妙義山中間道



- GPS
- 04:04
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 960m
- 下り
- 1,246m
コースタイム
- 山行
- 2:18
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 3:55
天候 | 雨ときどきくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
石門の鎖場が核心!雨で滑りかなり危険でした。。 |
その他周辺情報 | もみじの湯三時間510円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
食器
地図(地形図)
日焼け止め
携帯
時計
タオル
カメラ
|
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感想
前日まで天気予報やてんくらを見比べて、くもりかもしれない!と期待して、出掛けてきました。
ところが朝からトラブル発生。。
待ち合わせの高坂SAに、神奈川からくる仲間が圏央道のひどい渋滞でたどり着けないと!!
東京からきた仲間も少々遅れて到着、しばらく待つも先にいこう!ということになりました。
こちらチームは中之嶽神社から、神奈川チームは到着しだい妙義神社からと両側から攻めて、周回しなくてすむように急遽プランニング。
なので私たちは先に妙義山へ向かいます。
松井田妙義から中之嶽神社まで順調で、なんとか11時前に到着できました。
しかしながら、雨。。。。
ポツポツと雫がわかるくらいの雨です。
神奈川チームがくるからには、いかねばならぬとばかりに、誰も中止を言い出しませんでした。
まずは中之嶽神社にお詣りから。鳥居の向こうに大きな金の大黒さまが見えました。
その横には売店があり、仲間のひとりがおにぎりを注文しました。出発前に握ってくれるそうです。
準備も整い、いざ石門を目指します。
車道を少し戻ると、左手に石門の大きな標識があり、そこから登っていきます。
階段を上がるとすぐ、鎖場登場〜!
カニのこてしらべ、とかかれていて、確かにこてしらべ的な短い鎖場でした。
わたしは二番手で登ります。
足場を確認しながら、滑る鎖にも気を使いつつ慎重にいきました。
思ったより滑り、かなり力が入ってしまいましたが、ここはなんとかクリアです。
しかも登った先に第一石門が見えて、一気にテンションがあがりました。
続いて、カニのよこばい。岩場を右手にトラバースします。
再び二番手のわたし、鎖と傾斜を使ってこちらもクリア♪バランスもちゃんととれていました。
そして、核心はたてばり(゜ロ゜)。
角度があり、狭く足場が少ない鎖場です。
二番手で進もうとするも、一番最初の足掛かりがつかめなくて手間取ります。
でも安全第一、油断せずに慎重に足場を確保してからなんとか少しずつ登りはじめました、
濡れた鎖と岩が、不安定で危険。腕力もないので、かなりきつかったです。
汗だくになりながら、やっと上部へ。
でも次の課題は目の前、下りです。
つるべさがりと看板が掲げられ、名前からして怖そう(゜ロ゜)。。。
後ろ向きに鎖をつかんで、ゆっくりおりましたが、足元が見えないので怖かった(>_<)
踏み間違えればずりっと滑りそうで、滑ったら腕力ないから鎖からも落ちるだろうと悪い妄想ばかりしてしまいました。
雨に打たれながら、ほんとうに少しずつ下り、やっと下までおりました。最後まで気が抜けない鎖場でした。
もうひとつ小さい鎖場を下ると、恐怖の鎖場地帯は終了です。
第三石門へ向かう横向きの鎖場へは、疲れすぎていく気になれず、撮影だけ済ませました。
ここからは階段を登っていきます。
するとすぐに東屋が目に飛び込んできて、しかもその向こうには第四石門が大きな口を開けて待っていました。
思わず歓声をあげ、東屋にいた方々に写真撮影をお願いしました。
これから神社までいくと伝えると、二、三ヶ所滑りやすい鉄のはしごがあるから気をつけて、と教えていただきました。
第四石門をくぐるとすぐ右手に、大砲岩のシルエットが見えました。
ほんとにあっちもこっちも、不思議な岩がたくさん。これを自然が作り出したなんて、奇跡だとしか思えません。
大砲岩方面にはまた鎖場がありましたが、わたしは休憩。
仲間の二人がチャレンジするのを見守ります。
身軽な二人は軽々と向こうの岩へ。
あとで感想をきくと、高度感がすごく、危険な箇所もあったとのこと。
滑落事故もあったらしいので、やはり無理は禁物でした。
ここからはとても歩きやすい山道です。
多少アップダウンはありますが、歩きづらい箇所も特にありませんでした。
雨が時々強く降りますが、道はひどいぬかるみになることもなく快適でした。
途中鉄の階段が出て来て、幅が微妙ですべりました。一気に下りますが手すりがあるので、つかまりながら慎重に進みます。
結構下ってきたな、というところで東屋が見えてきました。
ここで、やっとお昼ごはんです。
動いていたので、雨降りの中を歩いても寒さを感じませんでしたが、止まってごはんを食べていると冷えてきました。
そしてここで、神奈川チームに連絡。妙義神社に到着して歩き始めたようですが、中間道をあきらめて岩場をまわるコースにいるそうです。
でも足場がつるつるでとても登れないので、道の駅に戻って待ってる、とのことでした。
待たせるのは大変、と大急ぎで食べて出発します。
雨が強まって、ガスでかなり白っぽい山道。削られた岩たちとあいまって、さびれた雰囲気の中を歩きます。
時々みずみずしい新緑や、ミツバツツジのピンク、やまぶきの黄色がぽっとあらわれて、楽しませてくれました。
鉄製の急階段が一番の登りポイントで、肩で息をしつつ登りきりました。
その先に第二見晴台があります。岩を少し登ると、ギザギザの山並みが見える見晴らしのいいポイントでした。
雨にけむる姿がなんとも幻想的。こんな日の登山もまたいいものだと思えました。
再び中間道を下り、妙義神社を目指します。
歩きやすい道が続き、自然と足早になります。
途中、第一見晴台からも景色を楽しみたかったのですが、だんだんと下り坂の天気の前に、景色がイマイチでした。
そして、急いで妙義山神社に到着しました。
黒塗りの趣ある神社が、雨にぬれそぼちわたしたちを迎えてくれました。
しっとりとした風情がとてもいい雰囲気。
お詣り後、神社の前の石段を下ります。
この雰囲気もまた、すばらしかったです。
そして道の駅で、やっと神奈川チームと合流です!
思わずようやく巡り会えたねー、と言ってしまいました。
そこから車で中之嶽神社の駐車場へ回送してもらい、そのあと温泉へ。
冷えた体に染み渡る温かさ、ゆっくりつかってきました。
妙義山中間道は、お天気にもかかわらず楽しく歩けて、温泉まで満喫できるステキなところでした!
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