阿弥陀ケ峰〜霊仙山《ヤマシャクヤク群生地を探して》
- GPS
- 09:23
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,140m
- 下り
- 1,143m
コースタイム
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 9:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
〈駐車場〉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈道の状況〉 〈登山ポスト〉 |
写真
感想
霊仙山には色々なルートで登りましたが、今回は未登頂の「阿弥陀ヶ峰」から柏原道7合目を経由しての周回コースとしました。バリエィションコースに近いものです。
今日の最大の目的はヤマシャクヤクを見ることです。このコースは登山者が少なくヤマシャクヤクの群生地が多く残されています。
現在、谷山谷登山道は登山禁止となっていますので、上丹生浄水場跡地奥から急斜面を直登し阿弥陀ヶ峰の西稜線の最先端を目指します。この急斜面の道なき道を登ること約30分は悪戦苦闘します。その先に伸びる稜線はカレンフェルトの狭い岩稜尾根、岩を乗り越えながら進みます。次第に尾根道は広くなり途中で倒木が道を塞いでいる所もありましたが、樹林帯のなかを安心して歩くことが出来ます。
P644を通過、暫らく進むと突然カレンフェルトが現れます。登り口に「霊山三蔵供養宝塔」「南無阿弥陀仏」と書かれた標識と、石で出来た供養塔が建っていました。阿弥陀堂跡地です。
ここから阿弥陀ケ峰山頂まで続く一帯は最初のヤマシャクヤクの群生地です。丁度見頃の開花に遭遇しました。ラッキーです。
花見を十分堪能し阿弥陀ケ峰山頂で昼食を摂ります。更に山頂から梓河内に向かいます。
ここも見事な今日、2番目のヤマシャクヤクの群生地でした。
梓河内から右手にトラバースして柏原道7合目を目指します。途中道が少し荒れていますが問題はありませんでした。合流後は安全な一般道で急坂を上り詰め霊仙山避難小屋に到着します。目の前に経塚山、更に左に霊仙山山頂が拡がっています。既に15時を過ぎ、明るいうちに下山したいので山頂はパスし、ショートカットをしながら榑ヶ畑道八合目・お池を目指します。
ここから分岐して尾根に取り付きます。急坂の尾根を下ると再び、ヤマシャクヤクの群生地が斜面に拡がっています。今日3番目の群生地です。美しいものは何度見ても見飽きることはなく、何度もシャッターを切ってしまいました。
時間はあまりありませんので尾根を「昼坂峠」への林道を進み、ここから最後の急坂の古道を下り神明神社の裏側に無事下山しました。刻すでに18時でした。
今日は想定以上に時間が掛かりましたが、読図力が要求される難しい山でした。
それを上回るヤマシャクヤクの群生に圧倒され、本当に苦労が報われたと痛感しました。
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