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Yamareco

記録ID: 1893000
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

小川谷右岸下段歩道〜三叉〜喜右衛門尾根〜タワ尾根〜人形山東尾根

2019年06月14日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 東京都
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:33
距離
20.0km
登り
1,934m
下り
1,920m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:43
休憩
0:50
合計
8:33
距離 20.0km 登り 1,934m 下り 1,928m
8:42
15
8:57
6
小川谷車止めゲート
9:03
4
上・下段歩道進入地点
9:07
4
賀朗橋
9:11
9:13
45
上・下段歩道進入地点
9:58
36
スズサカノ丸東尾根乗越
10:34
10:48
63
(休憩)
11:51
11:53
6
三叉
11:59
85
喜右衛門尾根乗越
13:24
13:25
12
長沢背稜登山道上
13:37
13:49
14
喜右衛門尾根の頭
14:03
14:05
5
14:10
39
長沢背稜登山道上
14:49
14:50
24
15:14
13
15:27
15:28
13
15:41
15:56
39
16:35
22
小川谷林道上
16:57
18
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:奥多摩駅からバスで鍾乳洞行き乗車。終点で下車。
帰り:東日原バス停から奥多摩駅へ。
コース状況/
危険箇所等
殆どの部分がバリエーションルート。

(小川谷右岸下段歩道)
進入口は小川谷林道の賀朗橋より4分ほど手前の防御ネットフェンスの切れたところ。朽ちた倒大木を乗り越えて踏み跡に入る。
三叉までの間の後半は荒れが目立つ。 沢や窪通過では結構倒木や壊れた橋などで歩き辛い。滑落しないよう慎重を要する。注意して行動すれば問題ない。道迷いの心配もまずない。

