岩石山白雲山
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- GPS
- 04:01
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 641m
- 下り
- 643m
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
朝道の駅音更を出発。セブンはあるが、バリスタは無かった。天気が悪そうなので、白雲山ヌプカの里からかなり久しぶりに登ることにする。高曇りの下、ヌプカの里を目指す。東ヌプカウシヌプリが近付いてくるとヌプカの里。トイレは使用できたが、ドアを開けるとカメムシがぽたぽたと落ちてくる。寒さで再度避難したが、凍死したのか? 車止め手前に停めて出発。登山届は一番目立った。笹山で涼しいので一応用心で下カッパで出発。
20数年前は蛇行する道路をダラダラと登らなければならなかったが、谷間を整備された登山道が続いている。笹の刈り分けも立派でなかなか良い。ウグイスとオオジシギのディスプレイフライトの音、センダイムシクイの声を聞きながら緩斜面を登り、昔の道路からの道と合流。案内は無いのが、きっと間違えないだろう。ここから東ヌプカと岩石山のコルに出て、右に曲がり、一瞬だけ笹ブッシュになる。ここまでダニの気配はなかったので、昨日は南部日高特有のものと思っていたが、本の数メートル笹と触れ合って出ると、あら今日もダニさんが3匹、今日もテンションの下がる登山がはじまる。しかし、ここから笹に触れ合うこともなく、美しいコケのガレ場が現れ出すと早速ナキウサギコール。岩石山コルまで順調にいき、コールを聞きながらガレを登っていく。大きな岩でも浮き石があるので注意。で、あっと言う間に岩石山山頂。日高が白くぼやっと光り、あっちにすれば良かったかと思ってしまう。阿寒も遠くに見え、裏にどっしりと白雲。その右にウペペの一部が。ちょっと寒いので上カッパを着て、考える。白雲の登りは笹が見える。あまり気が乗らないが、あまりにも時間が早すぎる。ダニを落とす風呂もまだ明かない。うだうだ考えた末、上カッパのまま白雲に向かうことにする。最初のほんの数メートル笹をこぎ、チェックするとあら!ダニさんやっぱり。払い落し、やや急な登りを進むが、見た目ほど笹と触れ合わない。湖畔コースと合流点で暑くてカッパを脱ぎ、山頂まで。
山頂は高曇りだが、展望は良い。東、西ヌプカウシヌプリ、南、北ペトウトル。ウペペサンケがドーンと。大雪も見える。まだ時間が早いのでのんびりしているとナキウサギコール。ピーク北と西ともっと北の下と岩石山方面と涼しいせいか昨日より回数が多い。まあ、ガレ場の規模が違いすぎるが。そのうち姿をとらえ、望遠レンズも持ってきてないので、遠くから見物。スゲだかイネ科だかの青草を食べているようだが、食痕が細すぎて分からず。此処のナキウサギは人が多いせいか心が強い気がしていたが、今日は近寄ってはこないが、こちらを気にしながらも結構動き回る。湖畔コースの方でクマゲラの声とドラミングがする。
長居の後、またダニの待つ登山道を下る。ナキウサギの声とルリビタキ、アオジ ヒガラ、エゾライチョウ、キジバトと出会い、あまり表に出てこないウグイスやエゾムシクイまで見ることができた。アカゲラとオオアカゲラの♀が同時に現れ、背中の斑紋の違いが良く分かったが、シャッターチャンスは枝に邪魔されてしまった。登山口付近で数人のパーティーとすれ違い、ポツポツ降り出した頃到着。カッパを脱ぎダニチェック、帰りはいないかと思ったが油断大敵、何処から入ったかジャージにダニさんが。メッシュ生地のせいかなかなか落ちない。
上士幌に降り、ふれあいセンターに入るつもりで行くが二時過ぎから。仕方なく何処に入ろうか雌阿寒温泉にしようかとうだうだ考えていたら、そうだ、芽登温泉の方が帰り道に近いと向かう。平日なのにそこそこ客が居た。雨の露天風呂でのんびりしていたら、シジュウカラがやってきて女風呂を覗いていた。肌がつるつるするので重曹泉かと思っていたが、硫黄泉とのこと。良いお湯でした。シャンプーソープ付き500円。
三連休の遠征はダニさんの強烈なイメージだけが残ってしまった。
岩石山パノラマ↓
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白雲山パノラマ↓
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