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記録ID: 1832573
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ハイキング
朝日・出羽三山

初めて尽くしの徳網山

2019年05月05日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.1km
登り
491m
下り
488m

コースタイム

日帰り
山行
3:10
休憩
0:47
合計
3:57
7:28
132
スタート地点
9:40
10:27
58
11:25
ゴール地点
途中、野生動物(サルの群れ)にビビって35分ほど立ち往生した。
天候 快晴。朝、最低気温3度から最高27度の夏日へと気温が上昇した。
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
・車道から登山口への入り口が分かりにくかった(標識無し)
・一箇所、倒木で道が塞がれていた。
初めて訪れる小国町五味沢地区の様子。真ん中の尖がりが徳網山のハズ。
2019年05月05日 07:08撮影 by  iPhone 6, Apple
5/5 7:08
初めて訪れる小国町五味沢地区の様子。真ん中の尖がりが徳網山のハズ。
しかし登山口を通りすぎてしまう。開けたところから山体をチェック。どこから見ても尖がった山頂のようだ。
2019年05月05日 07:14撮影 by  iPhone 6, Apple
5/5 7:14
しかし登山口を通りすぎてしまう。開けたところから山体をチェック。どこから見ても尖がった山頂のようだ。
本当は橋を渡ってすぐのこの角を左に曲がる(帰路に撮影)。標識がないので注意したい。
2019年05月05日 11:33撮影 by  iPhone 6, Apple
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5/5 11:33
本当は橋を渡ってすぐのこの角を左に曲がる(帰路に撮影)。標識がないので注意したい。
駐車場でも看板が地面に伏せて倒れたままだったので、このように立てかけておいた。画像右に進んで登山開始。
2019年05月05日 07:28撮影 by  iPhone 6, Apple
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5/5 7:28
駐車場でも看板が地面に伏せて倒れたままだったので、このように立てかけておいた。画像右に進んで登山開始。
すぐにカタクリの群生を見つけた。奥の杉林に突入する。
2019年05月05日 07:32撮影 by  iPhone 6, Apple
5/5 7:32
すぐにカタクリの群生を見つけた。奥の杉林に突入する。
ヤブツバキにも出会った。これも道中で何度も見かけた。
2019年05月05日 07:36撮影 by  iPhone 6, Apple
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5/5 7:36
ヤブツバキにも出会った。これも道中で何度も見かけた。
杉林を抜けるとブナの一本道へと次第に植生が変わる。ここで早速、暑くなったので着替えた。
2019年05月05日 07:38撮影 by  iPhone 6, Apple
5/5 7:38
杉林を抜けるとブナの一本道へと次第に植生が変わる。ここで早速、暑くなったので着替えた。
ツバキと急坂の図。
2019年05月05日 07:39撮影 by  iPhone 6, Apple
5/5 7:39
ツバキと急坂の図。
途中、倒木で完全に塞がれている箇所に出くわした。跨いだり左右に巻いたりしてすぐに合流可能。
2019年05月05日 07:43撮影 by  iPhone 6, Apple
5/5 7:43
途中、倒木で完全に塞がれている箇所に出くわした。跨いだり左右に巻いたりしてすぐに合流可能。
帰り道で間違えそうな箇所があった。左端に三角点っぽい石があるところ。登りは赤の矢印なのだが、帰りに間違って青を直進しそうだった。
2019年05月05日 07:50撮影 by  iPhone 6, Apple
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5/5 7:50
帰り道で間違えそうな箇所があった。左端に三角点っぽい石があるところ。登りは赤の矢印なのだが、帰りに間違って青を直進しそうだった。
爽やかな新緑のブナの道。
2019年05月05日 07:51撮影 by  iPhone 6, Apple
5/5 7:51
爽やかな新緑のブナの道。
イワウチワとも出会った。これも道中で次々見かけた。
2019年05月05日 07:51撮影 by  iPhone 6, Apple
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5/5 7:51
イワウチワとも出会った。これも道中で次々見かけた。
ツツジも現れた。これはごく僅かしか見かけなかった。
2019年05月05日 07:55撮影 by  iPhone 6, Apple
5/5 7:55
ツツジも現れた。これはごく僅かしか見かけなかった。
ブナが巨大になってきた。
2019年05月05日 07:56撮影 by  iPhone 6, Apple
5/5 7:56
ブナが巨大になってきた。
同時に枝が減って樹々の間から遠くの飯豊連峰が見えるようになった。
2019年05月05日 07:57撮影 by  iPhone 6, Apple
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5/5 7:57
同時に枝が減って樹々の間から遠くの飯豊連峰が見えるようになった。
同じく、右手に朝日連峰も垣間見えるようになった。
2019年05月05日 08:02撮影 by  iPhone 6, Apple
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5/5 8:02
同じく、右手に朝日連峰も垣間見えるようになった。
不意に稜線上に立った。画像右端が徳網山山頂で、左から巻いて到達することが分かった。
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不意に稜線上に立った。画像右端が徳網山山頂で、左から巻いて到達することが分かった。
徳網山山頂と奥に朝日連峰。右に伸びているのは白太郎山で大体の位置関係が分かった。
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徳網山山頂と奥に朝日連峰。右に伸びているのは白太郎山で大体の位置関係が分かった。
予想はしていたけど、痩せ尾根になる。これはまだ序の口。
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予想はしていたけど、痩せ尾根になる。これはまだ序の口。
この写真を撮った直後、灰色の野生動物が右から左に横切った。もう一頭が斜面右側に残って、枝をガサガサ揺らした。カモシカかと思ったけど群れないハズ…。
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この写真を撮った直後、灰色の野生動物が右から左に横切った。もう一頭が斜面右側に残って、枝をガサガサ揺らした。カモシカかと思ったけど群れないハズ…。
やや下がる。この尾根の両脇で数頭の動物が枝をガサガサ。もし灰色じゃなくて真っ黒だったらクマである。どうしたものかと停滞した。
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やや下がる。この尾根の両脇で数頭の動物が枝をガサガサ。もし灰色じゃなくて真っ黒だったらクマである。どうしたものかと停滞した。
やがて新潟からやって来た3人組と合流したので、事情を説明し一緒に通過した。どうもサルだったようだ(助かりました)。しばらくして登山道が雪で覆われ始めた。
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やがて新潟からやって来た3人組と合流したので、事情を説明し一緒に通過した。どうもサルだったようだ(助かりました)。しばらくして登山道が雪で覆われ始めた。
残雪期のブナの森って感じ。これも左端に道が続いている。
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残雪期のブナの森って感じ。これも左端に道が続いている。