(喜右衛門尾根)
広い尾根で踏み跡も定かではないが高みを目指して登れば問題なし。途中に赤テープを僅かながら認めた。

(タワ尾根)
タワ尾根に入ってしばらくして現れるモノレール軌道に沿って1602m点付近まで歩く。ウトウノ頭からはほぼ下りの尾根歩き。人形山から東尾根を下ったが、小川谷林道に下り立つ寸前付近で僅かにルートからずれたように思う。
右の小川谷林道へ
2019年06月14日 08:42撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 8:42
右の小川谷林道へ
日原鍾乳洞入口が見える。
2019年06月14日 08:49撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 8:49
日原鍾乳洞入口が見える。
日原燕岩洞門。新しい。
2019年06月14日 08:50撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 8:50
日原燕岩洞門。新しい。
ここまでは車で来れそうだ。
2019年06月14日 08:54撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 8:54
ここまでは車で来れそうだ。
奇岩。オーバーハングした岩。
2019年06月14日 08:56撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 8:56
奇岩。オーバーハングした岩。
ここからは物理的に車も入れないゲート。歩行は大丈夫だが、三叉〜酉谷山避難小屋へは崩落の為できない旨が記述されている。確かにこの区間は廃道然としていた。
2019年06月14日 08:57撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 8:57
ここからは物理的に車も入れないゲート。歩行は大丈夫だが、三叉〜酉谷山避難小屋へは崩落の為できない旨が記述されている。確かにこの区間は廃道然としていた。
林道は落石防御ネットフェンスがあり安心。
2019年06月14日 09:05撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 9:05
林道は落石防御ネットフェンスがあり安心。
賀朗橋。ここまで来てバックした。
2019年06月14日 09:07撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 9:07
賀朗橋。ここまで来てバックした。
画像が不鮮明だがここが下段、上段歩道の進入口。ネットの切れ目で大きな古倒木を越えて入る。
2019年06月14日 09:11撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 9:11
画像が不鮮明だがここが下段、上段歩道の進入口。ネットの切れ目で大きな古倒木を越えて入る。
道ははっきりしている。下段歩道、上段歩道の分岐点付近かな。
2019年06月14日 09:15撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 9:15
道ははっきりしている。下段歩道、上段歩道の分岐点付近かな。
こんなはっきりした道が続く。
2019年06月14日 09:23撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 9:23
こんなはっきりした道が続く。
この辺りは苔むした岩で趣がある。
2019年06月14日 09:40撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 9:40
この辺りは苔むした岩で趣がある。
2019年06月14日 09:40撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 9:40
尾根乗越のところでちょくちょく見かける林班界標
2019年06月14日 09:44撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 9:44
尾根乗越のところでちょくちょく見かける林班界標
崩落地を慎重に通過。
2019年06月14日 09:48撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 9:48
崩落地を慎重に通過。
トタンの残骸。仮小屋の跡か? 傍に小屋が建つような平たい場所はないのだが・・・・
2019年06月14日 10:03撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 10:03
トタンの残骸。仮小屋の跡か? 傍に小屋が建つような平たい場所はないのだが・・・・
また現れた林班界標。
2019年06月14日 10:15撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 10:15
また現れた林班界標。
材木小屋尾根乗越の地点。文字の存在さえ分からない道標。
2019年06月14日 10:21撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 10:21
材木小屋尾根乗越の地点。文字の存在さえ分からない道標。
朽ちかけた橋。この程度はまだ大丈夫。
2019年06月14日 10:23撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 10:23
朽ちかけた橋。この程度はまだ大丈夫。
涸れ沢に倒木。道を塞がれて通過に時間がかかる。
2019年06月14日 10:48撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 10:48
涸れ沢に倒木。道を塞がれて通過に時間がかかる。
同地点。
2019年06月14日 10:48撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 10:48
同地点。
崩れた橋
2019年06月14日 11:07撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 11:07
崩れた橋
倒れた立て看板
2019年06月14日 11:09撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 11:09
倒れた立て看板
ここも通行を邪魔する倒木。
2019年06月14日 11:14撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 11:14
ここも通行を邪魔する倒木。
ここも慎重に通過。
2019年06月14日 11:29撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 11:29
ここも慎重に通過。
朽ちかけた橋。基礎は鉄なので折れることはない。
2019年06月14日 11:31撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 11:31
朽ちかけた橋。基礎は鉄なので折れることはない。
これは完全に崩れているが、崖の脇を難なく通過できた。
2019年06月14日 11:32撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 11:32
これは完全に崩れているが、崖の脇を難なく通過できた。
赤テープ発見。四間小屋尾根の末端付近。
2019年06月14日 11:38撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 11:38
赤テープ発見。四間小屋尾根の末端付近。
トラロープの結界を抜けて出てきたところ。左下側は歩いてきた下段歩道。右斜め上からの道は四間小屋尾根からの道。三叉は近し。
2019年06月14日 11:44撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 11:44
トラロープの結界を抜けて出てきたところ。左下側は歩いてきた下段歩道。右斜め上からの道は四間小屋尾根からの道。三叉は近し。
三叉。テント(ツエルト)を発見。人は見かけなかった。
2019年06月14日 11:50撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/14 11:50
三叉。テント(ツエルト)を発見。人は見かけなかった。
三叉(酉谷、割谷、滝谷の3流が小川谷に流れ込んでいる場所)の一部遠景。
2019年06月14日 11:50撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 11:50
三叉(酉谷、割谷、滝谷の3流が小川谷に流れ込んでいる場所)の一部遠景。
酉谷山避難小屋経由登山路の道標。ほぼ廃道然だが道標はまだしっかりしている。
2019年06月14日 11:56撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 11:56
酉谷山避難小屋経由登山路の道標。ほぼ廃道然だが道標はまだしっかりしている。
喜右衛門尾根。広い尾根で漠然としている中に赤テープ発見。
2019年06月14日 12:02撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 12:02
喜右衛門尾根。広い尾根で漠然としている中に赤テープ発見。
この辺は広いながらも尾根がはっきりしている。
2019年06月14日 12:24撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 12:24
この辺は広いながらも尾根がはっきりしている。
ここでも赤テープ発見。
2019年06月14日 12:53撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 12:53
ここでも赤テープ発見。
1480m点付近。広々した尾根。
2019年06月14日 13:05撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 13:05
1480m点付近。広々した尾根。
長沢背稜の登山道に出た。
2019年06月14日 13:24撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 13:24
長沢背稜の登山道に出た。
喜右衛門尾根の最上部付近長沢背稜 稜線上。
2019年06月14日 13:36撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 13:36
喜右衛門尾根の最上部付近長沢背稜 稜線上。
2019年06月14日 13:36撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 13:36
滝谷の峰の直下長沢背稜の登山道上。
2019年06月14日 14:10撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 14:10
滝谷の峰の直下長沢背稜の登山道上。
2019年06月14日 14:10撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 14:10
モノレール軌道。ここが終点地。ここからしばらくは軌道に沿って進む。
2019年06月14日 14:14撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 14:14
モノレール軌道。ここが終点地。ここからしばらくは軌道に沿って進む。
1602m点のところから軌道は右(西側)へ下る。軌道を跨いでタワ尾根を歩む。
2019年06月14日 14:26撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 14:26
1602m点のところから軌道は右(西側)へ下る。軌道を跨いでタワ尾根を歩む。
ウトウの頭の山名標
2019年06月14日 14:48撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/14 14:48
ウトウの頭の山名標
同地点
2019年06月14日 14:48撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 14:48
同地点
金袋山山頂標
2019年06月14日 15:29撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/14 15:29
金袋山山頂標
人形山の山名標。
2019年06月14日 15:40撮影 by  Canon IXY 630, Canon
1
6/14 15:40
人形山の山名標。
人形山東尾根
2019年06月14日 16:17撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 16:17
人形山東尾根
小川谷林道寸前。下段道路との合流地点辺りかな。
2019年06月14日 16:26撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 16:26
小川谷林道寸前。下段道路との合流地点辺りかな。
眼下に小川谷林道が見える。
2019年06月14日 16:30撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 16:30
眼下に小川谷林道が見える。
林道に下り立って振り返る。ここから進入したが、登るときには右側に進んだのに、下りてきたのは堰堤脇の踏み跡の方からだった。正しくは登りの時と同じところから出てくるのだろうから、寸前で間違えたようだ。
2019年06月14日 16:34撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 16:34
林道に下り立って振り返る。ここから進入したが、登るときには右側に進んだのに、下りてきたのは堰堤脇の踏み跡の方からだった。正しくは登りの時と同じところから出てくるのだろうから、寸前で間違えたようだ。
同部分アップ。
2019年06月14日 16:34撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 16:34
同部分アップ。
同地点広域。
2019年06月14日 16:35撮影 by  Canon IXY 630, Canon
6/14 16:35
同地点広域。
撮影機器:

