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ハイキング
増毛・樺戸

長かったなぁ・・南暑寒岳(1296m)

2019年07月07日(日) [日帰り]
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GPS
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距離
45.1km
登り
1,888m
下り
1,513m

コースタイム

・登り 4時間  ・下り 3時間30分
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
スタート早々、目に飛び込んできたのがこの山。山と言うより岩峰。近くの黄金山(789m)にも似ている。いや映画「未知との遭遇」のデビルスタワーか。地形図で確認すると853mの岩峰だった
スタート早々、目に飛び込んできたのがこの山。山と言うより岩峰。近くの黄金山(789m)にも似ている。いや映画「未知との遭遇」のデビルスタワーか。地形図で確認すると853mの岩峰だった
一番目の吊り橋を渡ってこの看板に出る。ここから登山道らしくなる。目指す南暑寒岳まで8.2km。往復16km、たっぷりある。最近こんなに歩いたことないので不安だ。
一番目の吊り橋を渡ってこの看板に出る。ここから登山道らしくなる。目指す南暑寒岳まで8.2km。往復16km、たっぷりある。最近こんなに歩いたことないので不安だ。
先ほどの看板からちょっと歩いて白竜の滝。コースわきから眼下の滝を覗いてみた。落差20mくらいだろうか。帰りに滝そばに寄ってみた。
先ほどの看板からちょっと歩いて白竜の滝。コースわきから眼下の滝を覗いてみた。落差20mくらいだろうか。帰りに滝そばに寄ってみた。
最後の吊り橋。最初のはガッチリしていたが、こちらの橋は揺れた。思わずワイヤーをしっかり握ってしまった。橋を渡るとすぐ登りにかかる。けっこう急な登りが続いた。
最後の吊り橋。最初のはガッチリしていたが、こちらの橋は揺れた。思わずワイヤーをしっかり握ってしまった。橋を渡るとすぐ登りにかかる。けっこう急な登りが続いた。
ひと登り汗をかいて平坦部に出た。雨竜沼湿原へはすぐそこの距離。
ひと登り汗をかいて平坦部に出た。雨竜沼湿原へはすぐそこの距離。
やっと出た湿原。木道が整備され、吹き渡る風が気持ち良い。湿原を覆うワタスゲが風に揺れていた。
やっと出た湿原。木道が整備され、吹き渡る風が気持ち良い。湿原を覆うワタスゲが風に揺れていた。
あれが南暑寒岳。近いようで実はかなり遠い。天気は安定しているのでのんびり行くか。
あれが南暑寒岳。近いようで実はかなり遠い。天気は安定しているのでのんびり行くか。
珍しい花でもないエゾカンゾウだが、湿原一面に咲き乱れると圧巻。奥に残雪の主峰・暑寒別岳。
珍しい花でもないエゾカンゾウだが、湿原一面に咲き乱れると圧巻。奥に残雪の主峰・暑寒別岳。
湿原に散在する池塘。静かなたたずまいを見せている。
湿原に散在する池塘。静かなたたずまいを見せている。
湿原をのんびりと散策する登山者。木道は狭いので左回りの一方通行だ。
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湿原をのんびりと散策する登山者。木道は狭いので左回りの一方通行だ。
静寂の湿原
昨年6月末、箸別コースから暑寒別岳の頂に立った。
昨年6月末、箸別コースから暑寒別岳の頂に立った。
南暑寒岳。少しは近づいたかな。頂上は右端か?まだたっぷりありますね。
南暑寒岳。少しは近づいたかな。頂上は右端か?まだたっぷりありますね。
池塘の中の小さな島。浮島になっているのだろうか。ワタスゲが茂っている。
池塘の中の小さな島。浮島になっているのだろうか。ワタスゲが茂っている。
夏空とエゾカンゾウ
夏空とエゾカンゾウ
こちらもあたり一面エゾカンゾウ
こちらもあたり一面エゾカンゾウ
木道の分岐点。南暑寒岳へはここから湿原を離れ山に向かっていく。南暑寒の頂上には3.3km。平地だと1時間もかからない距離だが、2時間はかかりそうだな。
