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Yamareco

記録ID: 1776725
全員に公開
ハイキング
近畿

北笠岳・経ヶ峰(笹子谷から周回)

2019年03月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:18
距離
7.9km
登り
688m
下り
675m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:47
休憩
0:32
合計
3:19
8:43
7
スタート地点
8:50
8:54
55
9:49
9:50
17
10:07
10:15
40
10:57
11:10
4
11:14
11:15
4
11:19
11:19
21
11:40
11:40
12
11:52
11:57
5
12:02
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
津市芸濃町の錫杖湖沿いの県道42号線を市街地方面から行くと、笹子橋手前より左折し林道に入る。しばらく走ると林道沿いに経ヶ峰登山口があり、その近くの空き地に駐車。
コース状況/
危険箇所等
登山口〜北笠岳
登山口からまずは林道を行く。数分歩いたところ、低い位置に北笠岳と書かれた案内板があり、そこから右斜め前の尾根に向かって、小さなテープと薄い踏み跡が 続いてる。今回は、この案内板を見落として、その先の谷から急な尾根に取り付いた。標高650m付近で正規ルートと合流するまでは、地形図では破線になっているものの、急な痩せ尾根で廃道同然の状態でした。参考にしないでください。合流後は普通の登山道。危険箇所、迷いやすいところもなし。

北笠岳〜経ヶ峰
 北笠岳からの経ヶ峰への一般ルートは嘉嶺の頭を越えて、南東方向に延びる尾根どおしに進み、笹子谷の林道奥からの経ヶ峰登山道に合流し、休養施設(山小屋)の前を通って山頂に至るコースです。このコースは踏み跡明瞭、危険箇所もありません。
 この日は途中から一般ルートを外れて、進行方向右手の谷側に下り、美里町平木からのコースに合流し山頂に向かいました。一般ルート分岐点から平木コースとの合流地点までは、一定間隔で赤いテープがありますが、植林地の中は薄暗くて見にくいし、踏み跡も一部あるだけで、あまり当てになりません。GPSと周りの地形を照らし合わせ、赤テープも確認しながら歩きました。

