534 五葉山(北上山地)赤坂峠→大沢口
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 630m
- 下り
- 1,010m
コースタイム
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 5:22
大沢コースは古いコースだけあって、踏み跡はしっかりしている。随所にピンクテープと木に塗られた赤ペンキがあり、足の裏の感触と組み合わせていけば、迷うことはない。
天候 | 高曇り、時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路:五葉温泉無料送迎バス13:50→14:05盛駅(曜日限定・要確認) |
コース状況/ 危険箇所等 |
赤坂峠コース:良好。子どもでも初心者でも歩けます。 大沢コース:一部不明瞭箇所もあありますが、ピンクテープに木に付けられた赤ペンキで迷うことはないと思います。古い道なので、しばらくフカフカの足の裏の感触が続いたら、道を間違えています。 五葉温泉出会った方可からの情報:赤坂峠から五葉温泉までの送電線巡視道は使えるとのこと(下り1時間20分くらい)・・・私は確認していませんので、参考までに |
その他周辺情報 | 唐丹駅にはトイレ以外何もありません。タクシー予約の場合は、あらかじめ釜石市のタクシー会社に予約が必要です。今回は、釜石タクシーさんに頼みました。(0120-22-3881) 五葉温泉・・・入浴料600円。食堂あり。平日のみの食事セットもあり。ラーメン半ライスと入浴料込みで1100円。120円くらい割引。 帰りの送迎バスは入浴時に申し込んでおきます。曜日により運行。帰り便は、13:30発と14:55発の二本です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザックカバー
行動食
非常食
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
|
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感想
最終日の4日目を迎えた東北登山旅行。
午前4時。全国で岩手県だけで雨が降っている。
我ながら、雨男パワー恐るべし。
宮古駅5:02発の三陸鉄道で、まずは釜石へと向かう。
雨が強くなったり、弱くなったりを繰り返している。
4両編成で、後ろ2両は回送。途中の岩手船越駅で切り離して折り返しの列車となる。これは昨日の田沢湖線赤渕駅と同じ。
ちょっと違うのは。ホームが短いので折り返しの列車はドアが一つしかホームにかからず、そこしか開いていなかった。
釜石駅で今度は、盛行きの列車に乗り換える。こちらは1両編成。
雨は上がったようだ。
車内でザックカバーや雨具ズボン、スパッツなどを装着していると、トンネルばかりを通過して10分ほどで唐丹(とうに)駅に到着。
駅前で待機していた予約タクシーに乗り込む。
ちなみに、唐丹駅前には何もない。トイレくらい・・・。
車は霧雨とガスの中を快調に飛ばして20分ほどで、赤坂峠に到着。料金は4,530円。思ったよりも安い。
峠付近はガスの上に出てしまって、道路も乾いている。
赤坂峠には広い駐車場もあり、トイレや水場もあった。
支度をしてさっそく出発。
よく整備されて登りやすい道を歩いていくと、賽の河原の手前で、展望が開ける。雲からちょこっと顔をのぞかせた周りの山々が見渡せる。
この辺から、ツツジの木が多く茂るが、花季は既に終わり、ちらほら見掛ける程度。
賽の河原では親子鹿に遭遇。
小鹿が親鹿の陰に隠れながらこっちを覗いているのがかわいい。
鈴を鳴らしても逃げないので。仕方なく近づいていくと、ぴょんピョンと跳ねながら逃げていく。
この後も、「ピュイ!」という警戒の鳴き声を何度か聞いたので、鹿は多いのだろう。そういえば、今朝の列車からも見かけた。
賽の河原からしばらくツツジロードが続いてから畳石に到着。下山予定の大沢コースが分岐しているの確認。
やがて7合目で左右に踏み跡が分岐しているのを確認してさらに登ると、祠が2箇所続いて8合目へ。
この先から灌木の中に石楠花が見え始め、石楠花荘にかけて石楠花ロードが続いていくが、蕾はまだ固く、花はまだのようだ。
花がまだなのは残念! と思いながら歩いていくと、石楠花荘に到着。
きれいな小屋で、水場。外トイレもきれいで、素晴らしい。
快適定員は15名くらいか。でも、20人はいけると思う。
小屋から平坦な道を日枝神社を経て五葉山頂上へと向かう。
頂上は、平らな大地の上にポツンと三角点と道標があるだけの地点。
でも、のびやかな風景が心地よい。晴れていたらきっと展望が広がるのだろう。
最高点の日の出岩を往復後、下山にかかる。
畳石までは歩きやすい道で、スピードもどんどん出る。
平日にもかかわらず、10人くらいとすれ違った。
畳石からは大沢コースに入る。しばらくは水たまりの多い平坦な樹林のなかの道
だが、いったん大沢小屋とは反対方向に向かった後、すぐに大沢小屋を指してトラバースを続ける道になる。
基本的に、沢などを渡っても、沢に沿って下り始めるようなことはなく、ゆるゆるとトラバースを続ける道である。
古い道だけあって、しっかりとした踏み跡で、ピンクテープや木の幹に塗られた赤ペンキで迷うことはないと思われる。
いい加減トラバースに飽きた頃、沢に向かってつづら折りがはじまる。
一旦勾配が緩んだ後、沢に降り立つ。沢には鳥居があり、これをくぐって下っていくとすぐに大沢小屋。
ここも、手入れよく、快適人員は5,6人くらいか。
小屋から5分くらいで、橋のかかる分岐。林道登山口へは橋を渡らない道が分岐している。
私は、渡り板が腐っている2本の橋を渡って、黒岩コースを分けた後、左手の太陽光発電パネルの横を通って県道へと向かう。
県道登山口から15分くらいで五葉温泉へ到着。
露天風呂もある広い浴場であった。
汗を流して、ビールとラーメンで乾杯。
13:50発の無料送迎バスで盛駅へ向かい、帰京した。
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