんのセリフでした。
誰が見ても「そこを見なかったの?」と言われそうなところからキーが出てきて赤面しながらも心底ホッとしたことです。
2012/3/26 22:03
monsieurさん、こんばんは!
大型ザックなど、避難小屋装備のデビューおめでとうございますshine

お食事、頑張りましたね〜。テン泊時の食事が楽しみですネ
お写真だけ見ていると、大きい温度・湿度計などもあって、自宅にいる様な雰囲気です
これからの山行の幅が広がるから、楽しみが増えるかと思います

鍵は見つかって良かったですね。えらいことになったらテン泊も遠のきますからね

chickおみくじchick 小吉 
失せもの 近くにあり…
2012/3/26 23:00
monsieurさん、こんばんは!
週末に行かれたのですね、小秀山
ディナー、朝食、どちらも美味しそうです〜。
また餅をうまく焼かれてましたね、今回は長方形〜

兜岩まで辿りつかれていたので、山頂の避難小屋まであと一時間。
16時で天候が思わしくなかったとのこと、
引き返されたの無事に下の避難小屋に着いて何よりでした。
カモシカ渡りをそのような状況でササっと下りられてすごいです
次回、御嶽山の見える山頂、お花 の見られる時期にでも、ぜひリベンジしてくださいね
2012/3/27 0:11
pippiさん、ありがとうございます!
本文にもちらっと書いたのですが、歩いていても何かに心が動いたとたんに時間の感覚が消えるんですね
いつも人に抜かれるし道草寄り道あたりまえの困ったハイカーです

食事にしても日帰りのような時間制限がないとなると好きなように時間をかけてしまう、もし団体行動だと大迷惑ですよ

温度計は自宅を出るときに目に付いて深い考えもなくザックに放り込んで行きました。
歩きながら出して見るのは不便ですがね

車の鍵のことはもう忘れました
この手の失敗を並べて本にすると何巻のシリーズになるやら・・・
2012/3/27 18:24
次の楽しみがまだありますよ!
slowlifeさんのレコで見た避難小屋に入れなかったのは少し心残りですが、また少し冒険をしてしまった子供の心境ですよ

花の時期に歩こうともう心に決めています
三ノ谷がどんなのかも一度見てみたいものです
自宅からは少し遠征になりますが、ここは苦になりません
2012/3/27 18:34
monsieurさん、小秀山、お疲れ様でした☆
僕の自宅周辺から、御嶽山は見れるので、
週末、ちょこちょこと、御嶽山方面を
見ていました。
monsieurさん、ご無事かな?と思いまして。

「降っても、雨」だと思っていましたが、
景色が変わってしまうくらいの大雪とは。

でも、泊まり登山を、存分に堪能されたようで
安心しました。
いい経験を、いっぱいされてるようで
羨ましく思います。
2012/3/28 0:03
komakiさん、行ってきましたよ!
兜岩からの撤退はあとから振り返るとちょっともったいなかったですかね

自分の頭の中だけのイメージでそろえていた新しいアイテムですが、持って行って出して使って初めて現実に役に立つものだと理解したことでした。
シュラフの耐用温度が−6℃とカタログでは見ていても、使用してみて自分の感覚ではどうだとか

荷物の重さと背負って歩く感覚も何もかも初体験でした
ものに自分で命を吹き込むようで嬉しいものですね

やっぱりこの山は好きですね。
ちょっと無理したら日帰りで歩けそうですが、勢いで行ってしまうより少し大事に歩いてみたい山です。
2012/3/28 15:59
ゲスト
monsieurさん、こんばんは
いろいろあった様ですが、無事に帰ることが出来ればそれで良し。
経験積んでも忘れるものは忘れます。
致命的な忘れ物だとマズイので、忘れ物がないのが一番かもしれませんが。

シュラフカバーがあると良いかと。
透湿性がないシートでは、中から蒸れてしまうので。
耐用温度は体感温度に個人差があるので、当てになりません。
下からの冷えを防ぐと効果的なので、マットは断熱性が高いものが良いです。
睡眠の快適性を取ると、重量と嵩が増える傾向になります。
軽量化すれば、寒いかもしれません。
何処で妥協できるかは人よって違うので、いずれも、経験しないと分からないことです。

装備は重いですが、テント泊、小屋泊を楽しめれば、幅が広がりますね
2012/3/28 20:36
todokitiさん、ありがとうございます!
シュラフカバー、ゴアテックスのを使ってたんです
その内側にアルミのシートじゃあ透湿性がなくなるのあたりまえですよね

ちょっと考えれば誰でもわかることなのに・・・

今回の−2〜−3度のあたりでは、寒さで困るまでは行かなかったです。
眠れなかったのは自分の精神状態のせいだとそのときにもわかっていました

「自分のモノ」にするまでは何度か連れて行って使ってみないと
2012/3/28 21:27
プロフィール画像
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