最後の一本道という感じだが、ここから道が険しくなっていく。
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最後の一本道という感じだが、ここから道が険しくなっていく。
左手の崖と向かいの急峻な峰を写したかった図。崖は落ちたら真っ逆さま。
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左手の崖と向かいの急峻な峰を写したかった図。崖は落ちたら真っ逆さま。
日の光を浴びながらスリリングな道を往く。
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日の光を浴びながらスリリングな道を往く。
タムシバの花と徳網山山頂。まだまだ先の模様。
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タムシバの花と徳網山山頂。まだまだ先の模様。
奥穂とジャンダルム?的な盛り上がりが現れた。枝で上手く写せないけど、とにかく手前は急な崖。
奥穂とジャンダルム?的な盛り上がりが現れた。枝で上手く写せないけど、とにかく手前は急な崖。
ヒメコマツ(だと思う)の道になり、真ん中でイワウチワが小さく咲いている。
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ヒメコマツ(だと思う)の道になり、真ん中でイワウチワが小さく咲いている。
ここまで高度を上げると、右手に麓の農村の風景が見えてくる。なんか模型のような質感になった。
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ここまで高度を上げると、右手に麓の農村の風景が見えてくる。なんか模型のような質感になった。
右に視線を移すと、当然に飯豊連峰の真っ白な姿を捉えられる。
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右に視線を移すと、当然に飯豊連峰の真っ白な姿を捉えられる。
ついには岩場まで現れた。高度がどんどん上がって、同時に景色への期待も高まる。
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ついには岩場まで現れた。高度がどんどん上がって、同時に景色への期待も高まる。
蟻の戸渡り的な最後の登り。
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蟻の戸渡り的な最後の登り。
ついに山頂に到達した。終盤にスリリングな道かつ期待が高まる眺めがセットになっているため、達成感が大きい。
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ついに山頂に到達した。終盤にスリリングな道かつ期待が高まる眺めがセットになっているため、達成感が大きい。
早速、山の様子をチェック。まず真北の朝日連峰の北西部分。中央右が巣戸々山(すとどやま:1216m)。以東岳はこの奥に隠れて全く見えないらしい。
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早速、山の様子をチェック。まず真北の朝日連峰の北西部分。中央右が巣戸々山(すとどやま:1216m)。以東岳はこの奥に隠れて全く見えないらしい。
巣戸々山の右に寒江山や竜門山。一段高く西朝日岳、中岳、大朝日岳。やや手前に平岩山、大玉山。中岳の真下に桧岩屋山(1253m)がひな人形のように三角にそびえていることにも注目した。
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巣戸々山の右に寒江山や竜門山。一段高く西朝日岳、中岳、大朝日岳。やや手前に平岩山、大玉山。中岳の真下に桧岩屋山(1253m)がひな人形のように三角にそびえていることにも注目した。
真東の図。手前に1000mちょっとの白太郎山と足駄山が並んでいて、その左奥に祝瓶山。
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真東の図。手前に1000mちょっとの白太郎山と足駄山が並んでいて、その左奥に祝瓶山。
さらに右(南東)。柴倉山や三体山の1200m級の並び。その右に遠く栂峰の山塊。画像中央の窪みの奥に吾妻連峰の一部が霞んで見える。
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さらに右(南東)。柴倉山や三体山の1200m級の並び。その右に遠く栂峰の山塊。画像中央の窪みの奥に吾妻連峰の一部が霞んで見える。
さらに右を向いて南側。真っ白な飯豊連峰が静かにそびえる。隣の二王子岳もまだ白い。手前には野焼き中の農村風景。そして小国町中心部から延々と進んできた道。
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さらに右を向いて南側。真っ白な飯豊連峰が静かにそびえる。隣の二王子岳もまだ白い。手前には野焼き中の農村風景。そして小国町中心部から延々と進んできた道。
南西側に高く見えるのは、頭布山(ずきんやま)、光兎山(こうさぎさん)の1000m級の山塊だと思う。ここでも野焼きの煙がある。
南西側に高く見えるのは、頭布山(ずきんやま)、光兎山(こうさぎさん)の1000m級の山塊だと思う。ここでも野焼きの煙がある。
さらに西側に鷲ヶ巣山の尖がり。枝の関係で上手く撮れなかったかも。
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さらに西側に鷲ヶ巣山の尖がり。枝の関係で上手く撮れなかったかも。
高度感を意識して麓の風景と朝日連峰その他を一枚に収めた図。
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高度感を意識して麓の風景と朝日連峰その他を一枚に収めた図。
初めて見る山および方向性で目白押しだったので、一時間も滞在した。ありがとう、徳網山! 今度は遠くからキミを探してみるね!
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初めて見る山および方向性で目白押しだったので、一時間も滞在した。ありがとう、徳網山! 今度は遠くからキミを探してみるね!
これから帰る尾根の様子をチェック。私がサルにビビって停滞したのは画像真ん中あたりか。
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これから帰る尾根の様子をチェック。私がサルにビビって停滞したのは画像真ん中あたりか。
ゾッとするような険しい斜面と、奥に鷲ヶ巣山。やや降りた方が鷲ヶ巣山を上手く写せるかも。画像右側の山は全く分からない。三面ダムも全く見えなかった。
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ゾッとするような険しい斜面と、奥に鷲ヶ巣山。やや降りた方が鷲ヶ巣山を上手く写せるかも。画像右側の山は全く分からない。三面ダムも全く見えなかった。
以降特に何もなく、前述した間違えそうな箇所に到達。右に行けそうだけど、ここは左に曲がる。
以降特に何もなく、前述した間違えそうな箇所に到達。右に行けそうだけど、ここは左に曲がる。
登山口の杉林でニリンソウだと思って撮った。でも花びらの数が多いし形も違う。「何だコレ?」ということでコメントお待ちしています。
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登山口の杉林でニリンソウだと思って撮った。でも花びらの数が多いし形も違う。「何だコレ?」ということでコメントお待ちしています。
帰り道、起き上がり小法師のような形の山に注目した。地図で越中里ってところの西側。
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帰り道、起き上がり小法師のような形の山に注目した。地図で越中里ってところの西側。
後日、某所で見つけたニリンソウだと思うもの(右側のが)。花びらが5〜7枚で丸い形だとニリンソウ。
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後日、某所で見つけたニリンソウだと思うもの(右側のが)。花びらが5〜7枚で丸い形だとニリンソウ。
なので徳網山でも見たこれはキクザキイチリンソウの白いタイプなんだと思う。
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なので徳網山でも見たこれはキクザキイチリンソウの白いタイプなんだと思う。
撮影機器:

感想

初めて訪れる五味沢地区の抜群の展望を持つ山に登った。天気にも恵まれて初めて尽くしの眺めが得られた。

見たことのない方向からの朝日・飯豊連峰と、裏側から見る祝瓶山や三体山も新鮮だったし、二王子岳や鷲ヶ巣山などの新潟の山も初めて自分の行ける山域として意識した。

登山道は、終盤になってスリルと眺めへの期待が同時に高まるような道筋で、登った高さや距離以上の達成感があった。

朝日や飯豊が好きな人なら、一度は登っておきたい山だと思った。

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コメント

最高の展望台ですね
righatmineさん、お久しぶりです。
徳網山は、晴れて運が良ければ朝日連峰と飯豊連峰が見える抜群の眺望と聞き昨年10月に行ったのですが、登山口がなかなか見つけられず大幅なタイムロスをしてしまった上、雨にあたり途中で引き返して以来でした。
快晴の徳網山の眺望は本当に素晴らしいですね。righatmineさんのレコで、また行きたくなりました。近いうち再チャレンジしたいと思います。
詳しい情報ありがとうございます。
2019/5/7 12:52
Re: 最高の展望台ですね
コメントありがとうございます。
雨のときは確かに怖いでしょうね。終盤に、足を踏み外すと真っ逆さまな箇所がありました。天気よくて空気が澄んでるときだと、独特な達成感があると思います。お気をつけて!
2019/5/7 14:12
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