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Yamareco

記録ID: 177476
全員に公開
雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

二度の挑戦、硫黄岳

2012年03月24日(土) 〜 2012年03月25日(日)
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GPS
--:--
距離
21.5km
登り
1,731m
下り
1,730m

コースタイム

3/24
10:30 美濃戸口
11:20 美濃戸山荘
12:50 赤岳鉱泉(テント泊準備と小屋泊の手続きをしてランチ)
13:40 硫黄岳へ出発
15:20 赤岩の頭手前で撤退
16:15 赤岳鉱泉

3/25
8:00 赤岳鉱泉
9:30 赤岩の頭
9:50 硫黄岳
10:15 赤岩の頭
11:00 赤岳鉱泉(テントを撤収して、ランチ)
12:00 美濃戸口へ出発
13:00 美濃戸山荘
13:40 美濃戸口
天候 2012.03.24 小雨のち雪
2012.03.25 曇り時々雪。山頂付近真っ白。
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
・アイゼンの着用は赤岳鉱泉〜硫黄岳頂上の間のみ
・硫黄岳の登山道は雪が多く、当日は風が強く、トレースがかなり消えていた。
・一日目は赤岩の頭手前でトレース無。
アイスキャンディー♪
アイスクライミングはとても人気。
アイスキャンディー♪
アイスクライミングはとても人気。
赤岳鉱泉の大広間。
久しぶりの小屋泊は快適。
赤岳鉱泉の大広間。
久しぶりの小屋泊は快適。
いつものマイテント。
2012年03月24日 13:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
3/24 13:12
いつものマイテント。
大同心と小同心
横岳〜赤岳。
天気は微妙だが、横岳の険しさはよくわかる。。。
横岳〜赤岳。
天気は微妙だが、横岳の険しさはよくわかる。。。
赤岳鉱泉〜硫黄岳への道は結構雪が多い。
赤岳鉱泉〜硫黄岳への道は結構雪が多い。
一日目は、強風、雪、霧、タイムアップに阻まれて赤岩の頭手前のここで撤退。
これでも、トレースがなくなったあとも結構頑張ったんだけどね・・・。
一日目は、強風、雪、霧、タイムアップに阻まれて赤岩の頭手前のここで撤退。
これでも、トレースがなくなったあとも結構頑張ったんだけどね・・・。
今回導入のミトン。温かいことこの上ない。デジカメも撮るだけなら問題なく操作可能。
2012年03月24日 16:28撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
3/24 16:28
今回導入のミトン。温かいことこの上ない。デジカメも撮るだけなら問題なく操作可能。
インナーは3本指タイプ。
2012年03月24日 16:28撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
3/24 16:28
インナーは3本指タイプ。
夕飯の具材。
2012年03月24日 16:55撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
3/24 16:55
夕飯の具材。
今夜はカレーうどん
今夜はカレーうどん
豚しゃぶを楽しんだ後、締めのうどん。
2012年03月24日 17:34撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
3/24 17:34
豚しゃぶを楽しんだ後、締めのうどん。
夕陽もちょっとだけ。
2012年03月24日 17:58撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
3/24 17:58
夕陽もちょっとだけ。
GOREカバーとエマージェンシーシート間の結露。9割がた凍結している。
2012年03月25日 05:39撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
3/25 5:39
GOREカバーとエマージェンシーシート間の結露。9割がた凍結している。
二日目も硫黄岳に挑戦。
樹林帯は風はないので景色を楽しめる。
二日目も硫黄岳に挑戦。
樹林帯は風はないので景色を楽しめる。
この景色には心奪われた。
2012年03月25日 08:30撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
1
3/25 8:30
この景色には心奪われた。
赤岩の頭直下を慎重に登るwackless
2012年03月25日 09:26撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
3/25 9:26
赤岩の頭直下を慎重に登るwackless
赤岩の頭から、ガスと横殴りの雪でちょっとつらいけど、頂上はあと少し。
赤岩の頭から、ガスと横殴りの雪でちょっとつらいけど、頂上はあと少し。
硫黄岳の看板はこれなはず。
でも雪の吹き溜まりになって字が読めない・・・。
もったいないから、そっとしておきました。
また、来年もきたい!!
硫黄岳の看板はこれなはず。
でも雪の吹き溜まりになって字が読めない・・・。
もったいないから、そっとしておきました。
また、来年もきたい!!
ただの怪しい人だな、こりゃ。
2012年03月25日 09:55撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
3/25 9:55
ただの怪しい人だな、こりゃ。
今回の山行は超楽しかったので、珍しく赤岳鉱泉手ぬぐいを買っちゃいました!!
今回の山行は超楽しかったので、珍しく赤岳鉱泉手ぬぐいを買っちゃいました!!

