【テント1泊】縦走 雁峠〜笠取山〜鈴庫山〜大菩薩の湯

2019年05月18日(土) 〜 2019年05月19日(日)

• GPS: 29:00
• 距離: 39.2km
• 登り: 2,198m
• 下り: 2,427m

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

駐車場：
タイムズ塩山駅前第2
山梨県甲州市塩山上於曽1769
駐車後24時間 最大料金400円

バス：
塩山駅1番のりば 山梨交通バス 窪平・西沢渓谷入口行き
塩山駅 0830 - 0927 新地平（970円 57分）
（山梨市市民バス 山梨市駅発も新地平行きが出ている）

大菩薩の湯発
10:36、12:00、13:30、15:03、16:06、16:40、18:33（甲州市バス 塩山駅南口行き 300円 24分）
柳沢峠発
10:10、15:40（甲州市バス 塩山駅南口行き 800円）

コース状況／危険箇所等

いつもは車で西沢渓谷手前「道の駅みとみ」まで行き、笠取山、甲武信ヶ岳へ登ることが多いけれど、笠取山から鈴庫山に立ち寄って大菩薩の湯まで北かた南に縦走ルートを模索。1泊2日で約38km（2日目27km）の長丁場。塩山駅に車をデポしそれぞれの登山口まではバスを利用。

今回のルート：
新地平登山口→雁峠→▲笠取山→笠取小屋（テント泊）→斉木峠→白沢峠→▲倉掛山→板橋峠→▲鈴庫山→柳沢峠→大菩薩の湯
全線にわたって、ルート不明箇所、危険箇所なし。
柳沢峠から大菩薩の湯まで約10kmは「本数が少ないバス」「大菩薩嶺方面の丸川峠経由で登山道を歩く」「国道411号線・大菩薩ラインの舗装路を歩く」の3択で、今回は一番最後を選択。

温泉：
大菩薩の湯

水場：
笠取小屋（十分）、笠取小屋〜斉木峠間（十分）

トイレ：
笠取小屋

写真

5/18 7:46

都内自宅を5amに出発して、途中SAで朝食を摂り、塩山駅前の駐車場（タイムズ第二 400円/24h毎）にいれて、塩山駅前に移動。
7:35発の大菩薩嶺方面の始発バスは10人くらい、同時刻で甲武信ヶ岳、乾徳山方面の西沢渓谷行きは20人くらい待機。が、あれよあれよと増えて、8:30発の西沢渓谷行き始発便は100人くらいで臨時バス含め2台運行。電車到着前にバス待機してたので座れてよかった。

