北東北 花の山旅2 マタギの里と森吉山

2019年07月14日(日) [日帰り]

• GPS: 03:23
• 距離: 6.4km
• 登り: 345m
• 下り: 335m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:26
• 休憩: 0:39
• 合計: 3:05

距離 6.4km 登り 345m 下り 351m

9:22 阿仁ゴンドラ山頂駅
9:52 石森
10:10 森吉山阿仁避難小屋
10:35 稚児平
10:51 11:28 森吉山
11:38 稚児平
11:54 森吉山阿仁避難小屋
12:07 12:09 石森
12:27 阿仁ゴンドラ山頂駅

花を愛でながらののんびりタイムです。

天候

晴れ、のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

森吉山阿仁スキー場の広い駐車場に車を駐め、阿仁ゴンドラで山頂駅へと向かいました。（ゴンドラは宿泊者割引で往復1,600円、一般1,800円／朝は8:45からの営業開始でした）

コース状況／危険箇所等

熊の多いエリア、前後に登山者は多いですが、熊鈴はあったほうがいいでしょう。登山道は特別危険な場所はありません。登山道の雪もすでに溶けています。

その他周辺情報

前泊した打当温泉マタギの湯はスキー場から車で３０分くらい、近くに熊牧場（くまくま園）もあります。なお、八幡平・秋田駒エリアは携帯の電波が弱く、キャリアによっては繋がらない場所が多いので要注意です）

