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記録ID: 1814480
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雪山ハイキング
大山・蒜山

伯耆大山、40年ぶりのリベンジ

2019年04月28日(日) [日帰り]
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GPS
05:00
距離
7.0km
登り
937m
下り
929m

コースタイム

日帰り
山行
4:11
休憩
0:49
合計
5:00
5:52
5:52
38
6:30
6:30
20
6:50
6:51
6
6:57
6:57
16
7:13
7:15
30
7:45
7:45
7
7:52
7:52
8
8:00
8:06
2
8:08
8:15
1
8:16
8:33
7
8:40
8:40
35
9:15
9:18
12
9:30
9:30
22
9:52
10:02
7
元谷へ降りた所
10:09
10:09
10
10:19
10:19
11
10:30
10:33
8
10:41
10:41
8
大山寺山門前
10:49
10:49
3
南光河原駐車場からだと夏山登山道入口までの距離は70mほど・・1分かかりません。(駐車場の登山届けポストから登山口が見えている) つまりアプローチの歩き全然なしで、キホン階段の続く登山道へ入ります。3合目まではわりとゆったり登るが、5合目あたりから階段一段あたりの段差が大きくなり傾斜も急になります。6合目からは石段や蛇かご(太い金網の袋に砕石を詰めたもの)が多くなり、適当な休憩スポットもないのでなかなかキツいです。8合目すぎから木道が始まり傾斜もゆるくなってヤレヤレ。石室分岐以遠はすべて木道になって頂上小屋や頂上碑へ続きます。
天候 曇り〜うす曇り ガスのかかる時間があったが視界良好。
この日米子市の気温、最高15.9度 最低5.9度
午前8:30の頂上小屋温度計、氷点下3度
服装・機能性アンダーの上に長Tシャツ着用だけで登りは十分対応できた。
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
モンベル大山店の川向かいにある南光川原駐車場を利用、前入りで車中泊。
駐車状況は前夜23時到着時で7割の入り、当日午前4時半の時点で満車でした。
帰りも午前11時時点で満車、近くの下山 (しもやま) 駐車場も順番待ち中。ただし、この時間でも少し離れた博労座駐車場(740台、無料)は十分余裕あり。
コース状況/
危険箇所等
寒くなった4月第4週半ばに降雪したようで、5合目あたりから雪があり、6合目避難小屋より上はほぼ雪道でした。9合目より上の木道では、吹き溜まる箇所で10cm程度積雪。
登りはノーアイゼンでも頂上までキックステップでしのげるものの、降りはさすがに危ないです。ノーアイゼンで降っていて尻もちをついている人や転んでいる人をたくさん見ました。(チェーンスパイクを付けた私も3回しりもちをついた)
前入りのため南光河原駐車場へ到着した時点の気温は、23時で4度。
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前入りのため南光河原駐車場へ到着した時点の気温は、23時で4度。
駐車場をスタート。 橋を渡った左側に見える建物がモンベル大山店。
駐車場をスタート。 橋を渡った左側に見える建物がモンベル大山店。
夏山登山口へ到着・・といっても南光河原駐車場から70mで到着。(駐車場から見えている)
夏山登山口へ到着・・といっても南光河原駐車場から70mで到着。(駐車場から見えている)
最初はセメント路面の道を進みます。このあたり、河原から上がってくる小道が何本か合流。
最初はセメント路面の道を進みます。このあたり、河原から上がってくる小道が何本か合流。
3合目、ここで標高1070mぐらい。ブナの林の中を登ります。
3合目、ここで標高1070mぐらい。ブナの林の中を登ります。
淡々とした登りの中で、景気が少しづつひらけてくるのが救いです。孝霊山のほうでしょうか。
淡々とした登りの中で、景気が少しづつひらけてくるのが救いです。孝霊山のほうでしょうか。
5合目 ここまでは歩いていても余裕がありましたが、夏山道はここから本気を見せてきます。
5合目 ここまでは歩いていても余裕がありましたが、夏山道はここから本気を見せてきます。
5合目標柱から5〜6分で行者谷コースとの分岐点へ。(登山地図では元谷別れと記載)
5合目標柱から5〜6分で行者谷コースとの分岐点へ。(登山地図では元谷別れと記載)
6合目手前から登山道に残雪が多くなります。
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6合目手前から登山道に残雪が多くなります。
もやりが取れてきて、北壁の連なりがはっきりしてきました。
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もやりが取れてきて、北壁の連なりがはっきりしてきました。
6合目避難小屋着 ここで行動食のコンビニドーナツを口に放り込み出発。
6合目避難小屋着 ここで行動食のコンビニドーナツを口に放り込み出発。
6合目避難小屋直上の登山道。 下りにノーアイゼンで転ぶ人が多かった地点。
3
6合目避難小屋直上の登山道。 下りにノーアイゼンで転ぶ人が多かった地点。
8合目手前でさっきまでいたモンベル大山店が見えました。(道路がY字型に分岐している所)
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8合目手前でさっきまでいたモンベル大山店が見えました。(道路がY字型に分岐している所)
ビュースポットの8合目 たくさんの方が写真撮影中。弓ヶ浜って本当に弓なりなんですね(笑)
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ビュースポットの8合目 たくさんの方が写真撮影中。弓ヶ浜って本当に弓なりなんですね(笑)
9合目木道まで来ると傾斜がゆるくなりヤレヤレ。吹き溜まりでは10cm以上積もっています。
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9合目木道まで来ると傾斜がゆるくなりヤレヤレ。吹き溜まりでは10cm以上積もっています。
いったん石室分岐へ降りて、淡々と木道を登る。
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いったん石室分岐へ降りて、淡々と木道を登る。
ゴールデンウィークにえびのシッポを見るとは思ってもみませんでした (!) あと4日したら令和の時代ですよ。
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ゴールデンウィークにえびのシッポを見るとは思ってもみませんでした (!) あと4日したら令和の時代ですよ。
昭和の時代には果たせませんでしたが、なんとか平成のうちに大山へ登れました。
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昭和の時代には果たせませんでしたが、なんとか平成のうちに大山へ登れました。
陽射しも出てきてモンクなしの眺望となりました。40年ぶりのリベンジ達成です。
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陽射しも出てきてモンクなしの眺望となりました。40年ぶりのリベンジ達成です。
頂上小屋で行動食を摂り、下山に備えてスノースパイクを付けます。
頂上小屋で行動食を摂り、下山に備えてスノースパイクを付けます。
小屋備え付けの温度計では、午前8時30分時点で氷点下3度。
小屋備え付けの温度計では、午前8時30分時点で氷点下3度。
私の地元、大阪の金剛山でも霧氷がみられますが、ここでは画像手前に真冬が、画像奥のふもとには春の景色が見えます。
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私の地元、大阪の金剛山でも霧氷がみられますが、ここでは画像手前に真冬が、画像奥のふもとには春の景色が見えます。
下山は登ってくる人との離合で大渋滞なので、本道から行者谷コースへ向かいます。こちらは沢へ降りるまで急傾斜の階段地獄。
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下山は登ってくる人との離合で大渋滞なので、本道から行者谷コースへ向かいます。こちらは沢へ降りるまで急傾斜の階段地獄。
元谷に降りました。私がこの写真を撮っている後ろで、たくさんの方が休憩中。
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元谷に降りました。私がこの写真を撮っている後ろで、たくさんの方が休憩中。
壮麗な北壁の峰のつらなり。帰ってしまうのがもったいないぐらいです。
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壮麗な北壁の峰のつらなり。帰ってしまうのがもったいないぐらいです。
沢伝いの道を下山する途中、ユートピア小屋方面への道と交差します。
沢伝いの道を下山する途中、ユートピア小屋方面への道と交差します。
登山道はとつぜん大神山神社の境内に出てきます。ここで安全登山の御礼をして進みます。
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登山道はとつぜん大神山神社の境内に出てきます。ここで安全登山の御礼をして進みます。
神社の境内になごりの桜がありました。 ついさっきエビのしっぽを見たばかりなのに、こちらは春全開の景色です。
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神社の境内になごりの桜がありました。 ついさっきエビのしっぽを見たばかりなのに、こちらは春全開の景色です。
大山寺山門前まで降りました。画像右側はお寺、左側は神社のフリーチョイススタイルです。
大山寺山門前まで降りました。画像右側はお寺、左側は神社のフリーチョイススタイルです。
さきほど8合目から見えていたモンベル大山店。川の向こう岸が車を停めた南光河原駐車場です。
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さきほど8合目から見えていたモンベル大山店。川の向こう岸が車を停めた南光河原駐車場です。
帰りに国道482号線から見た南壁 さっきまであのてっぺんにいたと思うと感慨無量です。
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帰りに国道482号線から見た南壁 さっきまであのてっぺんにいたと思うと感慨無量です。

