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Yamareco

記録ID: 1827460
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

京都北山の雲取山

2019年05月03日(金) [日帰り]
 - 拍手
yoriton その他5人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:31
距離
10.3km
登り
609m
下り
503m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:16
休憩
1:13
合計
6:29
距離 10.3km 登り 609m 下り 503m
9:12
39
9:51
9:58
61
10:59
11
11:10
12:15
17
12:32
12:33
178
15:31
10
15:41
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
祇園四条まで京阪電車。花背高原まではレンタカーで往復。花背高原バス停の少し手前のおけや駐車場に駐車(300円/日)
コース状況/
危険箇所等
二の谷は雲取山山頂直下に急坂あり。小滝を卷く所は山道が崩壊していてスリップ注意。そして小さな渡渉が連続するが特に問題は無し。一の谷の渡渉ポイントは岩が滑りやすく、水量が多いのでドボン注意(3か所ほど)。昨年の台風による倒木はあるが処理されていて通行に問題はない。
花背高原の駐車場から出発。花背は山桜、しだれ桜が見頃だった。
2019年05月03日 09:07撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 9:07
花背高原の駐車場から出発。花背は山桜、しだれ桜が見頃だった。
駐車場を出てバス道を進むと・・。
2019年05月03日 09:10撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 9:10
駐車場を出てバス道を進むと・・。
すぐバス停がある。ここから西に向かう林道に入る。
2019年05月03日 09:11撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 9:11
すぐバス停がある。ここから西に向かう林道に入る。
寺山峠へ向かう登山道
2019年05月03日 09:41撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 9:41
寺山峠へ向かう登山道
寺山峠〜ハタカリ峠はアップダウンを繰り返す。急坂にはロープや電線が貼ってある。(ありがとうございます)
2019年05月03日 10:48撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 10:48
寺山峠〜ハタカリ峠はアップダウンを繰り返す。急坂にはロープや電線が貼ってある。(ありがとうございます)
谷筋は新録がきれいだった。
2019年05月03日 10:49撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 10:49
谷筋は新録がきれいだった。
気持ちの良い尾根道を行く。
2019年05月03日 11:02撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 11:02
気持ちの良い尾根道を行く。
樹々の合間から比良の山が望まれた。
2019年05月03日 11:02撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 11:02
樹々の合間から比良の山が望まれた。
辻山からは遠く比叡山が望まれた。比叡山の北、横高山も見えた。5年前に山友達が急逝したところだ。皆で黙禱した。
2019年05月03日 11:03撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 11:03
辻山からは遠く比叡山が望まれた。比叡山の北、横高山も見えた。5年前に山友達が急逝したところだ。皆で黙禱した。
雲取峠に到着。広々として気持ちの良い場所だ。
2019年05月03日 11:08撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 11:08
雲取峠に到着。広々として気持ちの良い場所だ。
展望が良いとヤマレコにあった雲取山・北峰に向かう途中からは蓬莱山が見えた。
2019年05月03日 11:13撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 11:13
展望が良いとヤマレコにあった雲取山・北峰に向かう途中からは蓬莱山が見えた。
少し高度を上げると、蓬莱山の左(北)には武奈ヶ岳の姿も。雄大な景色に歓声があがった。
2019年05月03日 11:17撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 11:17
少し高度を上げると、蓬莱山の左(北)には武奈ヶ岳の姿も。雄大な景色に歓声があがった。
