雪の日の石鎚山

2019年04月01日(月) [日帰り]

• GPS: 04:59
• 距離: 8.6km
• 登り: 839m
• 下り: 824m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:59
• 休憩: 0:58
• 合計: 4:57

距離 8.6km 登り 841m 下り 828m

8:55 山頂成就駅
9:14 9:17 成就社
9:26 八丁坂
9:36 八丁のコル
10:19 10:21 前社が森
10:44 夜明峠
10:57 11:05 一ノ鎖（下）
11:15 11:36 二の鎖下
11:44 11:49 一ノ鎖（下）
11:57 夜明峠
12:11 12:15 前社が森
12:52 八丁のコル
13:05 八丁坂
13:17 13:19 成就社
13:37 13:50 山頂成就駅
13:52 ゴール地点

08:51 スタート(0.00km) 08:51 - ゴール(8.36km) 13:52

天候

雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

石鎚山ロープウェイ下谷駅の周りにいくつかお土産物やさんのされている有料駐車場が。
無料のとこはないっぽかった。泉屋さんてとこのおじさんに呼び込まれて700円。「アイゼン持ってる？持ってないと行かせんよ！」とのことでした。

コース状況／危険箇所等

道は大変わかりやすく歩きやすいです。（雪ですけども。）
土小屋への分岐の上にある休憩所のところから、急に全く道らしきものがない状況に。おそらく急登の上に雪が多く積もってしまったため。
ここで前進できなくなってしまった。

その他周辺情報

新幹線の時間もありますのでそのままおいとまさせていただきました。

写真

3/31 10:27

金土と尾道出張でした。1日延泊して石鎚山に登ろうと思っていましたが、どうにもお天気が悪い。予備日を1日とっていたので、日曜はしまなみ海道を渡って大三島観光しました。大山祇神社と、小さな美術館3つ。

3/31 18:27

日曜の夜は四国に渡って、西条市のゲストハウスへ。
空がきれいだった。そういう時の次の日は荒れるんだよなあ。

4/1 7:49

おはようございます朝一番のロープウェイに合わせてきました。
駐車場の向かいの山がきれい。
こっちはあんまりソメイヨシノはたくさんなくて、山桜が多いなと思いました。
図らずもお釈迦さまのお誕生日、花まつり。
お接待の時期ですが、四国はお遍路さんのために、きっと年中お接待の時期かもしれない。

4/1 8:04

錆びてるね。

4/1 8:05

目ヂカラ微妙だね。

4/1 8:07

雨が降ってきました。天気予報では、昨日は風速25メートル、とても登れないだろうと今日に延期したのですが、朝になってみると今日は雪の予報が出ていました。そんなこと今日言われても！

4/1 8:14

まあいけるとこまで行こうと思います。

4/1 8:30

本来往復1980円ですが、モンベルカードで団体割引。1760円です。持っててよかったモンベルカード。

4/1 8:30

無礼の方の乗車はお断りしていますね。

4/1 8:36

そして意外とサイケデリックロープウェイ。

4/1 8:43

ロープウェイが動き出すとすぐに、雨が雪へ。

4/1 8:44

上から見た雪をかぶった木々が夢みたいな美しさ。

4/1 8:55

始発のロープウェイはこのお母さんと二人っきりでした。
（係員の人は乗らない。）
このかたは成就社まで。常連さんのようでしたが、
ロープウェイの成就駅で長靴を借りておられました。
長靴は、ちょっと大きめを借りた方が暖かいそうです。

4/1 9:13

足元ばかり見て鳥居を見逃すところでした。成就社。
風はまだそれほどでもなく、ただただ雪が落ちてくる。

4/1 9:16

遥拝殿。お天気が良ければ正面に天狗岳が見えているのでしょう。

4/1 9:17

登山道へ。ここに登山ポストがあります。

4/1 9:18

あの門を超えて、急に空気が変わった気がしました。
先週の三本槍岳の嵐を経験していなければ、とてもこの先行こうとは思わなかったと思います。

4/1 9:30

もう一つ鳥居を超えて。
鳥居ひとつひとつに覚悟がいるね。

4/1 9:35

「おのぼりさん」「おくだりさん」と声をかけるそうです。
このあと数人の方とお会いしましたが、「こんにちは」だったなあ。

4/1 9:38

そこここに階段があります。雪で埋もれつつある。

4/1 9:55

ちょっと休憩しようとザックを下ろしたらこうなっていた。
今回はザックに雪靴やアイゼンや服などを詰めてゲストハウスに宅急便で送りました。1800円くらいかかったなあ。

