皇海山クラシックルートピストン 〜コウシンソウも見られました〜

2019年06月01日(土) 〜 2019年06月02日(日)

• GPS: 18:51
• 距離: 35.6km
• 登り: 3,765m
• 下り: 3,754m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:06
• 休憩: 0:28
• 合計: 5:34

10:29 スタート地点
11:13 11:13 笹美木橋
11:32 11:33 一の鳥居
13:00 13:01 猿田彦神社跡
13:11 13:24 庚申山荘
14:00 14:13 大胎内(分岐)
16:03 庚申山荘

2日目

• 山行: 10:56
• 休憩: 1:54
• 合計: 12:50

4:26 庚申山荘
5:04 5:06 大胎内(分岐)
5:46 5:48 庚申山
5:52 5:57 庚申山展望台
6:29 6:33 駒掛山
7:03 7:07 薬師岳
8:08 8:13 鋸山
8:54 8:55 不動沢のコル
9:45 10:07 皇海山
10:41 10:42 不動沢のコル
11:16 11:28 鋸山
12:18 12:22 薬師岳
12:55 13:06 駒掛山
13:41 13:50 庚申山展望台
13:54 13:54 庚申山
14:28 14:38 大胎内(分岐)
14:55 15:09 庚申山荘
15:15 15:15 猿田彦神社跡
16:05 16:12 庚申七滝
16:14 16:15 一の鳥居
16:34 16:34 笹美木橋
17:15 17:15 銀山平
17:16 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

鋸11峰の白山から鋸山間がこのコースの難所です。
鎖、梯子、ロープがあります。

その他周辺情報

登山口の国民宿舎かじか荘に日帰り温泉があります。
入浴料800円です。
かじか荘の隣には銀山平キャンプ場があります。

写真

6/1 10:29

国民宿舎の隣にある登山者駐車場

6/1 10:33

駐車場のすぐ先にあるゲート。
ここから一の鳥居まで1時間強の車道歩き。
行きは体力があるけど、帰りはツライ

6/1 11:18

天狗の投石

6/1 11:32

一の鳥居

6/1 11:42

ベンチとテーブルがあります。
ここで昼食

6/1 12:17

沢を渡ります

6/1 12:17

いい雰囲気の渓流

6/1 12:21

丁目石

6/1 12:27

鏡岩。
猿になった娘の伝説があります

6/1 12:38

夫婦蛙

6/1 12:41

山ツツジが咲いていました

6/1 12:45

キレイな花

6/1 12:50

仁王門

6/1 13:04

猿田彦神社跡に来ました。
お山めぐり、反時計回りの分岐です

6/1 13:11

庚申山荘に到着。
素泊まりのみ。宿泊料2050円です。国民宿舎で受付します。
週末は管理人がいます。
バイオトイレもあります

6/1 13:25

お山めぐりに時計回りで行きます

6/1 13:26

少しだけ咲いていたクリンソウ。ここが水場です。

6/1 13:37

奇岩怪石が現れました。
庚申山は、江戸時代の作家滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」にも登場します

