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記録ID: 186783
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ハイキング
奥秩父

奥秩父荒川源流支沢赤沢谷魚止めの滝/単独/荒川源流紀行Vol.1/川又〜赤沢出会〜モミ谷出会い〜魚止め滝

2012年04月28日(土) 〜 2012年04月30日(月)
 - 拍手
GPS
50:58
距離
25.3km
登り
1,270m
下り
1,265m

コースタイム

4/28
川又9:50⇒赤沢出会い11:00⇒赤沢出会いより2ケ目の道標11:30⇒モミ谷上流へのトレースを見つけられず右往左往⇒赤沢出会いより2ケ目の道標に戻る14:00⇒赤沢のモミ谷出会い15:00
4/29
赤沢のモミ谷出会い9:10⇒本流をのんびり釣りをしつつ稜線(四里観音小屋)を目指して魚止め13:00⇒引き返して赤沢のモミ谷出会い14:30
4/30
モミ谷出会い8:30⇒バス時刻13:30なので廃小屋探索等しながらゆっくり歩く⇒管理釣り場にてビール11:30〜12:00⇒川又BS12:30
天候 4/28・29 晴れ
4/30   曇り
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路
下板橋6:41⇒西武秩父8:14
西武秩父8:25⇒川又9:25
西武秩父⇒川又
http://www.city.chichibu.lg.jp/menu3239.html

復路
川又13:30⇒大滝温泉14:04
大滝温泉14:15⇒西武秩父駅15:00
西武秩父駅15:30(三峰口始発・池袋直通)⇒池袋17:11⇒下板橋17:22
川又⇒大滝温泉
http://www.city.chichibu.lg.jp/menu3239.html
大滝温泉⇒西武秩父
http://www.city.chichibu.lg.jp/menu2059.html
コース状況/
危険箇所等
◆川又〜赤沢出会い
観光用の遊歩道がございます。山道左下に荒川の清い流れを眺めながらの心地よい散策が楽しめましょう。
◆赤沢出会い〜モミ谷出会い
昭和40年代までトロッコが現役で走っており雁坂小屋の親父さん情報では、そのころ毎週末ごとに軌道マニアが一眼レフをぶら下げて通ってきたそうです。赤沢谷沿いの右岸道、1995年当時には半分位は散見できた軌道(線路)は今でほとんど土に埋もれて見られません。最近の軌道マニアのHPで近年の状況がお宝画像のごとく紹介されており月日の流れを感じてしまいます。

トレースは最初は幅1mの良い区間もありますがところどころガレており15cm幅のところも少々ありますが白泰沢手前まではそのまま歩けます。
白泰沢出会いの手前でトレースは大ガレ箇所が数箇所現れ沢床まで20〜30m地点を10cm幅のトラバースでやりすごし、上下にトレースは分かれ往路は上を歩き復路は沢伝いに歩きました。沢までは10m程の下降でその後水に濡れる事無く歩けましたので降りたほうが安全かと思います。往路・復路共その後は難なくトレースに戻れました。
◆モミ谷出会い〜魚止め滝
傾斜も緩やかで沢登りではなく沢歩き、のんびり歩けます。
多少ゴルジュぽくなり左岸から2本めの沢を過ぎると3m魚止め滝。
雪渓が数箇所あり。

※ルート図はGPS軌道ではなく全て推測となっておりますのでご注意ください。

約半年ぶりの赤沢出会。初キャンプ・初源流・初岩魚はこの先の本流(左水線)上流500m先で25年前でした(^-^ゞ
2012年04月28日 11:39撮影 by  CS1 , SANYO Electric Co.,Ltd.
4/28 11:39
約半年ぶりの赤沢出会。初キャンプ・初源流・初岩魚はこの先の本流(左水線)上流500m先で25年前でした(^-^ゞ
岩魚が三匹泳いでいて撮影しましたが良く見えません(- -;)
2012年04月29日 09:27撮影 by  CS1 , SANYO Electric Co.,Ltd.
1
4/29 9:27
岩魚が三匹泳いでいて撮影しましたが良く見えません(- -;)
撮影機器:

感想

家にあったデジタルムービーを既存のデジカメに代用したところ、操作ミスで画像が2枚しか撮れていませんでした(゜o゜)

川又BSから赤沢谷出会い〜二つ目の道標から”装備屋メイ”さんに教えていただいた辿道にてモミ谷上流三叉、水を補給してから稜線を目指して目標のテン場はモミ谷の頭のちょいと先のバクチ小屋跡〜翌朝にバクチ小屋跡の探索をしてから尾根を辿って十文字小屋方面の登山道〜四里観音小屋から”てんから庵”の翁様にご教授いただいた赤沢谷下降〜赤沢出会い〜川又BSの予定でいざ出陣!

