秋山郷・〜ブナ新緑とイワウチワ 当間山〜・星峠棚田

2019年05月24日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.1km
• 登り: 636m
• 下り: 633m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:55

9:00 ベルナティオ
13:55 ベルナティオ

GPSなく、他の方のルート軌跡もあまりないので、今回ルート図なしとも思いましたが、一応参考程度で・・正確ではありません・・いつものことですが・・
歩いていて、方向感覚が、最後までずれていました。（太陽の方向で判断できましたが）山座同定も出来ませんでした。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

当間高原ベルナティオP　　広いですが、トイレなしと思われます
　　　　　　　　　　　　　たどり着くのに迷いました

コース状況／危険箇所等

途中から、残雪あったり、消えたり
展望台から山頂までは、残雪でルート分かりずらい箇所あり（残雪消えれば、問題なさげです）
残雪時は、初めての方で、GPS無い場合は、特に道迷い注意
ルートは、なだらかで、急斜面は、ほぼありません

写真

秋山郷へ、日の出前、天池から鳥甲山

天池隣の無名池から、モルゲンロート

静寂に包まれている池辺を散歩

白樺のリフレクションが、美しい

やがて郷へ陽光が差し込み出し、水面に鳥甲山と伴に、青空が映る

天池、去年の秋に、来たかったのだけど、紅葉期と天気と休みが、一致しなかった・・けれども新緑も良いです

無名池、映り込みの方が、くっきりしている

秋山郷・鳥甲山を振り返る。当間山へ向かいましょう。この後、何度も立ち寄りしますが・・

前倉橋、赤いアーチ橋と岸壁と新緑（紅葉）のコラボが魅力。ただし、ここは、茶屋利用以外は、車を止められません（今日は、早朝だったので・・）

猿飛橋、中津川のミルキーブルーが印象的

水田の映り込みも、良いです

そこでの生活の労苦を知らない、物見の自分には、何気ない場所のどこを見ても、シャッターを押したくなります

こんな風景に、惹かれます

立ち止まりと、駐車地への道迷いで、ベルナティオのpを当間山目指し、やっと9時スタート。最初から最後まで、ほぼなだらかなルートです。

道端では、スミレさんが見送ってくれます

そして本題の一つ、ブナ林へ。往路はブナの回廊コース。

眩しいグリーン

緑あふれる森の中に、紅の彩

足下は、ふかふかの落葉の道。さすがにもうこの時期、歩き初めは残雪は見られません。　

雪椿　

往路は、ブナの回廊コースですが、本当にほとんどブナの森で、どこまでも続いているかのような、癒しの空間です

新芽も踊ります

夏のような陽射しを、グリーンのカーテンで遮っていても、暑さを感じますが、時々残雪が出てきて、涼感をもたらしてくれます

次の目的のイワウチワが、出て来ました

薄いピンクの、白っぽい清楚なタイプが、多かった

仲良く

青空にタムシバ

イワナシさんも、お目見え

この辺の尾根だけは、頭上が開けていました

ムシカリ

すぐにブナ林へ

再度イワウチワの群落あり、先程よりもかなり多く咲いています

珍しく真上を向いている

スクリュウーのような蕾

開花途中

濃いピンクで、初々しくて可愛い

一本杉

ムラサキヤシオかと思ったけれど、ユキグニミツバツツジらしい。終盤でした。

道端のショウジョウバカマさんも、忘れてはいけません

展望台着、遠景はかなり霞んでいましたが、圧巻のブナ林が見渡せました。ただ、原生林ではなく、なんらかで1度ダメになった森が、自然の力で再生した2次林のようです。

山親爺

根開きというには、雪解けが進んでいて、根開きの残骸という感じだけど・・

立派な標柱ある三角点峰

苗場山方面？の展望がありました

山頂へ向かいますが、展望台から先は、残雪があったり無かったりで、ルートが分かりずらい箇所がありました。GPS無いので、帰路迷わないように、残雪の入り口（帰路での出口）を特に、振り向き憶えながら、歩きます。

鮮やかさに欠けるけど、ブルー・グリーン・ホワイト3色

ブナ林と残雪とのコラボ、根開きがもっと見たかったけど、初歩きでGPSなしだと、道迷いは間違いないでしょう。なので、今回はこの程度で良かったかな。　

輝くブナのパワーを、いただきます

本日唯一残念だったのが、山頂、よって写真なし。少し下って見上げる。

ゆっくりと、でも下りなのでサクサクと

2次林なので、確かに大木はあまりないけど、

ブナを満喫したい方には、お薦めです

帰路も花を愛でながら、ショウジョウバカマ　　

雪椿

イワウチワ

ムシカリ

タムシバ

そしてブナ林　楽しかったです

星峠の棚田、平日でもそれなりに観光客が次々と、やってきます。雲海も出現する、人気のフォトスポットです。

山間の集落の原風景

感想

ben1966

　天池は昨年の紅葉期に行きたかったけれど、紅葉と天気と休みが一致しなかったため、行けなかった。人気ヤマレコユーザーさんのレコで挙げられ、新緑も良いなと思って組み込みました。やはり秋に再訪したいけど、タイミング次第。

　当間山は、山歩きとしては、あまり知られていなけど、いつもアップを楽しみにしている人気ブロガーさんの記事で、何度か挙げられ、いつか行ってみたいと思い、実行しました。本当は、ブナ林・残雪と根開きのコラボの時期がベストだったけれど、残雪たっぷりで、初歩きでGPS無いと、迷うことは必至なので、今回位で良かったかなと思います。ブナ林（ミズナラもあるようです）は2次林のようですが、登山道上のかなりの部分で覆われていて、一面に広がっていて圧巻でした。またイワウチワ・ショウジョウバカマ・タムシバ・・・など、雪解け後に咲く花達も拝めたので、楽しく歩けました。

　星峠の棚田は、山里の風景が好きな者には必見ものですが、それ以外の津南・十日町のそちこちの有名・無名の棚田・水田の風景も、心惹かれる山里の原風景でした。ただそれは、そこで生活する方達の受ける、雪国の自然の厳しさを知らない、物見の観光者の綺麗事の部分もありますが、やはりいつまでも残っていて欲しい、やまとの国の景観です。