乗鞍岳(大日岳)

日程 | 2019年04月28日(日) [日帰り] |
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メンバー | |
天候 | 晴れ/曇り |
アクセス |
利用交通機関
経路を調べる(Google Transit)
|
地図/標高グラフ

表示切替:
コースタイム [注]
- 日帰り
- 山行
- 6時間0分
- 休憩
- 1時間1分
- 合計
- 7時間1分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 4月20日より確実に融雪が進んでいる。 【登行】 スタートから剣ヶ峰と高天ヶ原のコル乗り上げ(2800m付近)までクトー不要で行けました。適度に雪も緩んでシールの食い付きも良い。 念の為、落石に注意して。 大日岳2980mまでクトー装着 最後の30m程度はシートラ&アイゼン装着。 【滑走】 山頂直下から快適ザラメ。一部ストップ雪。 大日岳の斜面に地雷が隠れてます。 |
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過去天気図(気象庁) |
2019年04月の天気図 [pdf] |
写真
感想/記録
by takkarin
土曜日が仕事の為、4週連続で乗鞍岳とはいかなかった。
あらためて8日ぶり、今季8回目の乗鞍岳です。
前日に降雪があった様子で、かもしかゲレンデには薄っすらと新雪が付いていた。
今日は、スタート地点から見ると剣ヶ峰の裏手になる大日岳を目指します。
天気も良いなか気持ち良く登行開始。適度に緩んだ雪の上に薄っすらと新雪が乗っている状況でシールの食い付きも良い。
快調にかもしかゲレンデ、ツアーコース最初の急登を登り上げたが、なぜか急に足の出が悪くなる。しばらく登行を続けるが、少し進んでは立ち止まるの繰り返し。アミノバイタルゼリー2本、カステラ1切れで栄養補給して様子を見る事にする。
その間にスキーヤー1名、スプリットボーダー1名、登山者3名に抜かれた。スプリットボーダーは大日岳を目指すそうだ。
登山者3名は位ヶ原の急登までには追い抜いていた。
位ヶ原の急登も降雪により見た目は面ツルにリセットされている。
追い抜かれたスプリットボーダーは左から巻き、スキーヤーは左やや中央よりから右にトラバースする様子だ。自分は中央から直登し左にトラバースするルートとした。十分シールのみで乗り上げられる。気付いたら調子よく足が出るようになっていた。
位ヶ原に乗り上げたらスキーヤーは直進、大日岳を目指すと言っていたスプリットボーダーは左へ進路をとる。自分はスプリットボーダーより高度を上げてから左に進路をとった。前川本谷源頭部にさしかかる時点では、先頭で高天ヶ原と剣ヶ峰のコルを目指す事になった。
雪は3cm程度、吹き溜まりで10cm程度の新雪がある。あとは軟らかいウィンドクラストだ。まだまだクトー無しで登れる。右側の剣ヶ峰の斜面からの落石が散見される。右を注視しながらさっさと通過し稜線へ乗り上げる。
雪切れです。板を外し、持って裏の雪があるところまで歩く。
ここから大日岳と剣ヶ峰のコルを目指す事になる。南斜面の為、雪が結構緩んでいる。念の為、クトー装着して登る。稜線へ出たら。尾根つたいに山頂を目指した。最後の30m位の急斜度は、滑落したら権現池まで落ちてしまいそうだったので大きな岩のところでスキーをデポしアイゼンで山頂の様子見に。
山頂到着。
今日の剣ヶ峰は賑わっているだろう。楽しそうな声が大日岳の山頂まで聞こえてくる。こちらには自分一人です。
一通り景色を堪能した。剣ヶ峰から乗鞍連峰の稜線越しに見える北アルプスは、普段剣ヶ峰の山頂から見るのとは一味違う雰囲気であった。
山頂直下斜面を観察し行けると判断。デポ地点まで下りスキー板をピックアップし再び山頂へ。
滑走準備をしていたらスプリットボーダーも到着。暫くおしゃべりしたら先に山頂直下を滑る。快適ザラメで一気にスピードに乗れる。末端まで落としたかったが、200m位落したら登り返しておかわりを頂くことに。先程よりもさらに雪が緩んでいる。今度はコルからドロップ。快適快適。
2800m地点で板を脱ぎ稜線を超える。
今度は位ヶ原に向けての北東斜面滑走だ。こちらも斜度も良く快適に落せる。あまり落し過ぎると前川沢に入ってしまうので、来るときに着けたトレースにより位ヶ原方面へトラバースして行く。
あとはいつものツアーコースを滑って駐車場まで下りてきた。
