白馬岳主稜 (取り付きまで)


- GPS
- 11:28
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 998m
- 下り
- 991m
コースタイム
- 山行
- 10:45
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 11:12
天候 | 気持ちの良い快晴!でも強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
二股ゲートから3/4は除雪されていましたがその先は雪道。朝からぐずぐず、帰りも埋まりながら歩く… |
その他周辺情報 | 前泊:道の駅松川(車中泊) お風呂:八方の湯 JAF割引¥700(Webで割引もアリ) http://hakuba-happo-onsen.jp/happo/ ご飯:COCO'S 後泊:梓川SA(車中泊) |
写真
感想
人が多くない時期を狙って、二股ゲート開通前の白馬岳へ。
1日目夜から2日目にかけて、降雪ありの強風予報。
気持ち良く稜線を縫うルートなのに、25m/sは厳しい。
天気の良い土曜日帰りで、行けるところまで行って引き返すこととした。
●猿倉荘まで
除雪されたアスファルト、その先は雪の道を約5km。
既に陽は上がっているとは言え、午前中なのに雪はグズグズ。
●大雪渓下部まで
夏道はすっかり雪に覆われており、トレースはない。
おそらく道であろうと思われる部分を、沢沿いに進む。風音が強い。
●大雪渓〜八峰
大雪渓に向かう両岸、特に左岸にはいくつかデブリが見られるが、まだ雪は落ち切っていない。
傾斜が緩やかな右岸沿いに進む。
正面に、左端の白馬山頂から右へと伸びる主稜が現れた。
さて、どこから八峰に上がろうか、と眺める。
大雪渓沿いは岩や木々が出ている部分があり、木登りになりそうだったので、八峰末端の1番傾斜が緩やかな部分から上がる方法を選択。
白馬沢出合の少し上、なるべく平らになっているところを選び、大雪渓を渡る。
何度か来たことがあるけれど、誰もいない大雪渓は初めて。
早く渡りきりたいけれど、ど真ん中に立ってずっと眺めていたくもなる。
遠方からは所々に亀裂が入っているのが分かったが、近づくと思ったほど分からない。
近づく前に良く見ておかないと。
14:00。八峰直下で時間切れ。
そのまま往路を引き返すこととなった。
●下山
朝からグズグズ、これ以上悪くなりようがないと思っていた雪は、更に悪くなっていた。
湿気を多く含んで重い雪に埋まりながら下山。わかんは必須!!
行きには無かった新しい雪崩跡もあり、気を引き締める。
大雪渓の横断、取り付き箇所、幕営地などなど、
雪のコンディション、雪庇の状態、岩の露出具合、天候、、、全てを考慮し、現地で判断して決める。
雪山はいつも同じじゃない。
だからこそ、楽しくもあり、難しくもあり。
貸し切りで主稜を歩いてみたかったけれど、
雪の白馬と、誰もいない大雪渓を見られただけでも嬉しい。
いつか、また来よう!
抜けられないことを承知でご一緒してくれたTambaちゃん、ありがとう!
