嵐山縦走（阪急嵐山駅→JR保津峡駅）嵐山・烏ヶ岳・山上ヶ峰

2019年07月10日(水) [日帰り]

• GPS: 04:11
• 距離: 8.5km
• 登り: 714m
• 下り: 684m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:59
• 休憩: 0:09
• 合計: 4:08

7:06 嵐山駅 (阪急)
7:40 7:41 松尾山
8:12 8:18 嵐山
8:45 8:45 烏ヶ岳
9:42 9:42 山上ヶ峰
11:07 11:09 愛宕山登山口
11:14 保津峡駅

天候

曇り一時晴れ間あり　暑かったが、稜線は風が気持ちよかった
7/10の京都の最高気温は29.4℃でした

アクセス

利用交通機関：

電車

In:阪急嵐山駅
Out:JR保津峡駅

コース状況／危険箇所等

嵐山という地名の由来は諸説ありますが、一説には『日本書紀』によると、487年に月読尊（つくよみのみこと）のご神託により、宇田荒洲田(うらあらすだ)の地を奉ったとされており、この宇田荒洲田(うらあらすだ)が嵐山の地名の起こりと言われ、宇田荒洲田(うらあらすだ)にある山であるため「あらす山」となり「あらし山」となったと言われています。
また、この神託によって作られた神社が、嵐山から少し下った松尾大社近くにある月読神社と伝えられています。
「宇田荒洲田」とは、「宇（良い）田（地）であり、荒洲（中洲）にできた田（地）」と言う意味と言われています。
桂川の土砂が貯まってできた肥沃な大地で、そこにある山が嵐山となったとか。
　
ということで、ちゃんと「嵐山」という山もあります。
また、室町期から戦国時代には、山の方の嵐山には嵐山城というお城まであったのです。
　
今回は、阪急嵐山駅から嵐山に登り、そのご烏ヶ岳、山上ヶ峰とピークハントしてJR保津峡駅に抜けました。
　
最初は京都一周トレイルを進みますが、No33から分岐して縦走路に入ります。
縦走路は、京都一周トレイルに比べると整備状況はよくなく、ヤマケイの地図でも破線となっていますが、ふみ跡はわかります。
リボンやふみ跡をしっかり追うことのできる方であれば、縦走は可能でしょう。
　
嵐山、烏ヶ岳、山上ヶ峰ともに山頂は縦走路上にはありません。
嵐山と烏ヶ岳は、小さな看板と明瞭なふみ跡がありますが、山上ヶ峰はわかりづらいです。山上ヶ峰は、登り口からリボンを頼ることになりますが、下りは位置を失いがちなので気を付けて。
　
なお、山上ヶ峰から下りてきたあとに、広めの尾根で道が分岐するところで注意が必要なのと、小屋を過ぎた後の本格的な下りでは、台風の影響でしょうか、かなり荒れた部分があります。
保津峡駅に降りる道はかなり急ですので、注意して降りてください。
　
なお、トロッコ保津峡駅からでも空席があればトロッコに乗れますが、嵐山まで620円。
JR保津峡駅からなら嵐山までは190円です。

