中九州の山々を歩く(阿蘇山・祖母山・九重山・大船・由布岳)
- GPS
- 43:20
- 距離
- 37.0km
- 登り
- 3,483m
- 下り
- 3,494m
コースタイム
4月29日 旅行村 6:05 登山口6:15 吊橋6:40 古祖母縦走路分岐9:30 祖母山頂10:45-11:20 9合目避難小屋11:30 宮原ルート三合目12:50 登山口14:00 尾平旅行村14:30 泉水キャンプ場17:30 泊
4月30日 由布岳登山口8:55 山頂二股10:45 泉水キャンプ場 泊 5月1日 泉水キャンプ場6:40 九重ビジターセンター7:10 登山口7:20 久住別れ9:15 久住山10:30
中岳11:20 白口岳12:40 鉾峠13:20 キャンプ場法華院13:50♨泊 5月2日 法華院8:40 雨ケ池9:00 登山口9:50 東横イン熊本駅前16:00泊
5月3日 熊本12:23 13:02博多14:30 19:33 東京20:30 盛岡22:45
天候 | 4月27日〜29日 晴 4月30日〜5月2日 雨 5月3日 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
写真
感想
4月27日盛岡19:04発 初めてのはやぶさに乗り中九州百名山三山の山旅が始まった。東京駅で寝台特急サンライズ瀬戸に乗り換え岡山6:27着 岡山から熊本までは新幹線みずほ601号で9:00着。岩手から九州というと飛行機でないとというイメージがあったが九州新幹線の開通で一気に近くなった。
熊本駅前からレンタカーで早速阿蘇山に向う。朝から素晴らしい天気に恵まれる。阿蘇山はたくさんの登山口があるが、スタートが遅いこともあり西口登山口からロープウェイを利用する。登山口には観光客が次々にバスや車で登ってくる。登山者はそれほど多くはないようだ。ロープウェー駅から砂千里浜を通り、中岳・高岳と周囲の景色の雄大さを感じながら約2時間で山頂に着く。次の移動も考慮しピストンで下る。下山後、翌日登る祖母山登山口の尾平ほしこがインにテント泊りとする。
早朝テントを片付け6:15登山開始。急峻なくろがね尾根を登りに選択、吊橋を渡り川上渓谷沿いに天狗岩、古祖母縦走路に出る。800mから100m毎に表示板があり励みになる。山頂手前の急な岩場を登り1,756m祖母山頂に着く。登山口から約4時間半、つつじや椿などの花々や祖母山塊の景色を楽しみながらも奥深さを感じた。山頂にはたくさんの登山者が集っていた。ルートが色々あるので各登山口から集まってくるのだろう。ここで昼食休憩し、11:20宮原コースを下山開始。九合目避難小屋で同じ岩手から来た9人のパーティーとしばし歓談、登山口に14:00着。夕べ泊ったほしこがインで汗を流し、九重泉水キャンプ村に移動する。ここには雨のことも考慮しミニバンガローを予約していたのでそこで宿泊。ミニバンガローも初めての経験でしたが、夜中からすごい雨と風が吹いたのでテントでは多分飛ばされたかもと思うとbutanの企画に感謝。
朝も雨と風は止まない。久住山の予定を由布岳に変更し由布院に向う。いつもだと正面登山口は車で込んで早くないと止めることが出来ないこともあるそうだが、あいにくの天気で2,3台しかない。よく整備された登山道で最初は草原、案内板のあるあたりから原生林の中をジグザグと登る。天気が良ければとても良い景色を堪能できると思う。東峰と西峰の鞍部マタエで這い蹲るほどの強風で山頂まで15分ではあるが安全を第一と下山する。自分たちの前に登山者はなし、下山中に二組と会っただけ。駐車場まで来て登山をあきらめて帰るパーティーもいた。それほど大変だったのだがよく登ったと思う。下山後日帰り温泉 七色の風で着替えし温泉で温まりキャンプ雑煮移動する。中九州の山旅終わりは九重連山なので昨日と同じ泉水キャンプ場に連泊することにする。夕食時、バンガローでキャンプしていた見ず知らずの方から高級魚スズキの鉄板焼とビールとお茶の差し入れをいただく。ここの露天風呂でちょこっと話をしただけなのにわざわざ届けていただき恐縮するも言葉だけのお礼でお返しもなく申し訳ないと思いながらも美味しくいただいた。もし、これを見て私ですという方がおられましたならコメントいただくと嬉しいです。
今日から5月 風も雨も少し弱くなってきたが、6:40 泉水キャンプ場を九重登山口に向けて走る。当初長者原から牧ノ戸峠までバスで移動して沓掛山経由で久住山を目指す予定だったがバスの時間が合わなかったので長者原からすがもり越で目指す。北千里が浜から久住別9:15 そして久住山山頂10:30 ここでも眺めが良かったなら素晴らしい景色を見ることができたと思うともう一度来てみたいと思った。この後九州最高峰の中岳(1,791m)を経由し白口岳から鉾立峠に下りる。白口岳あたりは道迷いしやすいので要注意、鉾立までの下山道は急な上に雨で滑りやすいので歩行も神経使う。13:50法華院山荘に着く。テント泊のつもりでザックには重い思いをして宿泊用具を背負って来たが、ますます強くなる雨脚に山荘素泊りにすることとした。温泉で温まり、持参した食材で夕食 ラジオで天気予報を確認するも雨は止まない。翌朝まで強い雨が降った。
この雨では予定の大船山登山は難しい。またあらためて来ることであきらめて長者原登山口まで坊がつる、雨が池を経由し9:50登山口到着。長者原のヘルスセンターで汗を流し、熊本駅まで戻る。最終日は晴、熊本駅12:22発の電車まで熊本城を見学した。ここのお城のスケールは一日では見切れないほどのダイナミックで素晴らしい景観でした。登ったり降りたりで登山と同じくらいの体力を使う。
4月27日からスタートした中九州の山旅 あっという間に終わってしまった。天候的には始め良し、終わり良し、終わり良ければ全て良し。お昼過ぎの電車に乗り盛岡には少々の遅れもあったが約11時間後到着、出発時はさくらは咲き始めでしたが、盛がすっかり終わった。遠いのでまたすぐとはならないが是非また来て登りたいという気持ちにさせられた充実の山旅でした。
コメント
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遠路遥々九州の山へ お疲れ様です
天気に恵まれなかったのが残念ですね。
久住、阿蘇そして祖母山と九州を代表する
山に登られたことは大満足だったのでは(^'^)
・・・と言っても、悪天候の中の登山とキャンプ、苦労も多かった思うけど充実した登山だったのでは、お疲れ様でした。
peak6497さん コメントありがとうございます。阿蘇と祖母山は 素晴らしかったです。久住山はあいにくの雨でしたが、下山後山荘に貼ってあった写真を見てこの景色は是非あらためて見に来ないとと思いました。どの山も魅力的ですね。今度は「みやまきりしま」の頃が良いでしょうかね?またテントを背負って行きます。
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