燕岳 春山満喫

2012年05月19日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 20.1km
• 登り: 2,407m
• 下り: 2,413m

コースタイム

4:20中房温泉−5:00第1ベンチ−5:30第2ベンチ−6:00第3ベンチ−7:00〜7:20合戦小屋−8:20燕山荘−9:10〜9:50燕岳−10:20〜11:00燕山荘−11:20合戦小屋−12:30第1ベンチ−13:00中房温泉　

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中房の第1駐車場の埋まり具合は下山時の13時で8割程度
朝の4時はかなりガラガラの状態でした

コース状況／危険箇所等

登りは第3ベンチから上はほぼ雪道。合戦小屋からは完全な雪山。根雪の上に昨日の新雪が積もって冬のようなコンディションでした。凍った箇所は全く無く、軽アイゼンでも登れる状況でした。
下りの時点ではかなり融けてベタベタ雪となり、かえって滑りやすい状況でした。総じてアイゼンなしでも可能な状況ではありましたが、ノーアイゼンならいざという時に滑落を止めるためのピッケルが必要で、ピッケルなしなら滑らないためのアイゼンが必要といった感じでした。

写真

5/19 4:26

中房温泉登山口
登山計画書を提出して登山開始

5/19 5:03

第1ベンチそばの水場
こんこんと水が湧いている

5/19 5:07

第1ベンチ
朝早く登る人は思いのほか少なく
誰もいません

5/19 5:32

第2ベンチ

5/19 5:53

常念山系が見えた
やっぱり雪山って感動するね

5/19 6:00

第3ベンチ

5/19 6:23

第3ベンチを過ぎると
雪が出てくる

5/19 6:32

富士見ベンチ
ベンチが雪で埋まっていて
見過ごしてしまいそう

5/19 6:43

だいぶ稜線が近くなってきた
と思ったのですが、まだ結構ありました

5/19 7:01

合戦小屋到着
ベンチ使えます

5/19 7:01

小屋前のベンチは雪の下

5/19 7:01

トイレ使えました

5/19 7:34

合戦の頭への登り
フッカフカの新雪です

5/19 7:38

合戦の頭
八ヶ岳、富士山、南アと見えているのですが・・
写真では厳しいですね

5/19 7:38

早くも槍登場！

5/19 7:40

燕への道
気分高まります

5/19 7:56

富士山と南アルプス
見えますかね？

5/19 7:57

燕岳から北燕岳につづく稜線

5/19 8:07

燕山荘直下は
やや夏道と違うルートを行きます

5/19 8:35

イルカ岩と裏銀座

5/19 8:36

とんがり同士並べてみました

5/19 8:38

燕岳が近づいてきました

5/19 9:06

頂上から見た絶景

5/19 9:06

燕岳山頂の表示はかなり控え目

5/19 9:09

鹿島槍と後立山連峰

5/19 9:11

燕岳山頂に立つ登山者

5/19 9:12

針ノ木岳はかなり立派

5/19 9:13

笠ヶ岳

5/19 9:13

鷲羽岳

5/19 9:21

雷鳥も現れました

5/19 9:26

目撃するとつい写真を撮りまくってしまいますね

5/19 9:54

穂高連峰
前穂、奥穂、北穂がはっきりわかります

5/19 9:54

でもやっぱりここでの主役は槍ですね

5/19 10:09

燕山荘〜燕岳は所によっては
ずっぽり股まで埋没します

5/19 10:48

立山・剱もくっきり見えます

5/19 11:19

帰路の合戦小屋は随分にぎやかに

5/19 13:05

中房では桜が咲いていました

5/19 13:07

第1駐車場
だいぶ埋まりましたが
最盛期と比べるとまだ余裕あります

5/19 13:59

中房からの道は新緑が見事でした

撮影機器：

EXILIM Hi-ZOOM EX-H20G カシオ

感想

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19日の燕岳は、これぞ春山という最高の山行になりました。
北アルプス三大急登と呼ばれる合戦尾根ですが、
自分にとってはアルプスの中でも最も登りやすい道だと思っています。
段差が細かく刻まれていたり、無理なく登れるよう
とても登山道の整備が行き届いていますし、
合戦小屋までは樹林帯で直射日光を避けることが出来、
たった4時間で主稜線に到達できるので、
登山初心者にもお勧めできる名コースだと思います。
ほぼ日の出と共に登山開始したのですが、
朝早くから登る人は意外と少なく、
土曜ながら静かな山登りを満喫出来ました。
前日かなりの積雪があり、上部は冬山のようなサラサラ雪でした。
ただしカチコチに凍った雪は無く、アイゼンなしでも行ける状態でした。
念のため合戦小屋からはアイゼン・ピッケルを装着しました。
天気はとにかく良く、雲ひとつ無い晴天です。
北アルプスはもちろん、富士山・南アルプス・八ヶ岳・浅間山・妙高と
ありとあらゆる山が勢揃い。
百名山だけでいくつ見えるのでしょうか？
合戦の頭からの森林限界上は天国のような世界でした。
当日は風も無く、実に穏やかな天気で、
気温も高く、Tシャツ1枚でいても寒くないくらいでした。
さすがに下山時は雪はベタベタになりましたが、
花崗岩中心の土壌のため水はけが良く、
登山道はそれほどグチャグチャにならずに
比較的歩きやすい状態をキープしていました。
下山時にかなり沢山の登山者とすれ違いましたが、
皆暑くて苦しそうでした。
やっぱり早い時間帯から登り始めて正解でした。