感想

ここからトレースがないのか。こんな硫黄岳は初めてだ。
24日1500時、赤岩の頭まで15分のところでトレース途切れててびっくりした。

2012.03.24
10:27 美濃戸口に降り立ち、小雨降る中準備を開始する。こんな天気なんで初めからハードシェルを着用。
11:10 八ヶ岳山荘で一枚脱ぎ、ベース+アウターで肌寒いが快適な状態に。この先で滑ってしりもちをつく。恥ずかしい。
12:50 赤岳鉱泉に到着。受付済ませてすぐにテントの準備。やはり整地やらペグダウンすると10分ちょいはかかるな。
13:30 硫黄岳へ向けて出発。明らかにトレースが薄く、雪も深い。途中のトラバース気味なルートを連れが難儀することも。
15:00 赤岩の頭まであと少しの樹林帯でトレースが途切れる。行けるとこまで行こうと樹林帯を抜けるまで上がるが時間切れで撤収。
16:00 赤岳鉱泉まで下りてすぐに飯の準備。連れはカレーうどんで俺は豚しゃぶ。赤岳鉱泉の夕飯と同じとは奇遇だった。
〆のうどんも平らげてビールを楽しんでると、わずかな時間夕日が見れたんで明日の天候に期待する。

19:00 夕飯食いすぎたせいか腹を壊し、何度もトイレへ。反省しなければ。
19:30 今回はスリーピングシステムの実証試験も兼ねてるんで#3とフライトダウン上下で挑んだ。
途中何度か目覚めるも寒さは感じず、むしろ暑いくらいだった。もっとも、気温はせいぜい-10℃程度だから当然か。例の2層カバーはやはりうまくいったが、-15℃以下まで下がらないと結露が完全凍結しないのが予想できた。1つの収穫だ。

2012.03.25
05:30 起床後、靴を解凍すべくペットボトル湯たんぽ作成。外は雪がちらついており、どうしようか考える。
06:50 連れと相談し、07:30まで様子を見ることに。そして本日の予定を硫黄岳登頂に変更する。
硫黄が問題なく上がれるようになってから赤岳行けばいいと思った。
途中の樹林帯は真っ白で凄く良い雰囲気だった。可愛子ちゃんと一緒にこんなとこ歩きたいなー。

09:30 赤岩の頭直下まで歩き、トレースも確認できたので上がることに。1月と比べて明らかに雪が多い。
ただの斜面になってる赤岩直下を慎重に直登する。周りは真っ白で風も強いが硫黄岳まで行くことに。

09:50 途中クラストしたトラバースも気をつけてゆっくりと通過したらば硫黄岳山頂だ!
最後の登り3分間はずっと動画を撮ってて、見直すと面白かった。

山頂は結構な風が吹いており、足の指先の感覚がやばい事になってたんですぐに下山する事に。
視界10mの中、下山ルートを変えたせいで軽くルートロスしたのがまだまだ修行が足りない証拠か。連れに少し怖い思いさせてしまった。

さて、再来週も一緒に歩くがどこにしようかな。

もともとは、メンバー三人の山行だったが、一人が体調不良で不参加ということで、2人での山行。コースはもともと1日目硫黄岳、二日目赤岳の予定だったが、天候不良、技量との相談で2日間とも硫黄岳を目指した。予定は未定な山行だったが、天候不良にも関わらず、なんとか硫黄岳まで行けたことは達成感があり、とっても良い山行でした☆

一日目
10:30 美濃戸口
茅野駅でyoginsさんと合流し、バスで美濃戸口に向かう。登山口についても雨のような雪がひたすら降っていて、なんだかな〜と思いながらも、天気の回復を祈って出発。雨も途中から雪に変わり、赤岳鉱泉に着いたら、お互いの寝床を確保。僕は雪山初心者なので小屋泊を予約し、yoginsさんはテントと設営し、ランチを食べてとりあえず一息。

13:40 硫黄岳へ出発
一日目の本番はここから。まだ、ピッケルは購入を検討中だったので、しばらくはyoginsさんのBDレイブンプロを借りることに。
硫黄岳への登山道は雪が多いせいか踏み跡が少なく、樹林帯のなかでも、ヒヤッとする道が多かったがする(初心者なので)。この日はタイムアップと天候不良のため赤岩の頭手前で撤退。

16:15 赤岳鉱泉
 赤岳鉱泉に戻ると早速外の炊事場で談笑しながらの夕食。今日のご飯はカレーうどん。山での豪華な食事は気分がいい。18時前には、夕食を終えて小屋に戻る。
小屋にいてもあまりやることがなく、部屋の隅っこでぼけーっとしてると、寝床が近くの方が話しかけてくれ、1、2時間は話してたかな〜。この方、山岳会所属のベテランさんで、話を聞いてるだけもすごく楽しい。これから冬山をはじめたいから来シーズンはどうするか悩んでることを話すと、山岳会入るといいよって背中を押してくれた。
山岳会かぁ・・・まじめに考えてみよう。
と、なんやかんやで時間も過ぎ就寝。

二日目
8:00 赤岳鉱泉
 朝から吹雪ぎみだったがとりあえず出発し、赤岩の頭までは順調。稜線にでると、視界は霧で阻まれ、横殴りの吹雪に吹きさらし。足元もふかふか、クラスト、岩&雪のミックス等々、本格雪山を満喫できた。
「アイゼンは一歩一歩確実に、ピッケルも安定するように刺して!!」
とアドバイスをもらいながら、なんとか山頂直下のトラバースを抜け山頂到着。

9:50 硫黄岳
山頂でこれほど真っ白だった経験はないが、これほど達成感のあった登頂もない。
風がすごかったので写真を撮ってサクッと撤収。気分も良く下りはじめると、山頂直下の稜線上でまさかのホワイトアウト。正直どうしていいかわからなかった。。。風も強いので、耐風姿勢でしばらく、耐えていると、少しづつ視界も回復してきた。こういうときの冷静な判断ができないと雪山単独はまだまだ遠いな・・・・。

11:00 赤岳鉱泉
下りは、赤岳鉱泉でテントを撤収して、帰りは八ヶ岳山荘でひとっ風呂あびて、山行終了。バスと電車を乗り継ぎ帰路につきましたとさ。

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4/5
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