4/1 9:56

最近気に入っているこれ。
この辺りで3人の方が降りてこられるのに行き違いました。
軽アイゼンを付けておられるようでしたが、
もうこれ以上は行けないと引き返してきたとことのこと。
「女性が一人、上がってっちゃったよ」とのこと。

4/1 10:01

そうはいっても順調。
ここで、その女性が降りてこられるのに出会いました。
「上行くの？行くなら行きたいわー」
っておっしゃったけど、アイゼンないみたいだった。危ないよ！

4/1 10:22

あめゆ屋さん。無人。

4/1 10:32

先ほどの女性はここで引き返されたみたいだった。
ここからは、誰の足跡もない。
アイゼンを装着。今日はこの山は、もうわたししかいない！
（と、この時は思った。）

4/1 10:35

いたって順調。

4/1 10:43

あー。きれい。

4/1 10:44

夜明峠。

4/1 10:50

中腹に小屋が見える。
それにしてもなんて景色なんだ。

4/1 10:54

もしかして弥山くらいまではいけるんじゃないかしら・・・
と調子に乗って考え始めた。

4/1 10:54

獣の足跡。

4/1 11:00

ちょっと危なそうなところが出てきました。
慎重に山側を歩く。

4/1 11:13

鳥居と、きれいな新しい休憩所のところまで来ました。
ここから雪のかさがすごいです。どうにか休憩所まで行きます。

4/1 11:13

土小屋方面への分岐でもあります。

4/1 11:20

朝、ゲストハウスのお母さんが「山に行くならチョコレートとバナナよ！」ってザックに入れてくださいました。ありがとうございます。
昨日、飲みの誘いをぶっちしてすみませんでした。

4/1 11:29

とうとうここまで来てしまった・・・
次の鳥居は雪に埋もれてもう、またげそうなくらいです。
アイスバーン（と聞いてきた）の直登、その上に50センチほどの雪が積もって、アイゼン刺さらず、進むことができません。
少し上に二の鎖が見えましたが、そこまでも行けない。
ここで引き返すことにします。
30メートルくらい登っちゃったから、降りるのも大変だった！
雪だるまになりながらお尻で滑り降りた。

4/1 11:40

山頂まであと600メートル。残念だけど、よくやったんじゃないかなー。ピッケルの必要性が身にしみました。
このあと登ってきた男性二人とすれ違いました。
お一人はアイゼンなしみたいだったなあ。危ないよ。

4/1 12:15

登りの時には気づかなかった試しの鎖。

4/1 12:38

青空。晴れてきたわけじゃなくて、風が強く吹いているんだと思う。

4/1 12:42

記念撮影。（ふてくされていません！）

4/1 13:16

成就社まで戻りました。
「無事の下山のお礼参りをしましょう」って書いてあります。

4/1 13:21

成就社の鳥居の下で、法螺貝を吹いている人がいました。
天狗か？
制服っぽいものを着ていらしたので、消防団の方とか、救助とか、そういう関係の方かしら。カメラを構える前に遠くへ行ってしまわれた。

4/1 13:37

なんかこれかわいい。

4/1 13:44

ロープウェイ駅。暖炉の前をあんなに濡らしたのはわたしです。（そしてここで新元号を知る。）

4/1 13:51

ゲストハウスのお母さんにゆで卵ももらったんだった。

4/1 14:01

さっきの法螺貝さんとロープウェイが一緒になりました。
「昨日今日で一気に積もったんだよ。この冬一番の雪だよ。」
って。まじか。

4/1 14:05

てゆーか法螺貝さん、よく見たら郵便屋さんじゃないですか！なんて素敵なの。
いろいろお話しくださって、法螺貝の音色を聞かせてもらったり、触らせてもらったりしました。

撮影機器：

NIKON D850 NIKON CORPORATION

装備

MYアイテム

mixer_3

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

mixer_3

今年3度目の雪山撤退になりました。
しかし山の中が好きだから、頂上まで行かなくても、まあいいような気がしてる。