雲取山往復で体力測定


- GPS
- --:--
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 1,630m
- 下り
- 1,618m
コースタイム
天候 | 晴れのち雨(雷雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好。1カ所だけ崩落箇所があるものの通行に支障なし。ただし,上空の寒気の影響で午後には山沿いで夕立の可能性があるとのことで,なるべく早く下山。 |
その他周辺情報 | 奥多摩駅近くの「もえぎの湯」は連休のため混雑。整理券で30分くらい待つらしい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
日焼け止め
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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備考 | 100均のレインポンチョ。行動時ではなく雨の中でバスを待つ時に使用。 |
感想
連休最後の山トレは,久々の奥多摩・雲取山です。この山にはこれまで10回ほどいくつかのルート(鴨沢,三峰神社,飛龍山経由,ヨモギ尾根,富田新道,浅間尾根など)で登っていますが,鴨沢登山口から雲取山への最短記録は10年前の2時間17分です。最も時間がかかったのは2016年2月の大雪のときで,3時間40分かかっています。直近の無雪期では,同じ年の4月に3時間5分かけて登っています。体が今よりも軽かった10年前の記録は無理としても,3時間を切るのが目標です。それによって,今の時点での自分の体力が測定できるはずです。下山の所要時間は年によってあまりばらつきがなく,2時間台の前半を目安とすることにします。
土曜日の早朝,奥多摩駅に着くとゴールデンウィークの臨時便で鴨沢へ向かいます。天気は良好で,それほど暑くもなく丁度よい気温です。さっそく時間を意識しながら一定のリズムで足を運んでいきます。前を行くハイカーがよいペースメーカーになってくれて,何度か道を譲ってもらいながら,高度を稼いでいきます。平坦路は小走りで進みます。連休なので,前の日に登っていたと思われるハイカーともすれ違います。本コースで一番単調で眺望のない前半は,ひたすら辛抱の登りが続きます。七ツ石山下の分岐から石尾根上のブナ坂までの道も記憶よりも長く感じ,あそこを曲がれば平坦な尾根道だという期待が何度か裏切られます。
それでも10時前にブナ坂に到着し,少しの間,平坦な尾根道を歩きながら休むという省エネモードに入ります。西に眺望は開けていますが,雲が多くて富士山や南アルプスの山々は望めません。標高が1,700メートルを超えたあたりから,腕時計の高度表示を見ながら,今は江戸時代の中期,そろそろ明治維新……などと頂上の2,017メートルまでのカウントダウンを始めます。ガレた山肌を小雲取山まで登れば,あと一息です。そして10時53分に雲取山頂上に到着。5メートル刻みの高度計は2,020メートルを示していて,なかなか正確です。登山口からの所要時間は,2時間50分で目標達成です。
このあと,避難小屋の近くのトイレに立ち寄り,エナジージェル(唯一の行動食)で栄養補給をしただけで,すぐに下山を開始します。足は意外に動いてくれて,スピードも上がります。ところが,ブナ坂を過ぎたあたりから雷が鳴りだし,空も暗くなって雨が降ってきます。尾根道を外れて樹林帯に入っているので,雷に直撃されたり雨に濡れる心配はあまりなさそうですが,雷鳴は次第に大きくなってきます。ここはいち早く山を降りたほうが安全と考えて,トレランモードに入ります。まだこれから登ってくるハイカーも多く,少々心配になります。正午過ぎなのに,周囲はすでに夕方の雰囲気です。すると,大きな破裂音とともに,50メートルくらい離れた谷側に雷が落ちてきます。さらにスピードを上げて一気にバス停まで下ります。
バス停には次の便が出る30分以上前に到着。下山にかかった時間は2時間17分で,過去10年間で2番目に早い時間です(最短は2012年の2時間6分)。バスを待つハイカーは多く,雨の中,長い列ができていますが,ここでも臨時バスが続いて全員が乗れたようです。奥多摩駅に着くと,汗と雨で濡れた体で電車に乗るのもどうかと思ったので,「もえぎの湯」に行ってみることに。そこでは整理券を配っていて30分くらい待つとのことだったので,温泉施設の裏手で素早く渇いた服に着替え,そのまま駅にUターンします。結局これが正解で,すでに到着していた「ホリデー快速奥多摩号」に乗り込むと,30分後に出発するときには座席は埋まってしまっていました。
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