大峯山 前鬼、大日、釈迦、孔雀、弥山辻から天女ノ舞


- GPS
- 136:00
- 距離
- 28.9km
- 登り
- 2,213m
- 下り
- 1,349m
コースタイム
8月17日(水) [4:00起床]前鬼---太古ノ辻---大日岳---深仙ノ宿---釈迦ヶ岳---橡ノ鼻---孔雀覗---仏生ヶ岳---18:00楊枝ノ宿小屋(幕営)
8月18日 楊枝の宿小屋---楊枝ノ森---舟ノ垰---禅師ノ森---弥山辻---レンゲ道---天女ノ舞---栃尾辻---林道==(車)==天ノ川温泉==(車)==JR大和路線高井田駅+++八尾
天候 | 8月16日 雨のち曇り 8月17日 晴れのち曇り 8月18日 濃霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この時期、大峯の水場は例年どおり渇水期です。 前鬼は水が豊富です。 しかし予想どおり深仙宿の香精水は枯れていました。 鳥ノ水のみチョロチョロ出ていました。 山と高原地図のコースタイムでは釈迦から楊枝宿避難小屋までは2時間でしたが、 5時間も要してしまいました。 釈迦から孔雀へは2時間半は見ておいた方がいいかもしれません。 |
写真
ここ大日岳は両部分けの南に位置します。つまりここは胎蔵界なのに金剛界の大日如来が祀られています。金胎不二を顕しているのでしょうか?
感想
計画では前鬼から稲村までの大峯北部大縦走となる予定でしたが、
2日目に前鬼〜孔雀間に時間を要したため、弥山までたどり着けず、
楊枝宿避難小屋に泊まりました。
前鬼に着いた日、宿坊の主、五鬼助さんは大阪へ帰るところでした。
帰り際にミョウガをたくさんいただきました。
前鬼での夜、テントの中で月を見ていると、どこからともなく鈴の音が聞こえてきます。
キーーン、、、キーーン、、、キーーン、、、
鈴の音をだんだんこちらに近づいてきます。
山伏がこちらに向ってきているのだろうか?
と思いつつも、こんな夜中(22:00)に前鬼林道を歩いてくる人がいるのだろうか?
と恐ろしくなりました。
鈴の音は遠のいていきます。
朝になって気づいたのですが、その鈴の音の正体は鳥の鳴き声でした。
前鬼を7時頃出発。太古ノ辻まで3時間半(コースタイム2;20)かかり、
大日岳を登り、深仙宿で昼食。
釈迦を13:30出発。
この時点で弥山行きはあきらめ、楊枝宿止まりで計画変更。
しかし、孔雀までたどり着くのに時間を要して疲れ果ててボロボロ状態。
楊枝宿にたどり着いたのは18:30でした。
暗くなる前に到着できてよかったです。
山と高原地図のコースタイムが短めだったことも確かですが、
荷物につぶされたことはいうまでもありません。
水場が少ないことを見越して、水を5リットルもかつぎました。
ザック重量は23kg
さすがに18kgを超えるとキツイです。
ザックは70+15リットルのロウアルパイン コントワー3
15年目のザックで今回の山行で引退です。
実はこのザック、私の身体にフィットしていなかったのです。
釈迦ヶ岳山頂は古田ノ森方面からの登山客でにぎわっていました。
釈迦の下山途中に出会ったパーティー以外、弥山辻まで誰とも、獣とも
会わない心細い山行になりました。
楊枝宿避難小屋では、小屋の中にテントを張りました。
小屋の外から工事の音が聞こえてきたので、こんな山奥で夜中に工事するのかと
耳をすまして聞くと、風のうなる音でした。
翌朝、楊枝宿から弥山辻までは深い霧と風の中を歩く厳しい道程でした。
5メートル先がやっと見えるくらいの視界でヘッドランプをつけて歩きました。
舟の垰は道がぬかるみ、倒木で塞がれていました。
弥山辻まで来たとき3人連れの男性と出会いました。
その後、私は八経に向かったのですが、50m歩いたところで
このまま洞川まで歩いたところで天気は回復しないだろうと思い、
川合に向かうことにしました。
弥山辻からレンゲ道を通り高崎横手出合付近で3人組に追いつきました。
そこから4人で行動を共にし、
私が以前、天女ノ舞で道迷いしたことを言うと、
長老がそこに行こうというので、カナビキ道出合付近で荷物をデポして
天女ノ舞に向かいました。
その後、4人で天ノ川温泉につかり、メシを食べて、
Mさんといっしょに大阪まで車で送ってもらいました。
※弥山辻からはannyonさんのレコを参照してください。
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