暑寒別岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,237m
- 下り
- 1,234m
コースタイム
天候 | 上部は未明はガス、のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
頂稜直下の急斜まではスキーでいけた。その上はツボ足。頂稜に雪は殆ど無い。 下山後は國稀酒造に寄った |
写真
感想
GW後半は天気が悪かったが、最終日はなんとか天気がよさそうなので、比較的雪が残っていそうな増毛の山に向かうことにする。
増毛はけっこう好きな山域で今回で5回目。しかし、一回も目指したピークには立てていない。
今回こそはいきたいところだ。
暑寒別岳は人が多そうなので、早めに札幌を出発する。
夜明けの増毛町のコンビニから望む暑寒別岳は、白いわけではないが、先日の旭岳よりかは雪がしっかり残っている。
朝ごはんを頬張り、暑寒荘につくと車が何台か。でも、だれもまだ出発していないようだ。
2年前に比べると半分位の雪の量か。
しかし、ここで地図忘れが発覚。なんてこったい。
でも尾根沿いを登ってだけのルートで、そこまで天気も悪くないのでピークを目指すことに。
でも要反省である。
駐車場からは数字のかかれた赤い看板を目印に登っていく。これは.1075のドームの直下まで続いている。
もう春なので、木々の新緑の柔らかい緑色が美しい。中には赤い新芽もあったりもしする。
1時間ほどで尾根上に出る。上部の方はガスっているようだが、回復することを信じて登っていく。
登っていくにつれ、日本海沿いの山らしい、ネジ曲がった広葉樹が疎らに生える風景へと変わっていく。
この雪の量なら問題ないが、多い時に視界が悪いと、尾根が広いことも相まってルートファインディングに苦労しそうだ。
振り返れば日本海が眩しい。
なだらかな尾根を登っていく。.1075は尾根上は行かず、左手のなだらかなところを使って巻いていく。
ってか尾根上はブッシュブッシュで無理。
もっと雪が多いならこのあたりは雪崩にも注意が必要だろう。
ここを超えたあたりからガスの中に突入。落ちるときは100m程度。
それでも、少しづつ回復に向かっているようなので、ピークに着く頃は晴れることを信じていく。
この先も、尾根上はブッシュで行きづらいところもあるので、左側に避けていく。
2年前に引き返したのは1150くらいだが、確認できなかった。
しかし、登るに連れ斜度はましていき、そこは超えているだろうと思って登って行く。
すると、目の前にブッシュがわさっと広がり、スキーではちょっと面倒かなという斜度に。
おそらく、頂稜直下の急斜についたのだろう。
ブッシュに突っ込むのは面倒なので、夏道を見つけてスキーをデポして登っていく。
急斜が終わり、頂稜に出ると雪は殆ど残っていない。
箸別ルートの分岐点には看板が立っている。
まだ、ガスは晴れそうにないがピークを目指して歩いている。
思っていたよりも長かったが、サクっとピークに到着。5度目の正直にしてやっと増毛のピークに立てた。
天気は悪いが寒くは無いのでゆっくり休憩していると、なんとガスが飛び始める。
してやったりだ。
完全に飛ぶわけではないが、切れ切れとするガスの中から浜益や雄冬を望む事ができる。
回復っていうのは気持ちのいいものだ。
喜びのピークを後にし、すっかり晴れた頂稜を戻っていく。
柔らかに広がるハイマツに風が吹き抜け気持ちがいい。日本海もよく見える。
頂稜から戻るところではじめてパーティとすれ違った。
スキーをデポしたところからは登ってきたルートが一望できる。
GW最終日の好天を狙ってか登山者も多いようだ。
さて、ここからはお楽しみのスキーだ。
広い斜面を存分に楽しんで下っていく。途中、多くの登山者とすれ違う。
快調に飛ばして、あっという間に尾根から離れる。
すこしブッシュがうるさいが概ね快適。
すっかり車で埋まった駐車場まで戻ってくるのには40分ほどしかかからなかった。
今シーズンの滑り納めとして満足の行くものだったが、これで冬山も終わりかと思うとすこしばかり寂しい気分だ。
車に乗り込み、山麓に咲く桜を楽しみながら、國稀酒造によって、275号線沿いにある樺戸製麺所によって激うまうどんを食べて帰札するのでした。
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