写真

7/13 15:48

東北遠征、八幡平を歩いた後は森吉山麓にあるマタギの里へ移動

7/13 15:18

お部屋は広いシングル洋室、唸る温泉目的でやって来るお友だちグループとこの後、合流します

7/13 15:40

その前に併設のマタギ博物館を見学

7/13 15:41

マタギの語りを聞く部屋、テーマパークのようになっています

7/13 15:41

資料館には鉄砲やナイフ、古文書などが展示されています

7/13 15:41

そんななかに18禁（爆）

7/13 15:42

マタギ発祥の地のひとつと言われる阿仁、旅マタギという集団は他の地方にも出掛け、技術を継承して行きました

7/13 15:42

熊や狐などの小動物の剥製が展示された資料館を後にします

7/13 15:46

屋外にはマタギの作業小屋

7/13 15:47

山に囲まれた川沿いに広がる田んぼ、静かな時間が過ぎていきます

7/13 16:13

そんな田んぼを見下ろす打当温泉、鉄分の多いお湯は泡付きよく、独特の匂いもある唸る湯でした！

7/13 16:14

熊さんの口から厳泉がドバドバと投入されます

7/13 18:25

東北の温泉巡りを終えたお友だちたちと合流、宴会場の入り口に立つ熊さんに挨拶をしてから夕食です

7/13 18:32

宿泊プランは宿で一番お値打ちなコースです

7/13 18:30

川魚は好きじゃないんだけど、おいしいイワナ

7/13 18:50

お鍋はウサギ鍋、鶏肉みたいなあっさりとした味でした

7/13 18:31

幻のどぶろく、酸味の強い独特な味で強いお酒でした

7/14 7:05

部屋で長話しをし、長湯もして翌朝、朝ご飯はしっかりと

7/14 8:44

車で30分ちょっと移動し阿仁スキー場、看板犬の秋田犬、北斗くんはご機嫌斜め・・・（−−

7/14 8:48

営業時間開始に合わせて行列が出来たゴンドラも、あっという間に待ち時間なしになりました

7/14 8:55

案外長い時間乗るゴンドラ、急斜面を一気に登り詰めます

7/14 9:14

山頂駅のテラスから男鹿半島、左手に寒風山がうっすらと、日本海沿いに立つ風力発電も並んで見えました

7/14 9:14

麓のゴンドラ駅が小さく見えます

7/14 9:21

ゲレンデにはニガナ

7/14 9:21

シロバナバージョンもあり

7/14 9:21

ハクサンボウフウかな

7/14 9:22

山頂駅からすぐ右手に登山道、ゲレンデを直登でも途中から合流します

7/14 9:25

トンボの群れ、山頂は凄いことになっていました

7/14 9:26

アオヤギソウはあちこちに

7/14 9:26

大平山方面、ウネウネと続く山々

7/14 9:26

晴れていれば鳥海山も見えるようです

7/14 9:27

ヒメウスノキか、アカミノイヌツゲかなぁ

7/14 9:32

今回の山歩きで一番多かったのはニッコウキスゲ

7/14 9:35

アカモノ

7/14 9:36

マイヅルソウ

7/14 9:37

オオバキスミレ

7/14 9:39

ちっちゃいツマトリソウ

7/14 9:41

ニッコウキスゲの咲く登山道

7/14 9:42

夏、って感じですね

7/14 9:42

スカイラインの形がいい三角錐の山、旅先で見る山は気になります

7/14 9:42

大らかな東北らしい眺望です

7/14 9:43

ハクサンシャジンの蕾

7/14 9:44

ホツツジはもう咲いています

7/14 9:45

鮮やかな紫色が美しいシャジン

7/14 9:46

ときおり覗く青空

7/14 9:48

ニッコウキスゲの山道

7/14 9:50

ノギラン

7/14 9:51

湿原にはイワイチョウ

7/14 9:51

ハクサンチドリは終盤

7/14 9:52

ウラジロヨウラクは結構たくさんありました

7/14 9:53

ハクサンチドリの薄ピンクバージョン

7/14 9:57

イワカガミもあるよ

7/14 9:57

クルマユリは蕾

7/14 9:58

ちっちゃな池からはカエルの大きな鳴き声

7/14 9:59

湿地帯には星型の花が着いたイネ科の植物

7/14 10:00

ネバリノギラン

7/14 10:01

花の木道歩き、楽しいっ

7/14 10:03

キソチドリかな

7/14 10:03

花探したら楽しそうな池塘があちこちにあります

7/14 10:04

強い日差しではっきりくっきりなニッコウキスゲ

7/14 10:07

あちこちでたくさん咲いています

7/14 10:09

タニウツギ

7/14 10:09

避難小屋は休憩者多くてスルー

7/14 10:11

モミジカラマツ

7/14 10:14

イングリッシュガーデンみたいな小径

7/14 10:14

ニッコウキスゲ三姉妹

7/14 10:16

ゴゼンタチバナの集団

7/14 10:22

キンコウカ

7/14 10:28

ハクサンフウロも現れました

7/14 10:28

シャジンとソバナ、ツリガネニンジンの区別が付かない私（汗）

7/14 10:29

鮮やかなピンク色のハクサンフウロ

7/14 10:30

キソチドリ

7/14 10:30

クロトウヒレンかなぁ・・・

7/14 10:33

チングルマは果穂

7/14 10:33

鮮やかな色目のウラジロヨウラク

7/14 10:39

遠くに白い大館樹海ドームがちっちゃく見えました

7/14 10:42

辛うじて咲き残っていたチングルマをパシャリ

7/14 10:48

ツリガネニンジンかなぁ

7/14 10:48

山頂近くにはヨツバシオガマ、色が濃いっ

7/14 10:52

この花はまとまって咲きますね

7/14 10:54

なんだかんだで花愛でながらも山頂に到着、三角点は一等です！

7/14 10:55

30分で行けるという標識の立つ山人平は高山植物の宝庫、ですが、温泉巡りチームを下界に待たせているので今回はスルー

7/14 10:56

ガスったり晴れたりの山頂

7/14 11:08

宿で作ってもらったおにぎりを頬張ります

7/14 11:26

活きのいいシャクナゲ、淡いピンク色がかわいいです

7/14 11:35

マルバシモツケ

7/14 11:35

ウラジロヨウラク

7/14 12:08

行きにスルーした一ノ越

7/14 12:08

手の届く距離に神社と巨石、湿原が見えますが、こちらも残念ながらスルーします

7/14 12:20

地味目なツクバネソウ

7/14 12:26

アカショウマかな

7/14 12:37

先日購入したグレゴリーのリュック、通気性がよくて軽くて◎

7/14 12:54

ゴンドラを降りると北斗くん、一瞬ですがこっちを向いてくれました

7/14 12:55

恥ずかしいのか、やる気がないのか、終始こんな感じでした

7/14 15:11

温泉組との合流前に駒ヶ岳温泉で汗を流しました

7/17 21:38

同行者が撮ってくれた一枚、今日も楽しい山旅ができたよ

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

ILCE-7RM3 SONY

感想

yamaonse

東北遠征二日目は森吉山。花の百名山で先月末あたりからレコがたくさん上がっています。今まで行く機会のなかったこの山、温泉好きな同行者ご一同が同じスケジュールで近くにいることが分かり、同じ宿に変更して一緒に登ることになりました。

その宿はマタギの里として知られる阿仁、打当集落にあります。マタギのテーマパークのようなその宿には資料館が併設され、夕飯もジビエ鍋（ウサギは養殖らしいけど・汗）も供される本格派。泡付きのいい鉄泉は「唸る湯」で大満足でした。

そんなマタギの狩猟場、熊さんも多くいるという森吉山へは、山登らない組を麓で待たせている都合もあるのでゴンドラ利用。お手軽な登山道には軽装の人も多く、老若男女が三々五々、自分たちのペースで花や眺望を愛でながら山を登っていきます。

移動距離が短かかったこともあり珍しい花には出会えず、全般的にシーズンのピークは過ぎた感ですが、ニッコウキスゲを始めとした花は多く、初めての山を大いに楽しむことが出来ました。麓からなら珍しいラン類もあるようだし、また再訪決定かな。

コメント

iwanob

森吉山
yamaonseさん、こんばんわー。
今回は秋田のお山まで遠征ごくろうさまです。森吉山は初めて知りましたが、東北のお山はなだらかで広々した感じでいいですね。またたくさんのお花が咲き乱れるなか歩くのは気持ちよさそうです。やっぱりお日様のもとでみる花花はきれいですね。遠征の甲斐があったと思います。
また温泉に美味しい料理、これも山たびの楽しみですね。ウサギ鍋なんてなかなか食べられないさすがはマタギの里、なかなか面白そうなところですね。熊の剥製、生きてなくても充分恐いです。(笑)

yamaonse

Re: 森吉山
iwanobさん、こんばんわ。今回訪問したエリアはなんと１０年ぶり。久しぶりの山も温泉も、以前と変わらず、むしろ中国語圏の方々含め大勢のお客さんで賑わっていました。森吉山は今回お初でしたが、たおやかな尾根に延々と花が咲き続けるおおらかな山でした。日差しがあると花もきれいですね。

宿泊した温泉はマタギの里、ウサギ鍋のほか、熊鍋やきりたんぽ、気になるダマゴ鍋やじゃんご料理もあるようです。事前予約でマタギのおじさんと山歩きなんてプランもあるようだし、楽しみ方はいろいろありそう。熊が多いらしい森吉山、ホンモノはくまくま園だけでいいですけどね（＾＾）