ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 189921
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

笠取山

2012年05月12日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 山梨県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:38
距離
12.3km
登り
803m
下り
803m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

10:29 作場平駐車場
11:07 一休坂分岐
11:51 笠取小屋
12:18 雁峠
12:47 笠取山山頂 13:00(昼食休憩)
13:51 黒えんじゅ分岐
14:48 中島川橋分岐
15:06 作場平駐車場
天候 晴れ、風は強い。
作場平の出発時点(10:30)で9度。笠取山山頂では風が強く、上着が必要か。
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
作場平駐車場
 ルート1
  国道411号から一瀬川橋ちかくから北側に入る。すべて舗装路

 ルート2
  国道411号から落合から入り、犬切峠方面に右折。
  こちらのほうが狭い。新犬切峠ちかくにゲートがあり、
  常時開いているかは不明。本日は開いていた。
  塩山駅からのタクシーはこちらを通っているようだった(3台確認)

  作場平駐車場は30台と他スペースで合計40台ほど。トイレあり。

  他中島川橋登山口にも2台駐車スペースあり。ほかにも各所に駐車あり。

 ※作場平から一之瀬川橋のルートは新犬切峠からのルートよりも広く、
  楽に対向車とすれ違える。また下りのみなので駐車場から自転車で丹波へ
  も移動可能(ただし距離がありすぎ)
コース状況/
危険箇所等
作場平〜笠取小屋
 整備されたルートで、危険個所は無い。笠取小屋から2分に水場あり。

笠取小屋〜雁峠
 危険個所は無い

笠取小屋〜笠取山
 危険はないが最後130mほどの急登

笠取山〜黒えんじゅ分岐
 笠取山の2つの山頂間が岩場で注意が必要。危険というほどではない。
標高1300m近辺では今頃桜が咲いていました。
2
標高1300m近辺では今頃桜が咲いていました。
淡い色で、きれいでした。期待している4月も良いですが、忘れたころに見ることができるのもよいものです。ちょっと感動。
6
淡い色で、きれいでした。期待している4月も良いですが、忘れたころに見ることができるのもよいものです。ちょっと感動。
やっとのことで作場平駐車場に到着したのは10時半近く。気温は9度。遅すぎて予定区間を歩けないので止めようかとも思ったほど。
やっとのことで作場平駐車場に到着したのは10時半近く。気温は9度。遅すぎて予定区間を歩けないので止めようかとも思ったほど。
それでもこの時間から始める方もいたので、とりあえず行けるところまでと、出発します。
それでもこの時間から始める方もいたので、とりあえず行けるところまでと、出発します。
一休坂の分岐。本日は一休坂からのぼります。急な登りとありましたが、急というほどではないです。
一休坂の分岐。本日は一休坂からのぼります。急な登りとありましたが、急というほどではないです。
趣のある風情。このあたりは水気が多いのか、いい雰囲気です。
3
趣のある風情。このあたりは水気が多いのか、いい雰囲気です。
鳥見をしながらでしたが、簡単に笠取小屋に到着。風があり、日差しも少ないせいで結構寒いです。小屋の中はストーブを焚いていました。
2
鳥見をしながらでしたが、簡単に笠取小屋に到着。風があり、日差しも少ないせいで結構寒いです。小屋の中はストーブを焚いていました。
雁峠分岐近く。大正時代の写真が掲示されていて、昔は木が生えていませんでしたとなっていますが
今だってありません。焼畑の影響で山火事の跡だそうです。
2
雁峠分岐近く。大正時代の写真が掲示されていて、昔は木が生えていませんでしたとなっていますが
今だってありません。焼畑の影響で山火事の跡だそうです。
燕山方面。いつかは甲武信ケ岳から歩く予定。
3
燕山方面。いつかは甲武信ケ岳から歩く予定。
本日メインの笠取山。双眼鏡でのぞくと頂上に10名以上がたっています。結構急な登りですね。面白そう。
5
本日メインの笠取山。双眼鏡でのぞくと頂上に10名以上がたっています。結構急な登りですね。面白そう。
今期企画しているこの県境シリーズでは、この分岐から雁峠が残ってしまうので、本日この短い区間を歩きます。赤線をつなげる目的、興味のない方からはなんて馬鹿なことをしていると思われるでしょうね。
1
今期企画しているこの県境シリーズでは、この分岐から雁峠が残ってしまうので、本日この短い区間を歩きます。赤線をつなげる目的、興味のない方からはなんて馬鹿なことをしていると思われるでしょうね。
雁峠山荘、無人と地図にはありますが、泊まれるの?と不安になるような古い小屋です。笠取小屋が近くにあるので、利用者は少ないのでしょう。
1
雁峠山荘、無人と地図にはありますが、泊まれるの?と不安になるような古い小屋です。笠取小屋が近くにあるので、利用者は少ないのでしょう。
峠から亀田林業林道方面。甲武信ケ岳、雁坂峠からの周回コースではここが利用可能です。
1
峠から亀田林業林道方面。甲武信ケ岳、雁坂峠からの周回コースではここが利用可能です。
雁峠から燕山方面、ちょっと登りたくなるような雰囲気で迷いましたが、本日は止めておきました。
2
雁峠から燕山方面、ちょっと登りたくなるような雰囲気で迷いましたが、本日は止めておきました。
多摩川、荒川、富士川分水嶺だそうです。
多摩川、荒川、富士川分水嶺だそうです。
本日は主に南側を歩いていたので、各所に多摩川の源流の表示があります。残り2面は荒川、富士川です。
本日は主に南側を歩いていたので、各所に多摩川の源流の表示があります。残り2面は荒川、富士川です。
さあ、一気に登ります。
3
さあ、一気に登ります。
登り切りました。最近の筋トレの成果か、何とか無事に到着。
1
登り切りました。最近の筋トレの成果か、何とか無事に到着。
山梨百名山、何座目?
3
山梨百名山、何座目?
急な坂なので、上からの眺めは良さそうです。でもちょっと怖そうなので近づきませんでしたが。
3
急な坂なので、上からの眺めは良さそうです。でもちょっと怖そうなので近づきませんでしたが。
北側は木があり、良く見えません。
北側は木があり、良く見えません。
本日登ってきたルートです。駐車場の標高が高いのでなんか平らですね。最後の登りだけといった印象でした。
2
本日登ってきたルートです。駐車場の標高が高いのでなんか平らですね。最後の登りだけといった印象でした。
燕山、古礼山、甲武信ケ岳方面、いつかは。
3
燕山、古礼山、甲武信ケ岳方面、いつかは。
南アルプス方面。雪が無くなってきています。ピンボケですいません。見えるという点だけ強調したくて。
1
南アルプス方面。雪が無くなってきています。ピンボケですいません。見えるという点だけ強調したくて。
鶏冠山。特徴的な形です。
4
鶏冠山。特徴的な形です。
岩場の尾根を進むと、標高最高点の山頂があります。訪れる人は少ないでしょう。狭いし、視界がありません。
1
岩場の尾根を進むと、標高最高点の山頂があります。訪れる人は少ないでしょう。狭いし、視界がありません。
多摩川源流1
多摩川源流2
多摩川源流3
黒えんじゅ(槐)の分岐。
黒えんじゅ(槐)の分岐。
小枝が邪魔でしたが、コマドリです。山では珍しくないのかもしれませんが、葛西臨海公園に現れた時はかなりのバードウォッチャーが集まりました。
1
小枝が邪魔でしたが、コマドリです。山では珍しくないのかもしれませんが、葛西臨海公園に現れた時はかなりのバードウォッチャーが集まりました。
下りは広い道。鳥が多く、なかなか進みません。
3
下りは広い道。鳥が多く、なかなか進みません。
中島川口におります。ここから舗装路で作場平へもどります。
中島川口におります。ここから舗装路で作場平へもどります。
作場平到着。舗装路が1.8km、約20分
作場平到着。舗装路が1.8km、約20分