5/18 7:53

塩山駅から登山口までのタクシー目安。4人いればタクシーで登山口移動もアリですね。結構利用者もいました。

5/18 7:45

塩山駅前にはレンタサイクルもある。ただし、登山口まで行くのは充電具合とか非現実的。

5/18 9:48

立ちの乗客含めパンパンのバスは乾徳山登山口で半分以上が下車。西沢渓谷手前の「新地平」で下車して雁峠へ進む。自分含めソロ3人のみ。

5/18 9:58

今回もお世話になります、亀田林業さん！

5/18 11:13

前回は下山で使った亀田林道を進んでいく。特に道に迷う箇所や危険箇所もなく沢沿い道を気持ちよく登っていく。

5/18 11:54

雁峠が近くなってくると植生が変わり笹のトレイル。気持ちが良い。

5/18 12:01

雁峠に到着。やっぱりここからの笠取山が美しい。塩山駅前では少し晴れ間もあったけれど、登りはじめ以降はずっと曇り。しかも意外と分厚い。雨が振らないことだけを祈る。

5/18 12:01

雁峠から眺望もいまいちでNO富士山。ただ今回は3ヶ月空いてしまったストレス発散に長めにハイクが趣旨なのでOK。ピークハントもしない（予定であった...が...）

5/18 12:03

雲取山までは遠いけど、明日はこの距離以上を歩くのであった

5/18 12:15

メゾンマルジェラかな？と思うほどの白い道標

5/18 12:50

笠取小屋に到着してテント設営。今回も雨の心配はほぼないのでフロアレス。快適。

5/18 12:52

整地されているのでAフレームで綺麗に張れた。雲取山の奥多摩小屋無き今、初めてのテント泊に最適な場所のひとつ。
今回は笠取山ピークハントしない予定が、小屋のベンチでお昼相席になった日帰り6人グループと少し話をしていて、去り際かわいらしい女性2人に「どうぞー！」と行動食を差し入れいただき、勢いで「じゃピークハントしてきます！」と言ってしまい登ることに…

5/18 13:50

というわけで、予定外の笠取山ピークハントへ。

5/18 14:13

いただいた差し入れとエビデンスです。ご査収ください。

5/18 14:14

雲が多くやはり富士山も見えず残念。

5/18 14:54

小屋への戻りは水干経由で。前回はポタポタしていたものの、今回はまったく水無し。

5/18 15:04

分水嶺にも立ち寄り。

5/18 15:11

小屋に戻るとテントが増えていた。最終的には20張くらいかな。

5/18 16:49

小屋では、小屋主人と地元の人たちが「多摩川源流水干祭り」という集まりをやっていた。

5/18 17:09

夕食はいつもの感じで。コンビニでフランクフルトを買うともらえるケチャップ＆マスタードも山で使える。

5/18 17:32

セブンイレブンのおでんに、うどんインで暖まる。暗くなってきたところで早めに就寝。

5/19 3:52

4時前に起床しての朝ごはんは、麻婆丼の素におにぎりイン。

5/19 4:00

初めて食べたけど、想定以上に辛くて朝からビールが欲しくなる！だが今日は長い距離を歩くので我慢。

5/19 5:09

撤収・トイレを済ませ、一番乗りの5時すぎに出発。作場平登山口ピストンの人が多いようで、他のみなさんはまだ起きたばかり。

5/19 5:37

ひとまずの柳沢峠までは17kmの表示。ただそのあと、最終目的地の大菩薩の湯まで約10kmを「本数が少ないバス」「大菩薩嶺方面の丸川峠経由で登山道を歩く」「国道411号線・大菩薩ラインの舗装路を歩く」のいずれかを選択する必要がある。気分によって。

5/19 5:52

少しひんやりした気持ち良い朝のなかを歩く。

5/19 5:59

終わりかけの桜が少し残っていた。

5/19 6:07

鳥小屋分岐点。上を見上げると野鳥用の巣箱がたくさん付けられていた。左の林道ではなく、右の柵を越えて進んでいく。

5/19 6:14

地図になかった水場があった。水量も豊富。柳沢峠〜笠取小屋まで唯一の水場だった。

5/19 6:17

斉木峠の廃トラック。白沢峠の廃トラックと同年代くらいの朽ち方。

5/19 6:45

見上げれば色が真新しい緑と、足元にはフカフカの落ち葉。梅雨入り前の良い季節。TRIMTEX Trainer TXロングパンツに、INOV-8 ROCLITE 295で快適。

