両神山(尾ノ内渓谷~八丁尾根~両神山~七滝沢コース~日向大谷)
- GPS
- 08:30
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 2,213m
- 下り
- 2,008m
コースタイム
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 8:28
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
小鹿野役場7:40発~8:07尾ノ内渓谷入り口着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
尾ノ内渓谷~油滝:ハイキングコースという割りに崖側に斜めってるザレの斜面、渡渉か直進か簡単には分からないなど一般的なハイキングコースとは違うので軽い気持ちで入山はNGかと。 尾ノ内渓谷の管理人みたいな人に油滝までは目印がたくさんあるので迷わないよ、って言われましたが、目印を失いキョロキョロ探すことが何度かあり侮れません。 油滝~八丁尾根(龍頭神社):目印が減るので分かり辛いところが何ヵ所かありました。何か変と思ったらすぐ前に目印を確認できたとこまで戻って、次の目印を探すとたいてい見付かりはします。だいたいピンクテープか黄色テープ。ただ、ルートと違う方向に小さい赤テープもあり、おそらく作業用か何かだと思いますが惑わされないように注意が必要かと思いました。八丁尾根近くなると鎖場が連続し、ホールド、スタンス豊富で難易度はないけど垂直に近い登りになるので体力消耗しました。 龍頭神社~剣ヶ峯:東岳までは鎖場多数あり。 剣ヶ峯~七滝沢コース分岐:乾いた砂地の道が多く滑りやすい。 七滝沢コース:初めは乾いた砂地で滑りやすい道が続き歩き辛い。上部は鎖場が何ヵ所かあるが、登りも下りも難易度は低い。下になってくると歩きやすい道になる。 |
その他周辺情報 | バスを途中下車して、両神薬師の湯。終バスの関係で入れず。 |
写真
感想
新緑の季節になると何故か毎年両神山へ行ってます。いろんなコースがあるから山頂には5回目でしたが、これまで同じコースを歩いた時もありますが、いろんなコースを楽しめるのがこの山域の魅力でもあります。
坂本コースを踏破してからは、前から気になってた尾ノ内渓谷からのコース。油滝まではハイキングコースのようですが、それより先は破線コースというのもまた気になるところ。天理岳の天武将尾根も気になりますが、いきなり難しいコースより、まずはこの尾ノ内コースからにしました。
尾ノ内渓谷では管理人みたいな人に両神山行くの? と訪ねられ、油滝までの写真入りの案内図を頂きました。油滝までは目印がたくさんあるから迷わないよ、って言われて安心したのですが、コース状況にも書きましたが、なかなかハードで、コースも時々見失うなどハイキングコースでありながら侮れない感じでした。
油滝からは目印のピンクテープが少なくなり、斜度も上がってきて、八丁尾根の直下では木の根っ子を掴みながらの登りになっていきました。
地獄穴も写真を皆さん撮られてるので、そこを通過していくんだと思って進むとガレ場で全く進めそうになく、戻ってピンクテープを探したり、油滝以降は度々コースアウトもあり坂本コースより難易度は高いし、傾斜もハードだと思いました。
八丁尾根に上がるまで誰一人とも会いませんでしたが、尾根に出る少し前に下から登ってきてる人を発見。龍頭神社に着いてしばし雑談。なかなかコースは分かり辛いし、ここを下るのはかなり危なそうだねー、って話で盛り上がりました。
尾根に出てからは4度目の八丁尾根で勝手知ったるもので安心感を持ちながら進めました。ただ、暑い! モアっとした熱気が籠ってる感じで尾根に出てからは暑さで一気にペースダウン。
山頂で少し休んでから、下山路はまだ未踏だった七滝沢コースを選択してみました。尾ノ内渓谷から八丁尾根までのコースに比べると断然易しくいい道でした。
少しザレてるところがあり滑りやすいとこもありましたが、どこの登山道にもある感じの普通の道でした。ただ、このコースで下山したがために、バス停に着くのが30分遅くなり、帰りのバスは途中下車で空くまでの35分間座れず立ってるのが何より辛かった~(泣)
これで、この山域はあと、天武将尾根と梵天尾根が未踏なので、来年は踏破したいと思います。
久々の悪路を交えた山行でようやく今年のエンジンがかかってきた感じです。梅雨入り前にあと一回はどこかへ行っておきたいな~
コメント
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kumaoさん、こんにちは!
両神山は興味ある山なんですが、私の処からはあまりに遠すぎて、今まで八丁尾根を一度登っただけです。
私の大切にしている古い山の本の中に、昭和36年に山と渓谷社から発行されたアルパインガイド奥秩父(150円)があります。この本は奥秩父のバリエーション的な尾根や沢などもかなり詳細に紹介されていて、奥秩父の歴史の点からもとても興味のある本なんです。
この本にも記載があったと思いますが、写真26の八日見山道について、両神山は昔、八日見山と言われていたそうで、日本武尊の東征の折、八日間、この山も見ながら歩いたからだそうですよ。
この本に尾ノ内沢のガイドもあり、興味深いのは、地獄穴を越えた先の悪場には針金が張ってあるって書いてあるんです。kumaoさんも針金のことを書いておられたので、「未だに針金か〜」と感心しました。
この本の206頁から217頁が両神山のガイドなんですが(日向大谷、尾ノ内沢林道、梵天尾根、天理ヶ岳、小森川)、今昔比較でご興味があればPDFでもハードコピーでもで送れますのでご連絡下さい。
f15eagleさん、こんばんは!
コメント有り難うございますー😀
八日見山だったとは、そーだったんですね。日本武尊と関係してるとは意外ですね。
八日見山(ようかみやま)が、いつしか両神山ってなったんでしょうかね? そうすると日本武尊ともう一人神様が居たのかな?😄 とか考えると面白いですね~
単に登るだけでなく、その山の歴史も楽しめる山は興味深いです。
それに、58年前の山の本にも針金って書かれていて、いまだに針金とは! でもさすがに張り替えてるとは思いますけど、どうなんでしょうね? 昔は今よりコースが他にもあったようです。興味ありますので、お手間でなければ、お時間ある時にでもお願いいたしますm(_ _)m
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