感想

標題にある通り、私にとっては40年ぶりの大山リベンジでした。学生自体に友人と大山登山に出かけたのですが、晴れ予報が出ていたのに当日の現地は荒天・・・(汗) 一日停滞して様子を見たのですが、改善がなさそうなので松江市内の観光に切り替えて帰宅しました。その後就職や異動などで登山を離れたため、私にとっては「未完の大山登山」になっていたものです。

が、昨年バイクのツーリングで蒜山高原に行った際、大山の雄大な姿を見て「そうや、未完のままなんだ」と思いたち、昭和の終わりには間に合わなかったものの平成の終わりには何とか間に合わせたいということで、今回の10連休を使っての大山行きとなりました。

実行にあたり、今度も「また雨で登れなかった」とか「ガスガスで何も見えなかった」となると黒歴史を重ねてしまうので(笑) 毎日てんくらを2回みて「この日なら絶対!」というA判定の日を選び車で前入りしたのですが、当日朝の天気はどんよりしていました。ひとまず途中まで登り、状況次第で撤収と考えていたのですが、途中から薄日が差し始め頂上では陽射しも出てきて、なんとか「40年目のリベンジ」を果たすことが出来ました。

しかし、10連休ということを踏まえても、大阪の金剛山と変わらないぐらいの大山の人出には驚きました。まあ、こちらは高原リゾートの側面もありますし、関西の大台ケ原や大峰のように百名山なのでそうした部分もあるでしょう。しかし本格的な登山装備の方から子ども連れのファミリー登山、また主婦のグループのようなの方などいろいろな方がおられ、そのすべてが楽しめるオールラウンドに親しめる山だということを、40年ぶりにして改めて感じたところです。

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技術レベル
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3/5
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