5/19 7:06

白沢峠に到着。道標多すぎ問題！強風で向きが変わったりしないのだろうか？

5/19 7:14

白沢峠の有名な廃トラック。笠取小屋からここまでにすれ違ったのは2組のみで静かな山歩き。

5/19 7:39

白沢峠から少し進んだところで若いマウンテンバイクのグループとすれ違う。こちらの存在に気がつくと、全員降りてしっかりと挨拶を交わしてくれる。

5/19 7:50

倉掛山へいくルートに乗るはずが、マウンテンバイクのグループに気を取られ巻道の林道をそのまま進んでしまい、少し戻って取り付く。

5/19 8:14

倉掛山への最後のアプローチは距離はそれほどでもないけれど、急登が続く。

5/19 8:28

倉掛山（くらかけやま・標高1,776m）山頂。誰もいない。草花の季節には少し早いし。

5/19 8:34

倉掛山の北側は切れ落ちているが危険なところはほぼない。展望はあまりないもの、昨日のスタート地点、西沢渓谷方面の笛吹川・広瀬ダムが見える。

5/19 8:55

倉掛山で少し休憩して先へ進む。立派な角が木にかけられていた

5/19 9:10

ゆるやかなアップダウンが続く倉掛山〜板橋峠の防火帯を進む。気持ちの良い5月の日曜にもかかわらず、誰ともすれ違わない。

5/19 9:35

見えるのは大菩薩嶺かな？

5/19 9:57

巻き道（笠取林道）と合流して板橋峠。一気に人工的な感じになり、山肌を削ったソーラーパネル事業者の工事車両も置いてあり、残念な景観。このような場所では「私有地」とは書いてあるが事業者名の記載は一切ない。クレーム避けなのだろう。

5/19 9:59

板橋峠で振り返ってパシャり。ここで年配ソロ男性が進んで行った。以後、柳沢峠まで誰ともすれ違わず。

5/19 10:10

柳沢峠へ直接いく林道もあるが、鈴庫山へ立ち寄りたいので登り返し。

5/19 10:50

電波塔を過ぎ鈴庫山への分岐。

5/19 11:02

地味なアップダウン。登山道に沿って光ファイバーのケーブルが敷かれている。

5/19 11:27

鈴庫山（すずくらやま・標高1,600m）に到着。ここもノーゲスト。あんまり人気ないのかな？

5/19 11:30

鈴庫山からの甲府市内の眺望は、やや霞んでいるものの見事だった。今日イチ！

5/19 12:06

少し花も咲いているが名前はわからない。

5/19 12:10

ぼちぼちと柳沢峠へ降りてゆく。

5/19 12:36

舗装路に出て柳沢峠へ。交通安全週間の最終日のためか白バイが多い。車ではない登山者は少ないためか、すれ違いざまに挨拶をされた。

5/19 12:53

柳沢峠に到着。ライバーたくさん。コーラとソフトクリームをゲット。予定より早く到着したので大菩薩峠までのバスは3時間待ちで迷うが、大菩薩方面から登ってきたというライダーさんに聞くと「大菩薩の湯までずっと下りで登り返しもない」らしいので約10kmの舗装路 国道411号線・大菩薩ラインを歩くことにする。ライダーさんにそれを告げると驚かれた。ははは

5/19 13:20

大菩薩ラインはヘアピンカーブを減らして新しい橋がかけられたり、トンネルも真新しく明るいものが多い。

5/19 13:22

なかなかの勾配では小走りになり、TJARの最後ってこんななのかな？と思ったり（たぶん全然違うのだろう）

5/19 13:53

ライダーが多いのもうなずける気持ちの良い道が続く。柳沢峠のライダーさんが、ヤビツ峠とかはガラも悪いし最近はもっぱらこっちと言ってたのも頷ける。

5/19 13:59

歩いているのを見つけると後ろから来る車は減速してくれるし、対向バイクに手を挙げるとライダーさんたちはだいたい「ヤエー」と返してくれる。自分はバイク乗りじゃないけど、楽しいw

5/19 14:32

前に調べていて気になっていた裂石温泉 雲峰荘はこの日休業、日帰り温泉も入浴不可の看板が出ていた。

5/19 14:40

大菩薩峠への入り口を通過。下界は暑い！

5/19 14:41

約10kmの舗装路歩きを経て、大菩薩の湯に到着。温泉とコーヒー牛乳を楽しんで、3時間待ちだったら柳沢峠から乗るはずからのバスに乗車して、車を回収すべく塩山駅へ。
柳沢峠からバスに乗ってきたであろう人は大菩薩の湯では降りなかったので、温泉に入らず帰宅するのかな？自分の選択肢にそれは無いんだよなぁ。

撮影機器：

DMC-LX100 Panasonic

iPhone X Apple