不老山☆指定席で行く野生のサンショウバラ


- GPS
- 05:50
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 517m
- 下り
- 1,150m
コースタイム
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 5:47
天候 | 晴れどきどきくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
明神峠からの不老山は危険な道はなく、道標もしっかりしているけれど不老山からの下山はかなり道が荒れていました。 トリッキーな道標も度々現れて、道に迷いかけてる方がいたので、分岐での地図確認はした方がいいかもしれません。 |
写真
感想
6月である。
6月といえば、昨年までは忙しい週末を過ごしていました。
京成バラ園から始まる、バラの庭園巡りです。
都内のあらゆる公園でバラの開花情報がアップされれば、もう居ても立っても居られなかったあの頃。
そして今年、我が家のベランダガーデンでは例年になくバラが絶好調です。
でも、どうせなら山とバラの両方を楽しみたいじゃない?
そんなこんなで、不老山のサンショウバラを愛でる山行計画です。
サンショウバラはバラ園でしか見たことないので、野生のサンショウバラの咲き誇る姿はとても楽しみ。
朝一番にこの時期限定でバスが出るとのことですが、そのバスに乗り込むためにはなんと、ひと区間だけ、小田急のロマンスカーに乗車することに。
ひと区間のために、特急料金。
しかも指定席。
なんという贅沢。。。
同じ特急に乗り合わせたハイカーはとても少なくて、もしかしてバスも空いてるのかと思いきや、バス停は長蛇の列です。
いやいや、サンショウバラなめてたわ。
登山口からは広い尾根道をゆるっと行きます。
広過ぎて、山というより森林をお散歩している感じです。
最初の鉄塔の下に、さっそくサンショウバラが咲いており、行く道を案ずるかのようです。
しかしなんだか今日は、前後に人が多くて自分のペースがつかめません。
もう気持ち、さくさく歩きたい。
かといって、がしがし抜かしていくほどの渋滞でもない。
などとぼんやり考えながら歩くうちにサンショウバラの丘に。
想像以上のサンショウバラの株数に、びっくりしましたよー。
そして多分、今日が最後の見頃だったのではないでしょうか。
咲ききってしまったと思われる株もあったようです。
さてここでお昼ごはんにする方が多いようなのでようやく人がばらけてきました。
不老山までの登りを淡々とこなせます。
そうそう。
わたしの登りはこんな感じ!と満足です。
そして、ちょうど登り疲れた、と思う頃、不老山に到着です。
運良く、テーブルに女性がおひとりで食事中だったので、一声かけておじゃましました。
さらにもうひとりの、ソロの女性もやってきて3人で仲良く山話に花を咲かせ、楽しいごはんになりましたー。
ふと思ったのですが、やっぱりサンショウバラの山だからなのか、やたらとソロの女性ハイカーが多かったように思います。
下りはなかなかに荒れた道で、とにかく倒木、小枝で足をとられがち。
でも、小枝を踏んだときの、ばりっという音が嫌いじゃないな。
そんな荒れた道に加えて、林道、作業道が行き交い、かつ少しトリッキーな道標もあり、道を間違えてしまったというハイカーご夫妻とお昼をご一緒した女性に途中で遭遇。
そうね、踏み跡だけを頼りに歩いたらちょっと違う道に迷い込むかもしれませんね。
ぐんぐん下って行って、本日いちばんびびったながーい階段をこなすと、山道は終わりです。
気が付けば、山の中では一度も富士山にお目にかかれずちょっと残念でしたが、野生のサンショウバラに会えたのはバラキチガイとしてはかけがえのない経験です。
駅で先程のご夫妻と再会し、途中まで車内で山談義しながら帰途に着きました。
そういえば、鍋割山からバカ尾根を下ったときに出会った女性とも今回、再会したこともあり、やっぱり山での一期一会ってすごいなーと驚きました。
不老山山頂で、先輩ハイカーさんがめっちゃいい笑顔で「65年ぶりにここにきたよ」って言うのを聞いて一体、何歳なのよーって大爆笑してしまいましたが、わたしもそんな年齢まで山を楽しみたいなとほっこりしましたよ。
ほんとに山ってすばらしい!!!
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