九重山



- GPS
- 08:16
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 842m
- 下り
- 827m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 8:15
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
写真
感想
九州上陸2日目〜、九重山。
1番ポピュラーな牧ノ戸峠から、久住山をはじめいくつかピークを踏みつつ周回して戻ってくる予定。
牧ノ戸峠〜第一展望所〜展望台まではコンクリートで整備された道を登る。正直、第一展望所までの登りが1番キツかった。
展望台からは久住分れまでは多少のアップダウンはあるももの、なだらかなハイキングコースといったところ。この時点で既に殆んど背の高い木がなく、正面には九重の山々、後ろはなだらかな稜線と遠くに街並みが見え、左右は旧火口と思われる草原が広がり・・・すごいな、ここ。
久住分れからは久住山までガレ場ザレ場の急登。歩きにくい・・・。久住山山頂は多くの人で賑わっていた。阿蘇側が開けていて阿蘇山の噴煙も見えた。
久住山からはまず、稲星山方面に向かう。当初稲星山へ登ろうかと思っていたが、稲星山と中岳の間に広がる草原が気持ち良さそうだったので、そちらを通ることにした。
中岳への登りはゴツゴツした急登となる。途中、梯子とロープが出てくるが、大したことはない。中岳山頂は狭いが大勢の人が休憩をしていた。展望は九州本土最高峰だけあり、360°のパノラマだが、遠望は周りの1700m峰に所々遮られている。しかし、ここから眺める九重の山々は本当に素晴らしい。火山らしい荒々しさとなだらかな稜線の対比、広々とした草原、エメラルドグリーンの池や砂浜のような白い砂地。全てが凝縮されている。
中岳から次の天狗ヶ城へ行く前に、御池と避難小屋へ寄り道。御池は水がキレイで静かで、ここで昼飯でもよかったなぁ。池ノ小屋は久住山避難小屋よりはマシだった。ここは白い砂地になっているのが印象的。
戻ってきて天狗ヶ城へ。振り返って中岳を見ると、大勢の人がいた。
一旦久住分れに戻り、星生山へ。個人的にはここからが本日のハイライトだった。星生崎の先端に立てば牧ノ戸方面を一望できる。稜線を進むと岩場が続き、岩場を巻いている登山道を無視して勝手に岩場を満喫。岩場の上から眺める星生山の稜線はアルペン的な雰囲気がある。硫黄山へ繋がる白い稜線を登ると眼下に蒸気を上げる硫黄山が近く、硫黄の臭いが鼻をつく。もちろん硫黄山方面は立ち入り禁止。山頂から見える硫黄山から三俣山へ続くきれいな稜線、これから進む笹原の稜線が素晴らしい。星生山は時間に余裕がなければパスしようと思っていたが、行って本当に良かった!
九重山はそれぞれのピークへはそれほど時間がかからず登れるので、あそこに行ってみよう、あっちも行ってみよう、と選ぶのが楽しい。立つ場所が違うと、同じ方向を眺めても違った景色に見えるのが面白い。1800m弱の標高でありながら、素晴らしい展望や火山らしい荒々しさ、広々とした草原やきれいな稜線、池まである。全てが凝縮されていた。次回訪れることができるなら、坊ガツルで2-3泊テント泊してもっと色々な所を歩き回りたい。
前日の阿蘇山といい九重山といい、雄大で素晴らしかった。晴天にも恵まれて九州遠征は大成功だ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する