小川谷右岸下段歩道〜三叉〜喜右衛門尾根〜タワ尾根〜人形山東尾根


- GPS
- 08:33
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,934m
- 下り
- 1,920m
コースタイム
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 8:33
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:東日原バス停から奥多摩駅へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
殆どの部分がバリエーションルート。 (小川谷右岸下段歩道) 進入口は小川谷林道の賀朗橋より4分ほど手前の防御ネットフェンスの切れたところ。朽ちた倒大木を乗り越えて踏み跡に入る。 三叉までの間の後半は荒れが目立つ。 沢や窪通過では結構倒木や壊れた橋などで歩き辛い。滑落しないよう慎重を要する。注意して行動すれば問題ない。道迷いの心配もまずない。 (喜右衛門尾根) 広い尾根で踏み跡も定かではないが高みを目指して登れば問題なし。途中に赤テープを僅かながら認めた。 (タワ尾根) タワ尾根に入ってしばらくして現れるモノレール軌道に沿って1602m点付近まで歩く。ウトウノ頭からはほぼ下りの尾根歩き。人形山から東尾根を下ったが、小川谷林道に下り立つ寸前付近で僅かにルートからずれたように思う。 |
写真
感想
■行先は予てから歩こうと思っていた小川谷右岸の上段または下段歩道だったが、最近になってやっと小川谷林道が歩きに限って通行が可能となったため出かけることにした。
■奥多摩駅から出る鍾乳洞行きバスは平日というのに満員の盛況。大半が川苔山登山起点の川乗橋で下車して、終点の鍾乳洞バス停では3,4人が降りた。
久方ぶりに小川谷林道を歩いたが賀郎橋の先は分からないが、そこまでは山側にネットフェンスが設置されて落石への不安はない。取付き点を見落として賀郎橋まで来てしまったのでバックした。取付き地点に注意しながら歩いたらネットフェンスの切れ目に踏み跡を見つけた。進入口には朽ちた大木の倒木が横たわっていてそれを乗り越えて踏み跡を辿った。上段歩道を歩く積りでいたのだが進入して僅か4,5分くらいのところでの下段歩道と上段歩道との分岐を見落として下段歩道に進んでしまった。(道標はない)
■上段歩道は過去に部分的に歩いているのでやや安心感はあるが下段は未知。ヤマレコでも下段歩道を通して歩いたログは見かけていないし、松浦隆康著の本でも上段歩道のガイドはあっても下段には特に触れられていない。上段歩道に復しようかと迷ったが案外道がしっかりしているし、この先荒れて歩行困難や危険なところがあれば適当な支尾根を登って上段に逃げればよいと思いそのまま進むことにした。
■三叉まで下段歩道を行けるか不安とワクワクを抱いて歩を進めたが、数多くの小沢や窪は後半結構荒れ気味になってきた。踏み跡は間違いなく続いている。倒木や、壊れた橋等で通過に支障を及ぼす場面も多々出てきたが何とか無事三叉へ到着した。時間は思ったよりかかった。
■ここ三叉には酉谷山避難小屋泊まり山行の時に四間小屋尾根を下ってきたことがあるのでまだ記憶は新しい。長い間小川谷林道が歩行禁止になっていたこともありまさに秘境という感じの山深さを感じたものだが、ここでツエルトを見かけた。主はどこかに出かけているようでしんとしていた。水も豊富な山深い木々に囲まれたこじんまりした広場のこんなところで幕営するのは自然の懐に抱かれる至上の悦びを感じられることだろう。
■今日も良く歩いた。最近は体力のほぼ目いっぱいに歩くことが多い。老いへの抵抗なのだろうか。ただ、一方では、単独行なるがゆえに、山でのアクシデントが気になるようになった。恐怖まではないにしても不安を覚えることは高まってきている。年齢がなせる弱気なのだろうか。ともあれ、今日はまずまずの達成感を覚えることができた。
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