遠く権現山から武奈ヶ岳へ至る比良の山並み。手前の杉に覆われた稜線は寺山峠からの稜線。結構なアップダウンだ。
2019年05月03日 11:18撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 11:18
遠く権現山から武奈ヶ岳へ至る比良の山並み。手前の杉に覆われた稜線は寺山峠からの稜線。結構なアップダウンだ。
雲取山山頂。900mとあるが、GPSでは910mだった。先客4名おられたが、食事を終えて先に出発された。
2019年05月03日 12:03撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 12:03
雲取山山頂。900mとあるが、GPSでは910mだった。先客4名おられたが、食事を終えて先に出発された。
昼食を終えて記念写真。
2019年05月03日 12:10撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 12:10
昼食を終えて記念写真。
一旦雲取峠に降りて左(南西)に向かってトラバース道を辿り、急登を登ると雲取山山頂に着いた。ヤマレコに記載のとおり展望は全くないが、北山らしい山頂だ。
2019年05月03日 12:33撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 12:33
一旦雲取峠に降りて左(南西)に向かってトラバース道を辿り、急登を登ると雲取山山頂に着いた。ヤマレコに記載のとおり展望は全くないが、北山らしい山頂だ。
本日の目的地なので、記念写真をパチリ。
2019年05月03日 12:35撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 12:35
本日の目的地なので、記念写真をパチリ。
二の谷を下降するが、巨大な広葉樹が倒れていた。台風のすざましさが感じられた。針葉樹の杉は至る所で倒れているが、これほどの広葉樹が倒れるのは珍しい。
2019年05月03日 12:46撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 12:46
二の谷を下降するが、巨大な広葉樹が倒れていた。台風のすざましさが感じられた。針葉樹の杉は至る所で倒れているが、これほどの広葉樹が倒れるのは珍しい。
二の谷の小さな滝の上にムシカリ(オオカメノキ)の花が咲いていた。
2019年05月03日 12:54撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 12:54
二の谷の小さな滝の上にムシカリ(オオカメノキ)の花が咲いていた。
その滝の卷道(左岸)は一部崩壊して下降には注意を要した。ありがたいことにトラロープが張ってあった。感謝!感謝!!です。
2019年05月03日 12:55撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 12:55
その滝の卷道(左岸)は一部崩壊して下降には注意を要した。ありがたいことにトラロープが張ってあった。感謝!感謝!!です。
絶好のロケーションにある。立命ワンゲル小屋の炊事棟。柱には京都らしく愛宕神社の火迺要慎のお札が2枚貼ってあった。
2019年05月03日 13:16撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 13:16
絶好のロケーションにある。立命ワンゲル小屋の炊事棟。柱には京都らしく愛宕神社の火迺要慎のお札が2枚貼ってあった。
立命ワンゲル小屋前のテーブルを借りて休憩。メンバーの内2名はOBだから良いかな・・・。ここのトイレは開放されていて大変ありがたい。トイレの床は木で上履きが置いてあったが、別に大きな袋があり、登山靴を履いたまま使用しても良いように配慮されていた。配慮が行き届いている。感謝!感謝!!です。
2019年05月03日 13:16撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 13:16
立命ワンゲル小屋前のテーブルを借りて休憩。メンバーの内2名はOBだから良いかな・・・。ここのトイレは開放されていて大変ありがたい。トイレの床は木で上履きが置いてあったが、別に大きな袋があり、登山靴を履いたまま使用しても良いように配慮されていた。配慮が行き届いている。感謝!感謝!!です。
小屋の前の沢にはクリンソウの群落。ここのクリンソウがこの日一番きれいだった。
2019年05月03日 13:18撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 13:18
小屋の前の沢にはクリンソウの群落。ここのクリンソウがこの日一番きれいだった。
クリンソウの群落
2019年05月03日 13:18撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 13:18
クリンソウの群落
アップで!!
2019年05月03日 13:19撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 13:19
アップで!!