体調不良により2週間のお休み。
ようやくお山行けるとなったら今度は予報が良くない(休んでいる間もずっと良くなかったけど)。
初日から強風予報、2日目の天候も良くなさそう。
1日目稜上泊で2日目PH予定なのに…。さて、、どうしましょうか。
結果、14時折り返し日帰りで行く事に。睡眠確保の為に少し時間を遅らせる。
5時起床。コンビニで朝食を買い込み移動。7時前に二股ゲート出発。
林道歩きは3/4位は除雪されていてその先は雪道。
先行しておられたBCの方に追いつきちょっとお話。鑓温泉へ行かれるとか。温泉♪良いですねー!(*^^*)
猿倉荘までショートカットしつつ雪道てくてく。わかん久し振りに着ける。着けても沈むのですが…(笑)街の気温2度位の暖かさなので、雪もあまり良くなかったです。
猿倉から見える稜線上には雪煙が。歩いていても吹きつけてくる風は強め。
先に進めば進むほど風は強くなるだろうから、あれを見ているとPHは難しいよね…と思う(笑)。
猿倉荘左側の建物はまだ雪に埋もれていて、その手前から尾根に乗る。
途中「ショベル出して弱層チェックしましょ」yachimayuさん。踏抜いた足の下は空間だったと。
少し離れた場所で掘るとぽかっと空間が出てくる。この斜面怖い…。
鑓温泉へ行かれる方のトレースと別れてから先はノートレース。
先を歩かせて貰っていて、振り返ると“下手くそなトレース”だった…(-_- )。帰りBCの方々が通ったらしいのを見て恥ずかしい気持ちになる。
斜面にはデブリ(小規模)。歩いている最中もちょこちょこ雪崩れてました。
この予報だから…登山者ゼロ。聞こえてくるのは沢音ではなくゴーゴー言う風の音。
どこから対岸へ渡ろうか?話しつつ眺める。
『白馬尻小屋辺り迄』と思っていましたがそこ迄上がらず末端へトラバース。
14時折り返しと再確認して傾斜緩そうなルートを選び上がる事に。
12時も過ぎて陽当り良好となれば…蹴りこんでずるりの繰り返し。
ちょっと上がり振り返ると、雪の筋が綺麗に見える(色が茶色なのは残念!笑)トレースが重なっていました。
更に上がって振り返るとBCの方々が大雪渓目指して(?)進んでいるのが見えました。
スキーは埋まらないですよね。。羨ましい
途中、前夜降ったのでしょう小さな粒状の雪を「融雪剤みたい…」眺め
あの岩峰は右に回り込める?稜線に出るの左だろうけどあそこの岩峰あれどうなの?
対岸から眺めた時、その場に上がり更に先を眺めた時、実際に歩くと印象が違うのでどう進むか都度決める。
『上部岩峰迄進めるかしら…?』目指し進んでいる間に時間になったのでUターン。
丁度BCの方々が滑降しているのが見えました。早ーい!格好良ーい!!(*^^*)
毎度思う『結構な傾斜を登ったなぁ』(下りは雪が腐っている分楽…)ちゃっちゃと下り、振り返って主稜と大雪渓を眺めて「また今度!」猿倉目指して下山開始。
強風だった所ではトレースが消えかかっている所も。
行きには無かったタイヤの様なロールケーキの様な…大きな塊が転がっていて驚き。
沢沿いはきれいな白いデブリが増えていた 。
スキーのトレースを踏んでいてもわかんが埋まるので地味に疲れます。日陰になっても数歩に1回は埋まる(笑)。
ちょいちょい動物の足跡は見かけてきたけれど真新しい蹄の跡発見。先に進んだ所でカモシカがこちらを眺めていました。あの足跡はカモシカなのね…。
斜面を下りた所が猿倉荘。これから林道迄まだ少し続く雪道。
埋まるのがイヤで『早く雪道終わらないかなー』と思いつつ歩き、アスファルト道を歩き始めると『早くゲート着かないかなー』と思い(笑)。
下って下ってゲート通過。お疲れさまでしたー(´▽`)
お風呂入ってごはん食べてSAで後泊して帰路に。
yachimayuさん花粉?なんだったのでしょうアレルギー反応大変でしたね。。
ご一緒頂き本当にありがとうございました!また宜しくお願いします。
お二人とも、この時期の白馬大雪渓、天気予報もいまいちだと大変ですね
夏の登山口までもゲートが閉まっていて車道をかなり歩かないと行けない様で、この時期ならでの苦労が多いですね。ただだからこそ、静かな大雪渓を歩く楽しみがあるのでしょう。
ところでワカンとスノーシュー、ここはどちらが合っていますかね。ワカンでどの位めり込むかによると思いますが。。。それからここだとヒップソリを持って行くと、この時期なら滑って下りられそうですがどうでしょうか。
Futaroさん
アプローチ長い分、入る人が少なくて静かで良いと思います。
ワカンしか持っていないので比べられないのですが、前を歩いておられたBCの方が小さめのスノーシューで、サクサク進んでおられ(笑)ふたりで『良いねー』と話していました(´▽`)。
大雪渓は雪崩の跡は見かったです。主稜実際に行けたら下る予定でしたが、その時はテン泊装備になるので、ヒップソリは持ち物から省き、シリセードに…?(笑)
ササッと通過したい雰囲気でした
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