感想

雁峠〜飛龍山の県境ルートを歩くために、自転車を利用することを
計画中です。どこに駐車して自転車を使うか、下見をしてきました。
また、昨年take77さんにアカショウビンがいるかもとお聞きしていた
ので期待していました。

まずはHappiさんにお聞きした柳沢峠まで411号で行ってみ
ましたが、結構な賑わいでした。前回落合に駐車して自転車で丹波
まで行ったことがありますが、さすがに柳沢峠は標高も高く、距離
も長い。また、歩くルートも長すぎる?

次に、落合から入りますが間違えて高橋川上流のゲートまで行って
しまいました。こちらはまったく自転車が利用できるようなルート
ではありません。戻り、鶏冠神社ちかくから新犬切峠を通り作場平
へ向かいます。舗装されていますが、対向車とのすれ違いには気を
つかう場所も結構あります。タクシー3台とすれ違いますがたまた
ま広い場所だったので問題なし。塩山駅からタクシーの場合は近い
のでこちらを通るのでしょう。

やっと作場平に到着した時は10時半近く、あわよくば将監峠までと
考えていましたが無理でした。笠取山だけを目指します。

川、沢など水が豊富な林を進んでいきます。ちょっと肌寒いですが、
青葉が綺麗で気分が良いです。笠取小屋からは木が少なく、風が
もろに当たるため寒いほど。雁峠分岐にでると特徴的な笠取山が
見えます。一気の登りは、休養期間で衰えた筋肉を筋トレで強化
してきたので、回復チェックにはちょうど良かったです。
結構楽に登れたので、復活でしょうか。

小さな分水嶺。小さなという意味がよくわかりません。大きな
分水嶺が他の場所にあるという意味? たしかにこの稜線から南は
多摩川に流れるし、北側は荒川に流れるので、ここだけというわけでは
ないという意味か? 
この領域は道標が’源流のみち’と上に書いてあり、それを売り物
にしている様子がわかります。源流ははじめ一滴から始まると
聞きますが、かなりの高い地点から大きな水の流れです。水分が
豊富なのですね。源流めぐりもよいかもと、思ってしまいました。