少し下ると白い花が。桜ではないが何の花だろう。ヤマナシかも知れない。
2019年05月03日 13:22撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 13:22
少し下ると白い花が。桜ではないが何の花だろう。ヤマナシかも知れない。
下流から見上げるとこんな感じ。
2019年05月03日 13:23撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 13:23
下流から見上げるとこんな感じ。
見事なヤマザクラの巨木
2019年05月03日 13:27撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 13:27
見事なヤマザクラの巨木
沢沿いの新緑がきれいだ!!。
2019年05月03日 13:27撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 13:27
沢沿いの新緑がきれいだ!!。
登山道は沢身の横を通っており、小さな渡渉を繰り返す。
2019年05月03日 13:30撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 13:30
登山道は沢身の横を通っており、小さな渡渉を繰り返す。
高度が下がってきて、新緑の色が少しずつ濃くなっていく。
2019年05月03日 13:39撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 13:39
高度が下がってきて、新緑の色が少しずつ濃くなっていく。
二の谷出合。手前は一の谷、奥が二の谷。ここの岩は滑りやすかった。一ノ谷の少し上流の滑りにくい岩のある所を渉った。
2019年05月03日 13:45撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 13:45
二の谷出合。手前は一の谷、奥が二の谷。ここの岩は滑りやすかった。一ノ谷の少し上流の滑りにくい岩のある所を渉った。
ミヤマキケマン
2019年05月03日 13:49撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 13:49
ミヤマキケマン
三の谷出合
2019年05月03日 13:56撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 13:56
三の谷出合
三ノ谷出合を過ぎて直ぐ、杉の倒木があったが、通行に支障はなかった。
2019年05月03日 13:57撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 13:57
三ノ谷出合を過ぎて直ぐ、杉の倒木があったが、通行に支障はなかった。
林道横のイチリンソウ
2019年05月03日 14:03撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 14:03
林道横のイチリンソウ
ムラサキケマン
2019年05月03日 14:04撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 14:04
ムラサキケマン
ニリンソウ
2019年05月03日 14:04撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 14:04
ニリンソウ
ニリンソウ。花の下にピンクの蕾が見える。
2019年05月03日 14:05撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 14:05
ニリンソウ。花の下にピンクの蕾が見える。
ニリンソウ
2019年05月03日 14:05撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 14:05
ニリンソウ
ネコノメソウ(○○ネコノメ??)
2019年05月03日 14:06撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 14:06
ネコノメソウ(○○ネコノメ??)
芹生の入り口の勢龍天満宮の山桜。(林道から)
2019年05月03日 14:19撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 14:19
芹生の入り口の勢龍天満宮の山桜。(林道から)
芹生の入り口の勢龍天満宮の山桜。(境内から)
2019年05月03日 14:21撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 14:21
芹生の入り口の勢龍天満宮の山桜。(境内から)
勢龍天満宮の社。小さな社だが由緒ありげな風格が漂っていた。ここは歌舞伎「菅原伝授手習鑑・寺子屋の段」の舞台となった所でここに通じる橋は「寺子屋橋」だった。
2019年05月03日 14:20撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 14:20
勢龍天満宮の社。小さな社だが由緒ありげな風格が漂っていた。ここは歌舞伎「菅原伝授手習鑑・寺子屋の段」の舞台となった所でここに通じる橋は「寺子屋橋」だった。
林道脇の斜面に咲くヤマルリソウ
2019年05月03日 14:29撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 14:29
林道脇の斜面に咲くヤマルリソウ
一の谷が灰屋川に合流する場所の山桜が満開だった。
2019年05月03日 14:33撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 14:33
一の谷が灰屋川に合流する場所の山桜が満開だった。
灰屋川沿いの林道を旧花背峠を目指してゆったりと登る。昔は北山でも随一の山道だったそうだが、今はその面影は全くない。舗装されていないので歩きやすく、膝への負担がない。峠の手前は京見坂とあり、南の方角に京都の街がかすかに望まれた。
2019年05月03日 15:08撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 15:08
灰屋川沿いの林道を旧花背峠を目指してゆったりと登る。昔は北山でも随一の山道だったそうだが、今はその面影は全くない。舗装されていないので歩きやすく、膝への負担がない。峠の手前は京見坂とあり、南の方角に京都の街がかすかに望まれた。
林道脇にはクリンソウ畑が点在していた。この花は林道の側溝に一株だけ咲いていた。この辺りは1週間〜10日で見頃になるのでは。
2019年05月03日 14:47撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 14:47
林道脇にはクリンソウ畑が点在していた。この花は林道の側溝に一株だけ咲いていた。この辺りは1週間〜10日で見頃になるのでは。
長い林道歩きの後、旧花背峠に到着。お地蔵さんを守るように杉の大木が聳えていた。杉の後から寺山峠に至る稜線道が出ているが、ここも林道が伸びているそうだ。この日は写真右手に下り、旧道岐れバス停に出た。
2019年05月03日 15:27撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 15:27
長い林道歩きの後、旧花背峠に到着。お地蔵さんを守るように杉の大木が聳えていた。杉の後から寺山峠に至る稜線道が出ているが、ここも林道が伸びているそうだ。この日は写真右手に下り、旧道岐れバス停に出た。
旧道岐れから15:53の広河原行きバスで花背高原に行き、車を回収した。バスは20分ほど遅れてやってきた。
2019年05月03日 15:45撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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5/3 15:45
旧道岐れから15:53の広河原行きバスで花背高原に行き、車を回収した。バスは20分ほど遅れてやってきた。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) 携帯 時計 タオル カメラ

感想

京都北山はあまり歩いたことは無いが、クリンソウが沢山咲くという雲取山を目指した。登山口の花背は山桜や枝垂れ桜が丁度見頃で周囲の風景と相俟って感動的な美しさだった。花背高原バス停から歩き始める。しばらくは旧スキー場横の林道を登っていく。車が2台駐車していたが、普通の車では腹をこすりそうだ。林道が終わると登山道になり緩やかに登ると寺山峠に着く。京都市の左京区と右京区の境になるようだ。一ノ谷に下る道には行かず、北に向かう稜線をハタカリ峠を目指す。稜線からは花背の集落や新緑にそまる山肌、比叡山や比良の山々が望まれる。大小のアップダウンを繰り返すとハタカリ峠に着き、更にピークをひとつ越えると雲取峠に着く。広々として気持ちの良い峠である。山小屋が一軒建っていて牧場を思わせる風景だった。峠から僅かに登った所から雲取山・北峰を向かう。急登を10分弱で北峰に着くが、途中、比良の雄大な山並みが一望出来て歓声が上がった。北峰山頂には4名の先客があったが、我々が着いて間もなく出発された。ここで眺望を楽しみながらゆっくり昼食とした。一旦峠に下り、左(南西)曲がり、山腹をトラバース気味に巻いていくが、この区間は杉の大木が倒れていて跨いだり、潜ったりしなけれいけない。その後は細くて外傾した山道が続き少々注意を要する。鞍部に降り、急登を登り返すとすぐに雲取山本峰に着く。展望は全くないので写真を撮って二ノ谷の下降する。広葉樹の大木が倒れていて台風のすざましさを感じる。小さな滝の巻き道が唯一の要注意箇所で足元が危ないがトラロープが張ってあるのでありがたい。二ノ谷の中間点付近に立命ワンゲル小屋があり、トイレが開放されている。これも大変ありがたい上に、配慮が行き届いていた。小屋前で休憩し、前の沢に咲くクリンソウを愛で、更に谷を降る。下流域は沢身に沿って道が付けられていて、大風の影響か渡渉点が多くあるが、特に難儀するほどではない。二ノ谷出合で一ノ谷を渡渉するポイントは岩が滑りやすくドボン注意である。出会いを少し遡った所が渡りやすかった。雨上がりなどで増水したら困難かも知れない。ここから上流に向かうか、下流に向かうか悩んだが、下流に向かうことにした。一ノ谷沿いの林道を下ると芹生につく。ここには勢竜天満宮が祀られていた。歌舞伎「菅原伝授手習鑑・寺子屋の段」の舞台となった場所らしい。林道から社に渡る小さな橋は「寺子屋橋」とあった。一ノ谷が灰屋川に合流する場所からは灰屋川に沿った林道を旧花背峠を目指して緩やかに登っていく。川沿いのクリンソウを期待していたが、リンドウの側溝に一株だけ咲いていただけで、まだ蕾も少ない状態だった。咲き揃うまで1週間から10日くらいかかるのではないだろうか。長い林道歩きの後、旧花背峠に着く。お地蔵さんが祀られていて、古い歴史を感じさせる。周囲は林道が作られていて古道の風情は無くなっている。ここは山歩きの分岐点になっていて、花背峠、峠下、旧道岐れ、寺山峠方面に行くことが出来る。この日は一番近い旧道岐れに降り、バスで花背高原に戻って車を回収して帰路に就いた。
この日は新緑に染まる山を存分に楽しみことが出来た。目的のクリンソウはわずかだが咲いてくれていた。ミツバツツジは咲いていたが数は少なかった。北山は味のある山域です。

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