花の楽園とはこのことか(平標山から三国山)

2019年06月25日(火) [日帰り]

• GPS: 07:26
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,658m
• 下り: 1,550m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:08
• 休憩: 0:17
• 合計: 7:25

4:35 平標登山口駐車場
4:39 4:39 平標登山口
5:34 5:34 松手山コース送電鉄塔
6:05 6:05 松手山
6:46 6:46 一ノ肩
7:06 7:06 平標山
7:25 7:26 平仙鞍部
7:54 7:56 仙ノ倉山
8:19 8:19 平仙鞍部
8:33 8:33 平標山
8:57 8:57 平標山の家
9:35 9:36 大源太山分岐
9:51 9:51 大源太山
10:00 10:00 大源太山分岐
10:07 10:07 三角山
10:44 10:44 ワラジカケマツノ頭
10:59 10:59 三国山
11:25 11:38 三国峠
12:00 12:00 三国トンネル湯沢側登山口
12:00 ゴール地点

天候

山行中　はれ〜曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

自転車をあらかじめ三国峠登山口にデポしておきます
自動車は2台位停められるでしょうか
自動車は平標山登山口駐車場　600円

コース状況／危険箇所等

一般の登山道
平標山ノ家から大源太山までは獣の雰囲気がします

写真

登山口に向かう途中
赤谷湖で星を撮ってみました
月明りで夜空は少し明るいです

予定より少し早く支度が出来ました
天気予報は良さそうなので
張り切って歩き始めます

気持ちとは裏腹
いきなりの階段急登ですっかり萎えます

ツツジが残ってました

鉄塔はガスの中です

タニウツギがうす暗い朝に色どりを与えてくれます

見えてきた！

ウラジロヨウラク

ガマズミ　
前日の雨で森はしっとりとしています
植物は生き生きとしています

アカモノは登山道を華やかにしてくれます

ベニサラサドウダン

ナナカマド

突然現れた滝雲

一瞬で埋め尽くされます

太陽も上がってきました
ここに来るまで髪の毛から着ているものまで
大分濡らしてしまいました
これからの時間で乾かしながら歩きます

初めてウグイスを撮ることが出来ました
山を歩いていると瞬間的にチャンスが訪れます
いつもモノにできませんが

ゴゼンタチバナ

イワカガミも朝日を浴びて嬉しそうです

ハクサンチドリ

ヨツバシオガマ

あともう少しです　
この開放感が最高です

イチゲが満開です

こんなにも沢山のイチゲは見たことがないです

苗場山の雪も随分少なくなりました

ここからが本日のメインイベントです

気持ちの良い青空

今日はこの花に会いに登ってきました

まだ雨でぬれている花がほとんどです

エチゴキジムシロ

チングルマもビショビショです

もう少しで仙ノ倉です
走っちゃおうかなって　
走れないけどそう思わせるくらいの稜線です

貸し切りの稜線

谷川方面はガスの中です

戻ります

下界だとこの時間はいろいろな事でごった返してる頃なのに
ここは本当に静かで別世界です　
同じ地球とは思えません　楽園とはこのことですね

水滴の飾りを付けたミツバオウレン

さっきよりは開いた花が多くなりました

うわぁ〜凄いな！
良い時に来れたことに感謝

チングルマはもう少しで開きそうです
今度は果穂を見に来ようかな

丁度グループの方々が降りてきました
皆さんとてもいい顔をしてます

これから先の行程を見ながら
色々想像します

イワイチョウ

ハルリンドウ

サラサドウダン

小屋で水の補給をして歩き始めます
ここからは本当に静かです

ムラサキヤシオも若干残ってます

ハクサンシャクナゲ

オオカメノキ

振り向くと先程までいた稜線には雲が流れ始めてます

ベニサラサドウダン

ユキザサ

これから歩く稜線
最後の三国山に黒い雲がかかり始めてます

ミヤマキンバイ

あれ！
どんどん暗くなっていく

大源太山から歩いてきた稜線

三国山山頂に着きました
ガスが勢いよく流れていきます

天国の階段

標高を下げるといい天気です

お昼をしようと思っていたベンチで
美味しそうにおにぎりを食べてる方がいたので
三国峠まで下がります

安定の助六寿司

歩きやすい道

この水で顔と手を洗い生き返ります

柄にも合わないようなかわいい色の自転車
これで20分少々のサイクリングです
苗場プリンスホテルからの上り坂　
立ちこぎはしましたが　一度も足を付かずに駐車場に戻れました
心地の良い達成感

山行前日の雨の日にふかや緑の大国で散歩してきました

睡蓮が咲いていたので三脚を撮りに戻りました
その間に今まで降っていた雨がちょうど止みました

後ろ姿も絵になります

感想

キジムナ

　今まで何度か歩こうと思っていて歩けていなかった　平標山から三国山の稜線を歩いてきました　

　前回平標山に来たのはついこの前のような気がします　その時は登山口まで来て天候が思わしくないのでそのまま帰りました
　今回も駐車場に着いたときの空はその時とそれほど変わりはないのですが　今回は天気予報がばっちりなので　曇り空を見上げながら歩き始めます

　稜線に上がるまでには汗と前日の雨の雫などでズボンから上着まで濡らしてしまいます　この時期だから余裕でいられますけど冷たい時期なら大変です
　稜線手前からハクサンイチゲが出迎えてくれて　一気にテンションが上がります
　
　平標山から仙ノ倉山までは夢のような草原が広がっています　穏やかな天気も相まって時間が止まっているかのようでした
　最近天候に左右される山行が続いていたので　こんないい天気に山を歩けることに新鮮味を感じます

　平標山ノ家で少し休憩をして三国山を目指します　自分の前には動物の足跡と人の足跡が一人分　この人はどんな登山者なんだろうかとあれやこれや想像しながら歩き　大源太山の山頂で足跡の主に追いつきました　その方は山の家のお母さんでした
とても穏やかな方で　少しの時間ですが色々話をさせていただきました　別れ際にはテントも張れるからまたおいでって声もかけてくれました　何だかうれしい出会いでした

　三国山では天気も良くないし山頂には行かないで巻き道で下りようと思ってましたが　せっかくここまで歩いてきたのだからと　今日の行程のピークは全部踏むことにしました
　分かっていましたが山頂からはガスで何も見えません　すぐに下山します　
　天国の階段を降りる頃にはいい天気になり　登山される方も多くはないですがすれ違いました
　三国峠からトンネルまでは歩きやすく　一日を振り返るにはちょうど良く　沢の流れる音に癒されながらハイキングを終えることが出来ました

　今回のために自転車を借りてきました　鍵がダイヤル式で歩いている途中から鍵の開く番号が定かでなくなってしまい　冷や冷やしながら歩いてました　番号を合わせて鍵を開ける瞬間が何とも言えずこの日の核心部でした

　今回の山行も全てに感謝です。

コメント

noronoro

梅雨だからこそ！
平標山。
仙ノ倉まで歩いたり、谷川から縦走したり・・
いつもこの時期に行こうと思いますが、チャンスを逃しています。

花は滴がついて、梅雨らしく、しっとりした感じがよいですね
視界が開けてからは計ったような天気
暗い山肌に浮き上がる滝雲がかっこいいですね
刻々と変化する天気と景色は、まさにこの時期だからこそ。
今回は大当たりでしたね。

花のボケ感や芸術作品のような睡蓮のショットもすてきです
自転車のカギも開いてよかったですね。
三国山までお疲れ様でした

キジムナ

Re: 梅雨だからこそ！
noronroroさん　おはようございます。

旬の山って色々あると思います
最近はそのことを考えて山を選ぶようにしていますが
ここに来て天候と休日がなかなか合わず　思うような
山歩きが出来てませんでした

今回も谷川のウスユキソウと悩みましたが　
どうしてもコザクラが見たくて平標山にしました

山歩きは結果論だと思いますが　今回はばっちりでした
何だか久しぶりに山と対話しながら歩けたような気がします

noronroroさんの感性があればもっと素晴らしく表現できたでしょうね

コメントありがとうございました。

ぐろさん

サイクリング
　こんばんは、kijimunaさん。
新たなアイテム、自転車で周回できましたね。高崎から見る上越方面はガスガスでした。榛名や子持山がやっと見える程度でしたので、気にしておりましたよ。浅草岳、日光白根山、浅間山外輪山など、今度自転車でもご一緒出来ると良いですね。

キジムナ

Re: サイクリング
growmonoさん　おはようございます！

あの自転車は借りたのですが　そのまま頂けることになりました
色を塗っちゃおうかとも思いましたが
そのままで行こうと思います

自転車があると幅が広がりますね〜
浅間の外輪山はやってみたいです
また参考にさせてください。

きたうさぎ

雨上がりの景色♪
kijimunaさんこんにちは。

雨上がりの雫のついたお花たち、滝雲、走り出したくなる稜線、良い景色ですね。
平標山は来年こそ行ってみようかな！

ふかや緑の大国は植物園ですか？
ふんわりとした紫陽花にリフレクションの睡蓮！素晴らしいです。
写真、上手ですね！！

キジムナ

Re: 雨上がりの景色♪
kitausagiさん　こんばんは。

平標山　すごくいい所です
来年は是非花の時期に行って下さい
その時は　山の家に宿泊される事をお薦めします

あの稜線を１日で降りてしまうのは勿体無いですからね
もしタイミングが合えばご一緒したいです

みどりの王国はそんなに大きくないですが
地元に愛されている貴重な植物園です
なんと言っても高山植物の殆どを見ることが出来ます
あまり人が居ないので花の近くに寄ることもできます

最近は時間が出来ると良く行きます

今度は東京の景色を撮ってみたいと思っています。