笠取山からの下山は黒えんじゅ分岐から馬止、中島川橋で舗装路に出て、
舗装路で戻ります。馬止から一休坂分岐へ抜ける道もありますが
長くなるので本日は不採用でした。
全体的に距離は短かったものの、森の雰囲気、笠取山への登り、鳥、
眺望と非常に気持ちの良い山歩きができました。
◎(にじゅうまる)でしょうか。


本日の鳥
 トビ、ツバメ、ゲラ類(アオゲラかアカゲラ)?、コゲラ、
 ハクセキレイ、ミソサザイ、イワヒバリ?、コマドリ、
 ウグイス、エナガ、コガラ、ヒガラ、 ヤマガラ、スズメ、
 ヒヨドリ、ハシボソ? カケス、ホシガラス? 
 なぞのムシクイ

  登り口近辺ではヒガラが非常に多かった。ツガイだった
  り、巣の材料を銜えてたりしていた。
  ゲラ類は鳴き声から。
  ミソサザイは至近距離すぎて、カメラを出せないほど。
  ムシクイはずっと目の前をうろうろしていたが、特定で
  きず。イワヒバリ、ホシガラスは一瞬だし、高山でもない
  のにいるのかは不明。
  なんといっても、一番感動ものは黒えんじゅ分岐点から
  馬止までの間に3羽のコマドリ。登山道に出てきています。
  なかなか近付けませんが、長い時間観察することができました。
  往路で1回声を聞いていたので、期待していました。
  また、本日の期待のアカショウビンは影も形も見えず、残念でした。

  

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1828人

コメント

◎です。
toratora48さん、こんにちは。
充実感伝わってきてますよ。
◎だと思います。

赤線とは違うかもしれませんが、私はヤマレコの
マイマップで線を繋げるのが楽しみです。

次のレコ、楽しみにしています。
2012/5/13 16:17
この周辺、良いですよね
toratora48さん、こんにちは。

気持ちの良い山歩きだったようですね。
私もこの周辺はとても好きです。
唐松尾山から将監峠方面へのレコ楽しみにしてます

唐松尾山の山頂は展望がないのですが、北側に数分
進むと岩場の展望地があります。山頂からその方向へは
×印がありますが、その岩場までであれば、危険はない
ので、是非行ってみてください。

黒えんじゅ分岐から中島川橋に下りるルートはとても
歩き易いですよね。この辺を歩くとは積極的に利用
しています。
今の時期、鳥が沢山ですが(道志も沢山でした)全然
覚えられません。。。
2012/5/13 16:23
マイマップです
millionさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。
赤線はマイマップのことです。
やはりmillionさんも赤線つなぎが好きですか。
結構多いですよね。
特にmillionさんは1回でぴゅーっと長い線が
引けるのでお得ですね。

(私にとっての)長い距離を歩くときは、
結構急いでいるので鳥を見る暇があまりありません。
短いコースをゆっくり歩くといろいろ
キョロキョロできて楽しみが広がるものだと
わかったような気がします。

でも、足が治ればまた長い距離で
赤線をつなげたいですが。
2012/5/13 18:01
今回は朝が遅すぎました
youtaroさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

柳沢峠に行ったり、道を間違えたりで、
出発時間が遅すぎました。
できれば、今回将監峠まで行ってみたかったです。
そうすれば、次回将監峠〜飛龍山往復も
余裕を持ってできたはずです。

行く前にこの辺のyoutaroさんのレコを読んで
参考にさせてもらっていました。

私もyoutaroさんのように花を見ようと、
何冊か花の辞典を買いました。
でも、どうしても鳥に目が行ってしまいます。
好みとはそんなものでしょうか。
2012/5/13 18:07
昨日でしたか
作場平はこの週末に行かれたのですね。

自転車利用のコースの研究も進んでいるようですね

笠取山の登りは本当に急!下から見上げるだけでもきつそうで・・・。筋トレの効果・・・いいですね!これほど鳥の種類がいるとは驚きです。見分けられるのもすごい!
2012/5/13 20:04
長距離は厳しそうです
Happiさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

柳沢峠から自転車利用の件、
Happiさんの前に実行するわけにいかないので
下見にしておきました。

でも、思ったよりも足の調子が悪く、
実行していたら大変な目に会っていたでしょう。
下見でよかったです。

もう、たぶん柳沢峠から自転車はせずに、
作場平から細切れにすると思います。
作場平から自転車は可能かもしれないと
思っていますが。

鳥、平地でも多ければ30種以上になります。
あの状態ではかなりの種類が出ていたと
思われます。
平地で慣れているので、目で見て同定は
慣れていますが、聞きわけは全くの素人。
練習が必要です。
2012/5/13 21:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 奥秩父 [日帰り]
笠取山(作場平から)
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら