霧氷の森と笹の原 〜 剣山から三嶺
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- GPS
- 30:11
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,411m
- 下り
- 1,914m
コースタイム
- 山行
- 2:04
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:04
- 山行
- 11:32
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 12:32
天候 | 1日目:暴風 2日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
バスは10:33と13:43の2本のみ |
コース状況/ 危険箇所等 |
国道が酷道 |
その他周辺情報 | いやしの温泉郷 |
写真
感想
GWは憧れの秘境、生まれて初めての四国。
淡路島のSAで仮眠して海峡を渡り、酷道で山を越えて名頃へ。
キモい案山子が村中にいて、なかなかシュールな光景。10:33のバスは満車で、ここに車を置いて周回する人が多いみたい。
見ノ越は雪もちらつく寒さ。明後日の開山を前にどこかひっそりしている。
リフトは営業中だが乗っている人は見かけなかった。
あちこち霧氷だらけで、とても綺麗。五月の四国ってこんなんだっけ?
西島の駅を過ぎる頃に山頂からずーっと三嶺の方まで、見渡せて皆、歓声をあげていた。
大劔神社で岩の御神体を仰ぎ、山頂まで行くとそこは想像以上の暴風が吹き荒れていた。
子供が異常気象やー!と叫んでいる。
木道を吹き飛ばされそうになりながら早々に退散。ここの御神体も大岩だった。
ヒュッテは最近、立て替えたらしくとても綺麗で個室も快適。ご飯もたっぷり美味しくて、電気も自由に使える。
翌朝は日の出まえに出発。昨日はどの風はなく、歩くとちょうど良い寒さ。
次郎笈の一瞬のモルゲンが素敵。気温も上がって霧氷が散る登山道を歩く。
広がる笹の海が心地よい。もうずーっと歩いて行けそう。緩やかな尾根を辿って行くが、時折急な登り下りもあって、結構しんどい。
平和丸をすぎた頃から連れが遅れ始める。膝が痛いって、まだまだ先は長いのに。
樹林帯で早めのお昼をとって、カヤハゲをクリア。最後の三嶺がどーんとそびえている。
鎖なんかも出てきて、見た目以上に急な登りが続く。休み休み登ってとうとう山頂へ。
この360度の山並みの感じはちょっと本州では見られないかも。たぶんこの笹原のせいかな。
景色をたっぷり楽しんだら、小屋と池を目指して下山開始。そして試練はここから始まった。
連れの体力と膝が急激に悪化し、ペースが1/2に落ちてしまう。ゆったりとした傾斜の緩い尾根を三歩進んでは休みながら降りて行く。暗くなることも覚悟したが、なんとか日没前に降りてくることができて良かった。
帰りはじんわり疲れた身体を、いやしの温泉で癒して、たぬきが横切る酷道を街まで戻った。
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