その他周辺情報

コンビニは、阪急嵐山駅前にあります。
自販機は、阪急嵐山が最後で、JR保津峡駅までありません。
トイレは、阪急嵐山駅の次はトロッコ保津峡駅、JR保津峡駅です。

写真

7/10 7:06

朝の阪急嵐山駅からスタート
午前7時だとまだ静か

7/10 7:11

最初は京都一周トレイルと一緒
ここから山道に入ります

7/10 7:28

ここがモンキーパークかな？

7/10 7:37

京都一周トレイルの32番まで一気に登る

7/10 7:38

地図はあくまでも京都一周トレイルのものなので、これから行くルートは誰かの落書きだけ

7/10 7:38

反時計回りに松尾山山頂方面へ

7/10 7:43

途中のベンチで休憩

7/10 7:47

京都一周トレイルの33番
松尾山は左ですが、嵐山縦走路は右です

7/10 7:47

一応保津峡方面へは通行不能と書いてありますが、構わず進みます

7/10 7:51

最初はこんな道
なんの問題もない

7/10 7:54

岩を越えます
左側から行ったほうが楽

7/10 7:57

木を乗り越え

7/10 8:00

谷を渡る

7/10 8:02

台風で倒れた木が数多く見られましたが、こっちまで手が回らないんだろうなぁ

7/10 8:03

木をくぐるところも多い

7/10 8:03

嵐山山頂へはここで上の方に続くふみ跡を進みます
（縦走路は左）
小さな案内板があります

7/10 8:04

これがその案内板
かまぼこ板くらいの大きさで、簡潔な記載ですが、非常にわかりやすい

7/10 8:10

手前の偽ピーク

7/10 8:12

嵐山　382m　No236
眺望ほぼ無し

7/10 8:13

山名板

7/10 8:19

こっちの方におります

7/10 8:19

降り口はこのピンクリボンが目印です

7/10 8:19

トラロープがあったりしますが、ここは頼らなくてもOK

7/10 8:23

縦走路に戻りました

7/10 8:23

縦走路側からはここが目印
こっち側から登るほうが楽のようです

7/10 8:24

またまた案内板

7/10 8:29

嵐山方面が見えた

7/10 8:30

樹間の道をゆきます

7/10 8:38

烏ヶ岳はここで左側へ上がっていきます
縦走路は右

7/10 8:38

縦走路側にはこの案内があります

7/10 8:39

ちょっと急な登りです

7/10 8:41

烏ヶ岳　398m　No237
やはり眺望はダメです

7/10 8:42

山名板

7/10 8:49

左側が落ちています
岩場でもあるので、雨の日には歩きたくない

7/10 8:51

縦走路に戻ります

7/10 8:51

例によって案内板

7/10 8:53

ここの橋は足元を気にしすぎると、上の木に頭をぶつけます（つまりぶつけた）

7/10 8:59

うねった痩せ尾根

7/10 8:59

キノコ

7/10 9:00

ここまでこの案内板があります
左の方に降りると苔寺の方に降りることのできる林道に出るみたい

7/10 9:01

ベンチというよりは寝台

7/10 9:04

左側の道を行きます

7/10 9:21

鹿よけネット沿いに進みます

7/10 9:26

杉の木の下をくぐる
春は来たくない、と思ったけれど、枯れているから大丈夫か

7/10 9:32

この先が山上ヶ峰への登り口です

7/10 9:33

ここから上がっていきますが、ふみ跡は薄目

7/10 9:33

この案内板は、縦走路から気付きにくい

7/10 9:38

山頂方面にも鹿よけネットが張られているので、ところどころ迂回をしなければなりません

7/10 9:38

サルノコシカケ

7/10 9:42

山上ヶ峰　482m　No238
眺望なし
山名版はボロボロで判明できなくなっています

7/10 9:43

三等三角点があります

7/10 10:03

立派なサルノコシカケ

7/10 10:04

林道と合流します
右へ

7/10 10:04

洛西高校書道部作

7/10 10:04

この小屋の右側を下りていきますが、ここから縦走路はやや荒れ気味なところが出てきます

7/10 10:10

シダの林を進みます

7/10 10:14

ここから一気に下がる降下点となりますが、かなり荒れています

7/10 10:17

ゲコ

7/10 10:24

左下へ

7/10 10:32

八つ墓村

7/10 10:39

最後にトラロープで急降下

7/10 10:39

保津川が見えました

7/10 10:41

トロッコの線路が見えてきました

7/10 10:42

ちょうどトロッコがやってきました

7/10 10:44

ここで縦走路終了
右手に線路をくぐる場所があります

7/10 10:45

その線路をくぐる場所
川の方へ降ります

7/10 10:47

川沿いの堤防を上流方向へ

7/10 10:51

トロッコ保津峡駅

7/10 10:51

狸に占領されるトロッコ保津峡駅

7/10 10:53

トロッコ保津峡駅は鵜飼橋という吊橋で道路と結ばれています
揺れないので安心

7/10 10:55

哀れ・・・

7/10 10:57

この山を下りてきたのかな？

7/10 10:59

何じゃ？

7/10 10:59

拡大

7/10 11:03

川側に旧道が残っています

7/10 11:04

壁岩

7/10 11:05

JR保津峡駅

7/10 11:07

京大の防災研が地震の観測をしているようです

7/10 11:07

触らないっす

7/10 11:09

保津峡橋
フィーレンデール桁というラーメン構造の橋らしい

7/10 11:12

JR保津峡駅で終了

7/10 11:13

ここから水尾へバスが出ているのか

撮影機器：

IXY 180 CANON

感想

faroe

前回京都一周トレイルの西山ルートを歩いた時に、水分不測であきらめた「山の方の嵐山」
ヤマレコで検索したら、保津峡駅に抜けることができると知り、縦走しました。
今日を逃すとしばらく無理そうだったので、ちょっと暑かったですが。
　
トレイルとの分岐から山上ヶ峰方面はヤマケイの地図では破線となっていますが、特に問題なし。
山上ヶ峰への往復はわかりづらかったですが。
が、実線の区間のはずの、山上ヶ峰から保津峡駅への下りがひどかった。。。
こっちを破線にすべきでは？と思ったり。