モミ谷の頭〜縦走路までは尾根の南面巻きがメインとなるようなので(roadman71さん等の記録より)積雪の心配は無いが、四里観音小屋付近で積雪があれば赤沢谷への下降は中止して股の沢林道にて伐採作業小屋跡地にて野営、翌日柳小屋経由で川又に戻ろうかと考えていました。

赤沢出会い二つ目の道標からの辿道は昨年の甲武信ケ岳の往路で確認済みでしたが、なぜだか尾根を登り過ぎたようで少し下ります。見つけたテープから沢を横切り次の尾根でロスト、旧作業小屋が目印なので探して左右上下に行ったり来たり、明らかに違う細い踏み跡とわかりつつヤケになって辿ると次なる尾根に出てそこを登りますがこの時点でプチ遭難&4ケ月ぶりの山行で体力消耗しています(- -;)

すでに時刻は1:00を廻り上に下に右往左往して気温は26℃で汗ダラダラで、道標に戻って昨年モミ谷の頭に辿った1180地点からの尾根筋ルートに進路変更して水を担いで登る気力も褪せてきます。この日は川又BSから柳小屋方面に向かう登山・釣り人をすでに5人確認しており、予備ルートの股の沢林道経由は人が多くて歩く気がせず、脳裏には赤沢右岸道を辿ってモミ谷出会いのテン場でウィスキーの沢水割りを飲る自分の姿を想像。甘美な誘惑には勝てずに撤退して適当に二つ目の道標にもどりますが、うあぁっ〜!なぜか途中に解体された旧作業小屋を発見、往路ですぐ近くを歩いた辿道の直下です!
装備屋メイさんのブログで、旧作業小屋は解体されていた→赤沢谷右岸の小屋だと勘違いしていました。やはり机上学習は大切です。

さて、赤沢右岸道にて靴を濡らす事無くモミ谷出会いに着きました。野鳥のさえずり・静かな沢音・のどかな天気・ロケーション良いテン場、最高です^^
しかしのんびりしていられません、沢での野営を満喫するには単独では仕事が多いのであります。
まずシェルターの設置、そして今宵一晩の焚き木を集める・それを大・中・小・極小に選別してバキバキ折って長さを揃える・焚き床を整えて夕暮れに炎が上がるように着火して焚き木を積み上げる、ここまでで1時間。これからようやくフリータイムです。

ウィスキーの沢水割りで軽く飲りつつナッツをほうばり休憩、このまままったりモードでもいいかな?と思いましたがせっかくの釣竿持参なのと朱色の綺麗な秩父岩魚を久しぶりに見たいので腰を上げます。
軽く3尾釣り上げて美しい魚体を眺めて満足しました、日帰り圏内なので全てリリースしてこの後は独り宴会。盛大な焚き火と星空に大満足しておやすみなさ〜い!

二日目の朝までルート未定でしたが、赤沢谷本谷を辿り四里観音小屋を目指しました。途中で釣竿を出しながらのんびりと歩きます。
今年は雪が多く高度を上げるにしたがって日当たりの悪い場所には積雪が増え、稜線までの詰めでの雪渓・踏み抜き等を思案して魚止め滝で引き返す事となりました。沢での雪渓踏み抜きは腰以上まで沈み雪の下は沢水が流れていたりと、傾斜がある場所ではかなり危険です、まだ時期的に早かった様子。
モミ谷出会いに戻ってテン場を再度設営して昼寝をしていると、この日の朝と道中出会った日帰りの釣りの方が戻ってきました。
気の合う方で本日四度目の会話で話もはずみます。その方の足回りは地下足袋、今回私も地下足袋予定でしたが準備が間に合わずであれやこれやとお尋ねしたところ、想像以上にバリエーションでは有効と判明しました。

私が夕暮れ時に軽く釣りをすると言うと余ったエサのイクラを大量にいただきました!飲食関係の知人に格安で大量手配してもらった料亭にも卸している高級イクラとのこと。ありがたく頂戴して釣りに少し使ったあと私の酒の肴となって胃袋へと。
山奥で食べたイクラはとても美味で一生忘れることがないでしょう、ありがとうございました.

三日目の復路はかつて何度も泊まった赤沢谷右岸の解体された旧作業小屋を探索、以前は小屋の壁にデビュー当時の水前寺清子の雑誌の切り抜きが貼り付けられていた懐かしい思い出がありますがこれも月日の流れでいたしかたありません。管理釣り場にてビール休憩をはさみ川又BSへ。BSでは昨年和名倉山〜ヒルメシ尾根を下降した時に、真の沢帰りで同BSで出会ったS氏と再会。GWの柳小屋に2泊されてやはり連日5〜6名の小屋宿泊者で盛況だった様子でした。

これから新緑の時期です、今年も秩父川又界隈の楽しい季節がやってまいりました。
今回は軽い足慣らしということで!




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コメント

お疲れ様でした。
こんばんわ。川又BSで一年ぶりに再会したSです。
いろいろ情報ありがとうございました。今週末は一泊で赤沢谷に行こうと思ってます。奥秩父はロマンの塊ですね。  
2012/5/7 20:58
Sさん、こんばんは!
コンタクトありがとうございます(^o^)!

GW後半には丹沢に行ったのでしょうか?
毎週末に山&沢に行けてとても羨ましいかぎりです。

今週末の赤沢谷行、モミ谷出会いのテン場は豪雨に弱いのでご注意を。吉報をお待ちしてしております
2012/5/7 23:29
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