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Yamareco

記録ID: 1844374
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ハイキング
富士・御坂

鶴ヶ鳥屋山〜宝鉱山

2019年05月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:40
距離
13.0km
登り
1,196m
下り
1,174m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:24
休憩
2:14
合計
8:38
6:37
68
9:28
10:12
49
11:01
11:01
5
11:06
11:08
18
11:26
11:34
18
11:52
11:52
87
13:19
14:22
52
15:14
15:15
0
15:15
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
宝鉱山ヘリポート駐車場
ふれあいの里の中に、日本武尊が座ったという御座石が。
ふれあいの里の中に、日本武尊が座ったという御座石が。
林道黒野田線から、鶴ヶ鳥屋山。
林道黒野田線から、鶴ヶ鳥屋山。
見晴台。現在ここまで車で来れる。
見晴台。現在ここまで車で来れる。
見晴台から富士山。手前は御巣鷹山。
見晴台から富士山。手前は御巣鷹山。
見晴台から、秋山、道志の山々。一番遠くに見える大きいのは丹沢の大室山。
見晴台から、秋山、道志の山々。一番遠くに見える大きいのは丹沢の大室山。
見晴台のところから、尾根によじのぼる。
見晴台のところから、尾根によじのぼる。
新緑がきれいな尾根。
新緑がきれいな尾根。
ちょっと岩っぽいところも。
ちょっと岩っぽいところも。
きれいだけど、最後の登りはかなり急で、ずるずるで、きつかった。
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きれいだけど、最後の登りはかなり急で、ずるずるで、きつかった。
鶴ヶ鳥屋山頂上。
鶴ヶ鳥屋山頂上。
地面の茶色と新緑の緑がきれい。
地面の茶色と新緑の緑がきれい。
本社ヶ丸。
ツツジが多い稜線。一部咲いていた。
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ツツジが多い稜線。一部咲いていた。
ヤグラ。昔、鉱山と笹子駅を空中索道でつないで、採掘物を運んでいたようです。
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ヤグラ。昔、鉱山と笹子駅を空中索道でつないで、採掘物を運んでいたようです。
さびさびなのに、動かしてみると、まだなめらかに回ります。
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さびさびなのに、動かしてみると、まだなめらかに回ります。
玉村式。上の2字はわからない。
玉村式。上の2字はわからない。
角研山頂上。
鉄塔。ここから、宝鉱山に下る。
鉄塔。ここから、宝鉱山に下る。
ロクショウグサレキン拡大。
ロクショウグサレキン拡大。
沢沿いに下っていくと、排水孔かな? で小さな橋を渡る。
沢沿いに下っていくと、排水孔かな? で小さな橋を渡る。
硫化鉱や銅をとっていたということで、まっ茶色の水が流れる坑道あと。ここから林道に。
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硫化鉱や銅をとっていたということで、まっ茶色の水が流れる坑道あと。ここから林道に。
林道分岐で、鉱山あと方面に登り。
林道分岐で、鉱山あと方面に登り。
林道が終わったら、奥の白い階段を上ります。
林道が終わったら、奥の白い階段を上ります。
左の排水溝に沿ってしばらく登り、
左の排水溝に沿ってしばらく登り、
採掘孔を過ぎてさらに登ると、
採掘孔を過ぎてさらに登ると、
露頭に囲まれた大きな窪地。というか穴。
露頭に囲まれた大きな窪地。というか穴。
窪地の底には、柔らかい黄鉄鉱(大きな結晶はない)。
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窪地の底には、柔らかい黄鉄鉱(大きな結晶はない)。
林道を戻る途中、明治時代の銅の精錬滓(カラミ)捨て場がありました。
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林道を戻る途中、明治時代の銅の精錬滓(カラミ)捨て場がありました。
まるで溶岩みたいですね。
まるで溶岩みたいですね。
容器の形がそのまま残ってる。
容器の形がそのまま残ってる。
カラミで見つけた。多分、アロフェンという粘土準鉱物か。
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カラミで見つけた。多分、アロフェンという粘土準鉱物か。

感想

宝鉱山から鶴ヶ鳥屋山です。
林道黒野田線をずっと東屋のある見晴台まで歩いて、そこから南東尾根を登りました。
東からの登山道合流前の登りは、なかなか急できついので、距離的にはショートカットだけど、時間的にはもしかしたら林道+登山道と大して変わらないかもしれない(登る場合)。
本社ヶ丸への稜線は、ツツジ(ちらほら咲いてた)と岩の多い、きれいな尾根でした。
鉱山跡に下る道は、基本東電ルートのようです(階段がいつもの鉄塔管理道のプラ製)。沢沿いは若干荒れてて歩きにくいです。
下に下りてから、鉱山跡と露頭に行きました。
銅山なので、その後処理に結構苦労しているようで、いろいろやっているようですが、本社川の水はちょっと飲みたくない感じ。

索道跡の字を調べていて、わかったこと。
玉村式索道というのは、日本の索道草創期の技師、玉村勇助によるもの。明治40(1907)年に足尾銅山から独立して、玉村工務所を開設しています。鉱山における空中索道の専門家だったということで、宝鉱山を手掛けたのでしょう(宝鉱山が精錬を中止し、空中索道で笹子駅まで鉱材を運ぶようになったのは明治42(1909)年)。
索道観察日記 http://cable.cocolog-nifty.com/sakudo/2006/12/post_1d31.html
廃墟検索地図 https://haikyo.info/s/11478.html
「足尾の産業遺跡47」 (PDF)、『広報あしお』 (足尾町)、2005年9月。 http://ashio.shokokai-tochigi.or.jp/dennouhakubutukan/sanngyouiseki/kouhouashio/h1709.pdf

「足尾の産業遺跡47」3ページに、ここの写真の車輪と同じと思われる玉村式索道稼働中の写真が出ています。

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