丹沢/唐沢川・石尊沢・大山北尾根
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,143m
- 下り
- 1,145m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※前日まで、数日間、雨模様であったためか、水量が豊富。1050m付近まで水流があった。 ※石尊沢の、950m二俣を右、1010m二俣を右、1050m二又を左に行くと、オーバーハングの10メートル大滝が現れた。石尊沢には大滝は無いと思っていたので、ちょっと感動。 |
写真
感想
突然、5月5日が空いたので、単独で入れそうな沢を物色。
連休最高の晴れ間なので、混みそうなところはパス。最近ちょっと気になっている唐沢川から石尊沢を目指すことにする。
「丹沢の谷110ルート」では初級とされる沢で、沢歩きにはちょうど良さそうだとおもったが、一ノ沢峠を越えた唐沢林道は「川」状態。何か所も道幅いっぱいに水が流れている。これは相当水量が多いと覚悟して入渓したが、水音も凄まじく、渡渉やへつりに苦労する。加えて、唐沢川入渓地点はヒルの巣窟になっているらしく、左右の沢靴に3〜4匹づつ張り付いていた。
そんなわけで、入渓後、10分くらいで戦意喪失し、帰りたい気分が濃厚になったが、ちょっと行くと、シカの親子に出っくわしたり、よく見れば、新緑も美しく、水量は多いが、ナメやトロもあり、木漏日が当たった苔の緑も鮮やか、ちょっと癒され、気を取り直し前進することにする。
なかなか美しい唐沢川だが、さすがに沢歩きに飽きてきたころに、右手から大ノ沢が出合い、少し行くと堰堤を3つ乗り越す(この辺りは鹿除けの柵があったり、エンジンの残骸やらがあってかつての人の気配が残っている)と、石尊沢と南大山川の二俣になる。記録では南大山川は涸れていることが多いようであるが、今日は、しっかりとした水流があった。
右手の石尊沢に入ると傾斜が増し、高度がグングン稼げる。800m付近からは、見栄えのする滝も2つ現れる。沢は倒木も目立ちやや荒れている印象だが、この季節は太陽の高度も高く、沢全体に日が差し明るい沢となっている。
見栄えがする滝を超すとゴーロ帯になる。850m二俣は本流である左に進む。950m二俣は左に進んだ記録が多いので、ちょっと迷ったが、右側の方が明るく右側に進むことにする。続く1010m二俣も右側の方が明るく開けているので右に進んだが、すぐに1050mの二俣になる。右側は脆そうな岩で結構斜度がありそうだ。なので、左に進んだが、突如、10メートル強のチムニー状の大滝が現れる。石尊沢には大滝がないと思っていたので、意外であり、ちょっと感激。しばし、その姿に見とれる。今日は結構水が落ちているが、普段は涸滝なのかもしれない。カエルがいっぱい鳴いていた。
この大滝は登れそうもないので右側の小尾根に乗ることにする。下部は脆い岩になっていてフリクションを聞かせて慎重に登る。岩を超すと、土と立木の急登になるが、ちょっと土が脆いので、しっかりとした立ち木に長めのスリングとデイジーチェーンを利用してビレイを取りながら高度を上げる。しばらく上ると大山北尾根の1200mピーク付近に飛び出した。
帰りは、大山北尾根を西沢の頭、ミズヒの頭と進み、913mピークから北に伸びる尾根を拾って布川出合付近に下りてきた。
※先達のKamogさん、sawadonさんの記録を参考にさせて頂きました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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石尊は大ノ沢出合い以降あまりに貧弱なんで踏み込んでなかった。ゴルジュや大滝が有るなんてビックリ(〇o〇;)だよ。しかしこの大水量、すごいですね。僕の大好きな三段ナメもトロの中ですか、想像出来ない。遡行グレードも随分上がったんじゃないですか?お疲れさまでした。ところで沢シーズンに入りましたね、ご一緒出来る機会があれば嬉しいです。連絡入れさせて頂きますね。
(*Θ_Θ*)/
わーい♪ お誘い待ってます。
雨続きでしたからね。大山直下まで水がありました。
大滝にはびっくりしました。どの記録にもなかった気がします。
とりあえず、初心者向きではなかったです(笑)
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