普段は剣ヶ峰や摩利支天等、登りながら見える斜面を観察し滑っていたが、登行時には全く見えない大日岳からの滑走もありかもしれない。厳冬期は雪崩がありそうな地形の通過があるので、来シーズンはよく観察してみよう。
先週に比べて剣ヶ峰、高天ヶ原の肌の露出が大きくなっている。この1週間で大きく融雪が進んでいるようだ。今年は3月、4月にかけて乗鞍岳は多くの降雪があったが降雪後の日が短い為、緩んだ雪であり気温上昇による融雪が激しいようだ。
あらためて8日ぶり、今季8回目の乗鞍岳です。
前日に降雪があった様子で、かもしかゲレンデには薄っすらと新雪が付いていた。
今日は、スタート地点から見ると剣ヶ峰の裏手になる大日岳を目指します。
天気も良いなか気持ち良く登行開始。適度に緩んだ雪の上に薄っすらと新雪が乗っている状況でシールの食い付きも良い。
快調にかもしかゲレンデ、ツアーコース最初の急登を登り上げたが、なぜか急に足の出が悪くなる。しばらく登行を続けるが、少し進んでは立ち止まるの繰り返し。アミノバイタルゼリー2本、カステラ1切れで栄養補給して様子を見る事にする。
その間にスキーヤー1名、スプリットボーダー1名、登山者3名に抜かれた。スプリットボーダーは大日岳を目指すそうだ。
登山者3名は位ヶ原の急登までには追い抜いていた。
位ヶ原の急登も降雪により見た目は面ツルにリセットされている。
追い抜かれたスプリットボーダーは左から巻き、スキーヤーは左やや中央よりから右にトラバースする様子だ。自分は中央から直登し左にトラバースするルートとした。十分シールのみで乗り上げられる。気付いたら調子よく足が出るようになっていた。
位ヶ原に乗り上げたらスキーヤーは直進、大日岳を目指すと言っていたスプリットボーダーは左へ進路をとる。自分はスプリットボーダーより高度を上げてから左に進路をとった。前川本谷源頭部にさしかかる時点では、先頭で高天ヶ原と剣ヶ峰のコルを目指す事になった。
雪は3cm程度、吹き溜まりで10cm程度の新雪がある。あとは軟らかいウィンドクラストだ。まだまだクトー無しで登れる。右側の剣ヶ峰の斜面からの落石が散見される。右を注視しながらさっさと通過し稜線へ乗り上げる。
雪切れです。板を外し、持って裏の雪があるところまで歩く。
ここから大日岳と剣ヶ峰のコルを目指す事になる。南斜面の為、雪が結構緩んでいる。念の為、クトー装着して登る。稜線へ出たら。尾根つたいに山頂を目指した。最後の30m位の急斜度は、滑落したら権現池まで落ちてしまいそうだったので大きな岩のところでスキーをデポしアイゼンで山頂の様子見に。
山頂到着。
今日の剣ヶ峰は賑わっているだろう。楽しそうな声が大日岳の山頂まで聞こえてくる。こちらには自分一人です。
一通り景色を堪能した。剣ヶ峰から乗鞍連峰の稜線越しに見える北アルプスは、普段剣ヶ峰の山頂から見るのとは一味違う雰囲気であった。
山頂直下斜面を観察し行けると判断。デポ地点まで下りスキー板をピックアップし再び山頂へ。
滑走準備をしていたらスプリットボーダーも到着。暫くおしゃべりしたら先に山頂直下を滑る。快適ザラメで一気にスピードに乗れる。末端まで落としたかったが、200m位落したら登り返しておかわりを頂くことに。先程よりもさらに雪が緩んでいる。今度はコルからドロップ。快適快適。
2800m地点で板を脱ぎ稜線を超える。
今度は位ヶ原に向けての北東斜面滑走だ。こちらも斜度も良く快適に落せる。あまり落し過ぎると前川沢に入ってしまうので、来るときに着けたトレースにより位ヶ原方面へトラバースして行く。
あとはいつものツアーコースを滑って駐車場まで下りてきた。
普段は剣ヶ峰や摩利支天等、登りながら見える斜面を観察し滑っていたが、登行時には全く見えない大日岳からの滑走もありかもしれない。厳冬期は雪崩がありそうな地形の通過があるので、来シーズンはよく観察してみよう。
先週に比べて剣ヶ峰、高天ヶ原の肌の露出が大きくなっている。この1週間で大きく融雪が進んでいるようだ。今年は3月、4月にかけて乗鞍岳は多くの降雪があったが降雪後の日が短い為、緩んだ雪であり気温上昇による融雪が激しいようだ。
訪問者数:208人



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この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山/行った場所
- 乗鞍岳 (3025.64m)
- 三本滝レストハウス
- かもしかリフト最上部(ツアーコース開始点)
- ツアーコース終点
- 大日岳(奥ノ院) (3006m)
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