富士写ヶ岳〜火燈山 〜石楠花祭り開催中〜 [石川県 加賀市]


- GPS
- 03:55
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,093m
- 下り
- 954m
コースタイム
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:56
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。 |
その他周辺情報 | やはり加賀温泉! 道の駅の日帰り温泉が便利。 |
写真
感想
GW第二回目の登山は前から気になっていた富士写ヶ岳だ。
なんと前日に富士五湖の十二ヶ岳から一旦彦根に帰り、すぐに加賀に行くという凄まじいまでの行動力に自分自身に呆れてしまう。
家を出たのは8時で下道で4、5時間、着いたのは13時だ。
登山口近くの駐車場に着いて準備をしてこれから登ろうとする人は俺しかおらず、皆楽しかったねーと言わんばかりに服を着替え、ザックを車の中に入れて帰りの支度をする人たちで賑わっていた。
つまり人気のある山を独り占めして静かな美しい世界を満喫出来るということだ。
富士写ヶ岳は尾根伝いに火燈山の縦走を兼ねて周遊出来るみたいなので、勿論そういったルートを歩く。
時間は遅いが、この時期は日が長いので18時半までに下山出来れば問題ない。
富士写ヶ岳から取り付くので、林道をちょっと歩いて登山口に向かう。
当然下山してくる沢山の人にすれ違いながらだ。
登山道は思ってた以上に急だ。
しかも堀割状になってみたりと歩きづらい箇所もある。
最初はツツジが綺麗だが、椿が出てきたあたりでイカリソウが咲き、それを過ぎると石楠花だらけになり、イワウチワも咲いているので目を癒してくれる。
石楠花畑が終わると視界が開け、富士写ヶ岳やそこから火燈山に伸びる縦走路を見渡す事が出来る。風が通るが曇の強風なのでちょっと寒い。
ここで一人の男にすれ違ったのが最後で、ここから人に会うことはなくなる。
気持ちの良い直下を登りきれば富士写ヶ岳山頂だ。
展望は福井市内〜三国までが拝められるも、曇りがちなので白山は見えなかった。
当然山頂には誰も居らず、記念写真などもはっちゃけたりと満喫した。
時間は15時前ではあるが、お腹が空いたのでカップ麺を食べようとするも水を忘れてしまっていた。
カップ麺の水をスポーツドリンクで代用することも出来ず、ドラッグストアで買ったこつぶっ子を食べた。
行動食もこれで尽きてしまったが、周遊すると決めていたので縦走路を歩き出す。
縦走路は気持ちの良いブナの中を歩くものだ。
ショウジョウバカマが良く咲いている。
少し歩くと暗部まで結構下る。
暗部には石楠花畑が癒してくれる。
その癒し効果でキツい登り返しに取り付く。
すると上にカモシカが静かに去っていくのを確認した。
多分1番の傾斜がキツい坂だっただろう。
ロープ場もあるし、昨日に引き続きの登山だからかなり堪えた。
しかも登りきっても戸倉谷山までは3箇所アップダウンがあるのでうんざりするが、その分展望は開けているので気が紛れる。
何とか戸倉谷山までたどり着いた。
360度の大展望で、福井市内〜三国、小松市内と両県を見ることができ、石川県に至っては松任まで見える勢いだ。
ただ、曇りがちなので白山は見えない。
ゆったりしていたいが、時間が17時に差し掛かっているので歩を進める。
結構下ってまた登り返して火燈山。
さっきいた戸倉谷山を振り返る。
もう富士写ヶ岳は見えない。
時間は大丈夫だと分かっているが、雨雲も来ているので少し急ぎ足で下る。
多分このコース1番の石楠花ロードだろう。
沢山咲き乱れており美しかった。
やがて鉄塔に着いて、ここなら電波がたつので彼女からのメールを確認しているうちに、何故かGPSを閉じてしまってた。
復帰の仕方が分からなかったので、足跡もここで途切れてしまっている。
気を取り直して歩きだし、やがて峠まで下りきり、古道を下りきり林道に出て駐車場に戻っておしまい。
勿論駐車場には俺の車が一台停まってるだけだった。
この周遊はもうちょっと時間をかけて歩くのが楽しめるな。
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