鳥海山・祓川からSKIMO


- GPS
- 03:04
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,543m
- 下り
- 1,547m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
みんなで綺麗に使いましょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
祓川から七ツ釜避難小屋の区間は、縦溝が深く滑りにくい。 今後、状態が悪化していくことが予想される。 山頂付近までを含めて、各所に割れ目が目立っている。 滑走時に特に注意して欲しい。 |
その他周辺情報 | 108号線沿いにあるそば店「ももや」は17:30ラストオーダーなので、下山後に小腹が空いていたらオススメだ。 火曜日と金曜日はそば大盛無料なので、狙っていく価値がある。 |
写真
アルペンブーツのツボ足で登ってくる人も数人いた。
アルペンブーツを担いで登山靴で登ったほうが絶対に楽だと思う。
鉄下駄を履いて歩くよりも、鉄下駄を担いで歩くほうが楽なように。
標高およそ1,800m付近が氷ノ薬師だ。
この辺りからスキーを担いで登る。
山頂までシール登高で通す人がほとんどだが、担いだほうが早いと個人的には思う。
そもそも、キックターンの技術に乏しいと舎利坂は難しい。
キックターンの技術には自信があるが、距離も伸びるし時間もかかるから、この場所は担ぐことが最良だと思っている。
お昼時だったことも有り、標柱前で数名が休憩していた。
記念撮影をする雰囲気でもないので、すぐに滑走準備に入る。
年配の女性グループに「テレマークの人」と言われたが、断じて違う。
この辺りから縦溝が深くなり、滑りにくくなった。
ある程度の長さを持った強いスキーなら問題なさそうではあるが、SKIMOの板ではバタバタ暴れて滑りにくい。
スノーボードも滑りにくいと思う。
感想
やっと鳥海山に滑りに行けた。
自宅周辺は曇り空で天気がよいとは言いがたいものだった。
108号線を走っていても鬼首の1,000m峰も雲の中にあったが、長いトンネルを抜けて秋田県に入ると青空が広がっていた。
由利本荘の鳥海町に入ると、鳥海山の美しい姿がしっかり見えた。
今回、初めて東斜面を滑ってみた。
いつも「いいなー」と思いながら眺めていたが、登り返すための目標物がないため、行かないでいた。
少しトラバースは必要だが、唐獅子平避難小屋まで行ってみようと思い、やっと東斜面を滑って見たのだ。
とても広い、素晴らしい斜面なので多くの人にそのよさを味わって欲しいと思った。
登り返しが大変なら、トラバースで祓川に戻ることもできなくはない。
ハイクアップの人が多く、いろんな人が滑った跡のある斜面ではなく、東斜面を目指す価値は大いにあると思った。
下山後、これから出発するグループが駐車場にいた。
その中の男性一人がシールを忘れてきたらしい。
担いで登ることにして、スキーをどう持てばいいか相談していた。
そこで、以前どこかで拾ったフック付きのゴムバンドを差し上げた。
ついでにAフレームでのスキー固定方法も伝授しておいた。
快適に遊べただろうか。
今日もマウンテンハードウェアのコアプレシェルプルオーバーを着てスキーツアーをしてきた。
昨日は気温にあわせたインナーウェアでスキーツアーをしてみたが、今日はあえてそれよりは保温性が高いインナーウェアで活動してみた。
気温の高さとあいまって、汗をたっぷりかいた。
しかし、インナーウェアの性能もあるのだろうが、汗冷えすることはなかった。
七高山やそこからの東斜面では、風を強く感じた。
それでも汗冷えの不快感はなく、風にあたっている間にコアプレシェルプルオーバーもインナーウェアもある程度乾いてしまったほどだ。
春スキーは天候次第では、ハードシェルは不要だと考えている。
山に持っていかなくていいという意味ではなく、ハードシェルで活動する必要はないと考えている。
もっとも、私の場合、厳冬期ですらハードシェルを着る機会はほぼない。
春スキーは、気温も10℃を超えることが多く、晴天のツアーともなれば発汗量も増え、ハードシェルでは蒸れてしまう。
ベンチレーションがあっても蒸れの解放はそう簡単ではない。
ソフトシェル素材のパンツにこのコアプレシェルプルオーバーを組み合わせると、滑走時もハイクアップ時も快適そのものだ。
運動性が高く、蒸れも少ない。
移動スピードは個人の力量によるものとして、汗の処理、快適性といったものはウェアの工夫で相当変わる。
パンツをハードシェルにするのはよしとして、トップスはハイクアップから滑走までこのコアプレシェルプルオーバーを強くおすすめしたい。
マウンテンハードウェア
コアプレシェルプルオーバー
現在、モニターとしてフィールドテスト中です。
https://www.mountainhardwear.jp/items/OM7417/
コメント
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一時間半で登るのは凄いとしか言いようがありません!
で、19日に祓川駐車場から登る予定(今期2回目)ですが、地面が出て担がなければならない場所とかありそうですか?
先日、友人が猿倉から白馬大雪渓を登り、白馬山頂まで2時間1分でした。
それに比べると、鳥海山90分はまだまだ遅い部類です。
あくまで予想ですが、祓川ヒュッテの目の前に広がる龍ヶ原湿原の周辺で雪融けが進み、地面が出ている箇所があると思います。
ただ、一部ですのでスキーを外すことなくクリアできるでしょう。
外輪山に乗る手前で雪が途切れて担いで歩く必要があると思いますので、そこまではシール登高可能だと思います。
19日は風はあるものの、晴れる予報が出ています。
楽しんできてくださいね。
レコも楽しみにしています。
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