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木道の分岐点。南暑寒岳へはここから湿原を離れ山に向かっていく。南暑寒の頂上には3.3km。平地だと1時間もかからない距離だが、2時間はかかりそうだな。
七合目の標柱。ハテいきなり合目標識が出たが、いままで目に入らなかった。
七合目の標柱。ハテいきなり合目標識が出たが、いままで目に入らなかった。
1133m標高点に出た時、「ああ頂上に出た‼」・・と思ったらまだ上にあった。しごかれる〜。
1133m標高点に出た時、「ああ頂上に出た‼」・・と思ったらまだ上にあった。しごかれる〜。
出た出た頂上だぁ〜。初めての山。天気いいし眺めもいい。やはり山はこうでなくちゃ。
出た出た頂上だぁ〜。初めての山。天気いいし眺めもいい。やはり山はこうでなくちゃ。
腰を落ち着けて眺めてみる。先ずは主峰・暑寒別岳。雪がまだ少し残っている。ここから暑寒岳に続く縦走路が見えたが、若い頃と比べたらとても行く気力も体力もない。歩いている人がいた。がんばるなと感心する。
腰を落ち着けて眺めてみる。先ずは主峰・暑寒別岳。雪がまだ少し残っている。ここから暑寒岳に続く縦走路が見えたが、若い頃と比べたらとても行く気力も体力もない。歩いている人がいた。がんばるなと感心する。
群別岳(1376m・中央奥)と奥徳富岳(その左・1346m)。群別岳は以前、山仲間と積雪期に西側稜線から尖がった山頂に立ったことがある。
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群別岳(1376m・中央奥)と奥徳富岳(その左・1346m)。群別岳は以前、山仲間と積雪期に西側稜線から尖がった山頂に立ったことがある。
南暑寒岳から南の方向に続く稜線。
のんびり頂上で過ごした後、下山にかかった。
南暑寒岳から南の方向に続く稜線。
のんびり頂上で過ごした後、下山にかかった。
下山途中、ナナカマドの上方に見える台形の山は恵岱岳(1060.4m)。
下山途中、ナナカマドの上方に見える台形の山は恵岱岳(1060.4m)。
「ナニ、コレッ!」・・思わず立ち止まってしまった。形はタツノオトシゴ。頭に冠が載っている。自然の造形にしては面白い形。これは枯れたダケカンバだよね。
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「ナニ、コレッ!」・・思わず立ち止まってしまった。形はタツノオトシゴ。頭に冠が載っている。自然の造形にしては面白い形。これは枯れたダケカンバだよね。
湿原に下りる前に展望台に立ち寄ってみた。湿原を一望できた。
湿原に下りる前に展望台に立ち寄ってみた。湿原を一望できた。
再び湿原の木道歩き。心地よい疲労感の中、歩みを進める。
再び湿原の木道歩き。心地よい疲労感の中、歩みを進める。

感想

 昨夏、この山に登ろうと雨竜町に出かけたが大雨で道路が崩れ「通行止め」、がっかりして帰ったものだった。謂わば一年ぶりのリベンジといったところか。

 人気の山とあって、週末に入るのはどうかと思ったが、天気もいいし思い切って出かけた。7時過ぎの時点で駐車場はすでに一杯だった。駐車場の端っこ、道路わきにとめた。

 この山に登るのは勿論、雨竜沼に入るのも初めて。どんなところか興味があった。町からここまでとにかく長かった。南暑寒の頂上までもホントに長かった。暑いのとダラダラと距離が長いのが堪えた。

 登山者も多かった。往路も復路も木道でカメラを構えていると、すぐ後ろにつかれて、なんとも落ち着かなかった。今度は平日に来てみよう。たっぷり景色を目に焼き付けたから南暑寒岳の登りはもういいかな。

 ここは国定公園なので「山菜取り禁止」を謳っていた。登山口を出て林道を歩いていると青々としたおいしそうなフキがたくさん自生していた。採ることは叶わないので下山後、車を走らせながら川淵を見てみるとよさそうなフキがけっこうあった。ナイフで切ってみると水がシャーッと出て、これはいけると頂いてきた。

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