経ヶ峰〜登山口
 踏み跡明瞭、要所に案内板もあり。危険箇所なし。 
駐車スペースのすぐそばにこの看板があります。北笠岳へのルートは途中から右手の尾根に取り付きます。いや、取り付くはずでした。
2019年03月31日 08:44撮影 by  SO-02K, Sony
3/31 8:44
駐車スペースのすぐそばにこの看板があります。北笠岳へのルートは途中から右手の尾根に取り付きます。いや、取り付くはずでした。
北笠岳への案内板を見落としてしまい、よく確認しないまま、地形図の破線を頼りにこの谷に入りました。
2019年03月31日 09:01撮影 by  SO-02K, Sony
3/31 9:01
北笠岳への案内板を見落としてしまい、よく確認しないまま、地形図の破線を頼りにこの谷に入りました。
破線は右手左岸尾根に取り付いており、GPSで確認しながら登りやすそうなところを探す。
2019年03月31日 09:05撮影 by  SO-02K, Sony
3/31 9:05
破線は右手左岸尾根に取り付いており、GPSで確認しながら登りやすそうなところを探す。
ここから取り付く。見た目より急で、お世辞にも登りやすいとは言えないが、他はもっと厳しい。立木を掴みながら、手足をフル稼働してなんとか上がっていく。
2019年03月31日 09:06撮影 by  SO-02K, Sony
3/31 9:06
ここから取り付く。見た目より急で、お世辞にも登りやすいとは言えないが、他はもっと厳しい。立木を掴みながら、手足をフル稼働してなんとか上がっていく。
尾根に取り付いても、さして状況は変わらず、急斜面をひたすら登る。
2019年03月31日 09:11撮影 by  SO-02K, Sony
3/31 9:11
尾根に取り付いても、さして状況は変わらず、急斜面をひたすら登る。
かなりの痩せ尾根で、岩場も出てきました。
2019年03月31日 09:15撮影 by  SO-02K, Sony
3/31 9:15
かなりの痩せ尾根で、岩場も出てきました。
振り返る。下りたくない・・・。
2019年03月31日 09:16撮影 by  SO-02K, Sony
3/31 9:16
振り返る。下りたくない・・・。
やっと少し広い尾根に出ました。こんな感じで稜線まで行けるといいな。
2019年03月31日 09:21撮影 by  SO-02K, Sony
3/31 9:21
やっと少し広い尾根に出ました。こんな感じで稜線まで行けるといいな。
淡い期待を裏切るかのようにまた、岩場の急な痩せ尾根が出てきた。でも、ごくたまにピンクのテープが落ちています。一応ルートなんか?
2019年03月31日 09:23撮影 by  SO-02K, Sony
3/31 9:23
淡い期待を裏切るかのようにまた、岩場の急な痩せ尾根が出てきた。でも、ごくたまにピンクのテープが落ちています。一応ルートなんか?
でも、踏み跡は全くなし。引き返すことを考えるとこのあたりが限界かな。地形図では破線は左手方向に続いているが、尾根を倒木がふさいでいて先がよく見えない。とりあえずこの岩場を越えてみよう。
2019年03月31日 09:27撮影 by  SO-02K, Sony
3/31 9:27
でも、踏み跡は全くなし。引き返すことを考えるとこのあたりが限界かな。地形図では破線は左手方向に続いているが、尾根を倒木がふさいでいて先がよく見えない。とりあえずこの岩場を越えてみよう。
左手は崖っぽいので、右手に回り込むと少し先に道のようなものが見えた。トラバースして近づくと登山道発見! あーよかった。ほっとした。
2019年03月31日 09:34撮影 by  SO-02K, Sony
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3/31 9:34
左手は崖っぽいので、右手に回り込むと少し先に道のようなものが見えた。トラバースして近づくと登山道発見! あーよかった。ほっとした。
北笠岳こっちです。
2019年03月31日 09:41撮影 by  SO-02K, Sony
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北笠岳こっちです。
さっきまでの苦労が嘘のような、快適な登山道。
2019年03月31日 09:43撮影 by  SO-02K, Sony
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さっきまでの苦労が嘘のような、快適な登山道。
北笠岳到着
2019年03月31日 09:47撮影 by  SO-02K, Sony
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北笠岳到着
北に展望が開けている。一番奥に御在所岳や雨乞岳、綿向山、手前中央の尖ったのは錫杖岳。右下には錫杖湖が見える。
2019年03月31日 09:49撮影 by  ILCE-6000, SONY
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北に展望が開けている。一番奥に御在所岳や雨乞岳、綿向山、手前中央の尖ったのは錫杖岳。右下には錫杖湖が見える。
次にめざすのは嘉嶺の頭。しっかりとテープも踏み跡もあります。
2019年03月31日 09:49撮影 by  SO-02K, Sony
3/31 9:49
次にめざすのは嘉嶺の頭。しっかりとテープも踏み跡もあります。
自然林の中を歩きます。
2019年03月31日 09:51撮影 by  SO-02K, Sony
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自然林の中を歩きます。
立派なアセビの木。満開です。
2019年03月31日 09:57撮影 by  SO-02K, Sony
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立派なアセビの木。満開です。
嘉嶺の頭。西側以外は開けていて、気持ちの良いところです。
2019年03月31日 10:09撮影 by  ILCE-6000, SONY
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嘉嶺の頭。西側以外は開けていて、気持ちの良いところです。
青山高原。風力発電の風車が林立してる。
2019年03月31日 10:09撮影 by  ILCE-6000, SONY
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青山高原。風力発電の風車が林立してる。
経ヶ峰
2019年03月31日 10:11撮影 by  ILCE-6000, SONY
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経ヶ峰
嘉嶺の頭からすぐのところに短いけど激下り。階段があるので助かります。
2019年03月31日 10:17撮影 by  SO-02K, Sony
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嘉嶺の頭からすぐのところに短いけど激下り。階段があるので助かります。
ここから一般ルートを外れます。今度は大丈夫。テープもしっかりある。
2019年03月31日 10:32撮影 by  SO-02K, Sony
3/31 10:32
ここから一般ルートを外れます。今度は大丈夫。テープもしっかりある。
すぐに植林地に入る。
2019年03月31日 10:34撮影 by  SO-02K, Sony
3/31 10:34
すぐに植林地に入る。
一旦谷に下り、
2019年03月31日 10:37撮影 by  SO-02K, Sony
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一旦谷に下り、
登り返すと、
2019年03月31日 10:41撮影 by  SO-02K, Sony
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登り返すと、
美里町平木からのコースに合流。
2019年03月31日 10:45撮影 by  SO-02K, Sony
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美里町平木からのコースに合流。
経ヶ峰まではアップダウンの少ない、歩きやすい道。
2019年03月31日 10:50撮影 by  SO-02K, Sony
3/31 10:50
経ヶ峰まではアップダウンの少ない、歩きやすい道。
ここを登れば山頂。
2019年03月31日 10:55撮影 by  SO-02K, Sony
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ここを登れば山頂。
到着!
2019年03月31日 11:09撮影 by  SO-02K, Sony
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到着!
山頂から南方向。局ヶ岳や大洞山、俱留尊山が遠望できる。
2019年03月31日 10:59撮影 by  ILCE-6000, SONY
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山頂から南方向。局ヶ岳や大洞山、俱留尊山が遠望できる。
鈴鹿南部の山並み。
2019年03月31日 10:59撮影 by  ILCE-6000, SONY
3/31 10:59
鈴鹿南部の山並み。
歩いてきた北笠岳と嘉嶺の頭。
2019年03月31日 11:00撮影 by  ILCE-6000, SONY
3/31 11:00
歩いてきた北笠岳と嘉嶺の頭。
志摩半島。肉眼で伊勢湾口にある神島も見える。
風が強くて寒いけど、来て良かった。一休みして下ろう。
2019年03月31日 11:07撮影 by  ILCE-6000, SONY
3/31 11:07
志摩半島。肉眼で伊勢湾口にある神島も見える。
風が強くて寒いけど、来て良かった。一休みして下ろう。
山頂から少し下ったところに立派な休養施設があるんです。
2019年03月31日 11:14撮影 by  SO-02K, Sony
3/31 11:14
山頂から少し下ったところに立派な休養施設があるんです。
鹿よけネットの扉を開けて下ります。閉め忘れないように。
2019年03月31日 11:20撮影 by  SO-02K, Sony
3/31 11:20
鹿よけネットの扉を開けて下ります。閉め忘れないように。
伐採跡の尾根。下りながらこんな眺めが見れるのは嬉しいね。
2019年03月31日 11:26撮影 by  ILCE-6000, SONY
3/31 11:26
伐採跡の尾根。下りながらこんな眺めが見れるのは嬉しいね。
ここからは植林の中。
2019年03月31日 11:31撮影 by  SO-02K, Sony
3/31 11:31
ここからは植林の中。
狭い谷を渡って右岸を下ると、
2019年03月31日 11:38撮影 by  ILCE-6000, SONY
3/31 11:38
狭い谷を渡って右岸を下ると、
すぐに林道の終点に飛び出す。
2019年03月31日 11:39撮影 by  ILCE-6000, SONY
3/31 11:39
すぐに林道の終点に飛び出す。
あとは林道を下るだけ。風もなく暖かい。
2019年03月31日 11:41撮影 by  ILCE-6000, SONY
3/31 11:41
あとは林道を下るだけ。風もなく暖かい。
本当はここから登るはずでした。また来ます。
2019年03月31日 11:53撮影 by  ILCE-6000, SONY
3/31 11:53
本当はここから登るはずでした。また来ます。
朝は私の車だけ。2台増えてます。
お疲れ様でした。
2019年03月31日 12:01撮影 by  SO-02K, Sony
3/31 12:01
朝は私の車だけ。2台増えてます。
お疲れ様でした。