6/1 13:49

ミツバツツジが咲いていました

6/1 13:52

展望地

6/1 14:02

一の門とカエルの番人

6/1 14:10

天の浮橋

6/1 14:12

岩戸庚申

6/1 14:14

岩戸庚申の下をくぐります

6/1 14:17

庚申山は妙義山と同じような岩質で、石門のような岩穴がたくさんあります

6/1 14:23

コウシンコザクラ

6/1 14:32

めがね岩

6/1 14:34

登りづらい梯子

6/1 14:35

めがね岩を反対側から

6/1 14:37

橋

6/1 14:40

鬼のひげすり

6/1 14:42

馬の背
鬼のひげすりから上がったところです

6/1 14:43

馬の背からの眺め。
のぞき込めば眼下に庚申山荘が見えます

6/1 14:49

シロヤシオが咲いていました

6/1 14:50

シャクナゲも咲いていました

6/1 14:57

コウシンコザクラ

6/1 14:58

コウシンコザクラがいっぱい

6/1 15:03

つり橋を渡ります

6/1 15:04

つり橋からひと登リでツル岩、カメ岩、ツリガネ岩

6/1 15:05

コウシンコザクラに紛れてコウシンソウが咲いています。それを探します

6/1 15:07

探し探して

6/1 15:11

探して

6/1 15:15

キレイな花はあるけど

6/1 15:16

キレイな花

6/1 15:19

諦めかけていたところやっと見つけました。
ありました。コウシンソウです。ちーちゃいです

6/1 15:21

コウシンソウ
食虫植物です。これで
茎の長さ5センチくらい

6/1 15:23

コウシンソウ
これはまだ葉っぱだけ。
絶滅危惧種です

6/1 15:27

特別天然記念物です。
スマホなのでキレイに撮れません

6/1 15:33

東の尾根に来ました。
これまでの岩岩からガラッと様相が変わりました。
花付きの良いシロヤシオ

6/1 15:37

トウゴクミツバツツジ

6/1 15:39

トウゴクミツバツツジ

6/1 15:43

ここにもトウゴクミツバツツジ

6/1 15:45

シロヤシオ

6/1 15:56

猿田彦神社跡に来ました

6/1 16:03

庚申山荘に到着。お山めぐりを周回して約2時間半でした。
この日泊まった人は15人位。定員は40人なのでガラガラでした。余ったフトンは使い放題でした

6/1 16:56

夕食はお泊まり恒例の焼き肉です。素泊まりなので、自炊・宴会セットでザックの重量は18キロになりました

6/2 4:26

2日目です。4時半に出発。この日泊まった大半はすでに出発していました。
ザックの中の不要品は山荘にデポする予定でしたが、デポしてシェラフの盗難にあった人がいるとのことで、仕方なく持参しました。
管理人はこの日の朝、下山するそうです

6/2 5:06

お山めぐり分岐

6/2 5:08

大胎内
ここをくぐって、

6/2 5:11

またまた岩穴がありました

6/2 5:17

コウシンソウを探します。
まだ早かったようです。ここはありません

6/2 5:30

展望地。
袈裟丸が見えました

6/2 5:32

6/2 5:49

庚申山
鋸11峰のうち最初の山です

6/2 5:50

アズマシャクナゲ。
去年より花付きが悪いです

6/2 5:52

山頂の先にある展望台。
ここに来て初めて皇海山が見えます。
皇海山がカッコいい。

6/2 5:53

日光の山山

6/2 5:57

アズマシャクナゲ。
去年の半分位の花付きです

6/2 5:57

深田久弥は日本百名山で、「東京からの見取図では横背の長い山であったが、初めて近くから眺めた時、その横がつまって、颯爽と峰頭をもたげ、一気に下の沢まで落ちている姿は、思わず脱帽したいほどの気品をそなえていた」と記している