感想

■行先は予てから歩こうと思っていた小川谷右岸の上段または下段歩道だったが、最近になってやっと小川谷林道が歩きに限って通行が可能となったため出かけることにした。
■奥多摩駅から出る鍾乳洞行きバスは平日というのに満員の盛況。大半が川苔山登山起点の川乗橋で下車して、終点の鍾乳洞バス停では3,4人が降りた。
久方ぶりに小川谷林道を歩いたが賀郎橋の先は分からないが、そこまでは山側にネットフェンスが設置されて落石への不安はない。取付き点を見落として賀郎橋まで来てしまったのでバックした。取付き地点に注意しながら歩いたらネットフェンスの切れ目に踏み跡を見つけた。進入口には朽ちた大木の倒木が横たわっていてそれを乗り越えて踏み跡を辿った。上段歩道を歩く積りでいたのだが進入して僅か4,5分くらいのところでの下段歩道と上段歩道との分岐を見落として下段歩道に進んでしまった。(道標はない)
■上段歩道は過去に部分的に歩いているのでやや安心感はあるが下段は未知。ヤマレコでも下段歩道を通して歩いたログは見かけていないし、松浦隆康著の本でも上段歩道のガイドはあっても下段には特に触れられていない。上段歩道に復しようかと迷ったが案外道がしっかりしているし、この先荒れて歩行困難や危険なところがあれば適当な支尾根を登って上段に逃げればよいと思いそのまま進むことにした。
■三叉まで下段歩道を行けるか不安とワクワクを抱いて歩を進めたが、数多くの小沢や窪は後半結構荒れ気味になってきた。踏み跡は間違いなく続いている。倒木や、壊れた橋等で通過に支障を及ぼす場面も多々出てきたが何とか無事三叉へ到着した。時間は思ったよりかかった。
■ここ三叉には酉谷山避難小屋泊まり山行の時に四間小屋尾根を下ってきたことがあるのでまだ記憶は新しい。長い間小川谷林道が歩行禁止になっていたこともありまさに秘境という感じの山深さを感じたものだが、ここでツエルトを見かけた。主はどこかに出かけているようでしんとしていた。水も豊富な山深い木々に囲まれたこじんまりした広場のこんなところで幕営するのは自然の懐に抱かれる至上の悦びを感じられることだろう。

■今日も良く歩いた。最近は体力のほぼ目いっぱいに歩くことが多い。老いへの抵抗なのだろうか。ただ、一方では、単独行なるがゆえに、山でのアクシデントが気になるようになった。恐怖まではないにしても不安を覚えることは高まってきている。年齢がなせる弱気なのだろうか。ともあれ、今日はまずまずの達成感を覚えることができた。

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