装備

個人装備
長袖アンダーシャツ 長袖ウールシャツ ハードシェル ソフトシェル ズボン タイツ 靴下 グローブ オーバーグローブ 替えグローブ ザック ザックカバー 行動食 非常食 水筒(保温性) 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

 今日は2日ほど前の予報では土曜日から雨。体も少し疲れ気味なので山はお休みにするつもりでしたが、天気が回復するらしいので、自宅から近い経ヶ峰に登ることにしました。
 ルートは笹子谷の林道から、北笠岳、嘉嶺の頭経由で周回。経ヶ峰には40回以上登っていますが、笹子谷〜北笠岳〜嘉嶺の頭を歩くのは初めて。
 初めてなのでヤマレコの皆さんのレポで予習したつもりだったのに、いきなり北笠岳への案内板を見落としてしまい、GPSの地形図を頼りに破線のルートを歩いてみようと思ったのが間違いのもとでした。途中でピンクのテープ(私がこの日見たのは3箇所で、正確に言うと落ちていた?)もありましたが、廃道のような状態。急傾斜の痩せ尾根で岩場もあり、途中から、このまま進んでいいのか、引き返すべきなのか迷いながら登っていました。自分の力量では下りのことを考えるともう限界かなと思っていた矢先に、正規ルートを見つけてひと安心。その後は危なげなく、嘉嶺の頭まで辿り着くことができましたが、大いに反省です。
 経ヶ峰は標高も低く、登山道は植林地が中心で、花や紅葉とかの特徴も少ない山ですが、なぜか多くの人が訪れます。山頂からの展望は文字どおり360度の大パノラマで、広々としていてとても気持ちがいいし、子どもや高齢の方でも安心して登れるからでしょうか。今日のように風が冷たい日でも、20人以上の方に出会いました。
 私的には、いくつも登山道ルートがあって、いろんな楽しみ方ができるので重宝してます。今日またレパートリーがひとつ増えました。 

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