6/2 6:02

アップダウンが続きます

6/2 6:07

二つ目のピークの御岳山

6/2 6:26

3つ目のピーク駒掛山

6/2 6:39

渓雲岳

6/2 6:53

シャクナゲ
去年よりぜんぜん花付きが悪いです

6/2 7:06

薬師岳

6/2 7:09

コウシンコザクラ

6/2 7:15

ガスが出てきました

6/2 7:15

白山

6/2 7:19

何だったかな？

6/2 7:21

シャクナゲに癒されます

6/2 7:26

このコースの核心部にきました。
良く見ると登山者がいます

6/2 7:29

初めは長い鎖を下ります

6/2 7:30

イワカガミが咲いていました

6/2 7:30

長いロープを登ります

6/2 7:37

鎖のトラバース

6/2 7:44

長いロープを登ります

6/2 7:50

梯子を登ります

6/2 7:52

梯子を下ります

6/2 8:07

六林班峠の分岐

6/2 8:08

鋸山に到着

不動沢のコル

6/2 9:11

クロスした倒木

6/2 9:25

ヤマザクラが咲いています

6/2 9:34

ロープ場

6/2 9:45

青銅の剣。
明治26年に東京の庚申溝中が奉納したそうです

6/2 9:48

皇海山に着きました。
庚申山の奥の院です。
展望はありません。

6/2 10:19

皇海山の下りから鋸山

6/2 10:38

鋸山。
展望があるのはこのあたりともう一か所だけです

6/2 10:56

鋸山

6/2 11:05

鋸山の岩場

6/2 11:07

鋸山から、渡良瀬川源流
来たときはガスで見えなかった景色です

6/2 11:17

鋸山の急登。
落石に注意

6/2 11:21

鋸十一峰

6/2 11:22

鋸山頂上。
ガスで皇海山が見え隠れ

6/2 11:23

シャクナゲがいっぱい

6/2 11:24

六林班峠への分岐

6/2 11:51

核心部の下り

6/2 11:56

イワカガミ

6/2 11:58

笹のトラバース

6/2 11:59

長いロープ場

6/2 12:03

核心部の鎖場

6/2 12:10

シャクナゲ

6/2 12:22

薬師岳に戻ってきました

6/2 12:48

渓雲岳

6/2 12:50

笹藪

6/2 13:06

駒掛山

6/2 13:31

御岳山

6/2 13:44

アズマシャクナゲ

6/2 13:46

庚申山の展望地

6/2 13:53

庚申山

6/2 14:11

倒木のトラバース

6/2 14:19

岩屋の下を通過します

6/2 14:22

大胎内下

6/2 14:23

お山めぐり分岐

6/2 14:24

一の門とカエルの番人

6/2 14:44

妙義山のような奇岩怪石

6/2 15:00

庚申山荘に戻ってきました

6/2 16:07

庚申七滝分岐

6/2 16:09

庚申七滝のひとつ

6/2 16:13

ここから車道を1時間歩きます

6/2 17:16

駐車場に着きました。
お疲れ様でした

撮影機器：

AQUOS ZETA SH-04H docomo シャープ

感想

女峰の爺

東京の山友と皇海山クラシックルートをピストンしてきました。
東京からの日帰りは厳しいので、庚申山荘に一泊。一日目は「お山めぐり」をして、お目当てのコウシンソウも見ることができました。
深田久弥が登ったころの皇海山は、群馬県側の登山道はありませんでした。皇海山の前衛峰である鋸十一峰の最初の山が庚申山。深田はここで初めて近くから眺めた姿に感動したことを「日本百名山」に記しています。群馬県側から登ったのでは、この眺望は見られません。
展望がない皇海山は「見る山」であって「登る山」ではないように思いました。
皇海山は今回が4回目、クラシックルートは3回目です。ピストンを選択したのは、六林班峠からの周回だと、鋸山から六林班峠間の笹藪とその中の倒木、六林班峠からは笹の斜面のトラバースがあり、皆さんが「二度と行きたくないコース」だからです。（2回行きましたが）

コメント

アミ

同じ日に登りました
お疲れ様でした
あっちの日記には同じ日に六林班峠から下った附近でツキノワグマに遭遇したとありました
行かなくて良かったです。コウシンソウまだ見ていないので、今月中頃にでもまた山巡りに行ってコウシンソウ見てきます。

女峰の爺

Re: 同じ日に登りました
下山時に駐車場でお会いした方でしょうか？
ヤマップ見ました。
お疲れ様でした。

aoinosuke

勉強になります
先日は水沢山、その前は荒山で偶然お会いした者です。
お山めぐり憧れます。。。が、こわいなぁ（汗）
山の楽しみはまだまだこれからです。
とりあえず体力不足払拭のため水沢頑張りますｗｗｗ

女峰の爺

Re: 勉強になります
ご覧いただきありがとうございます。
山は慣れです。経験を積めばどこへでも行けるようになります。
このあたりにも素敵な山はたくさんあります。